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エアーズロック/ウルル・カタジュタのサンセットや観光方法!オーストラリア旅行記

ウルル。エアーズロックの夕焼け突然ですが「世界の中心で愛をさけぶ」というベストセラー小説を読んだことがありますか?長澤まさみ主演で映画化されたり、綾瀬はるか主演で連続ドラマ化もされ話題になりました。私のおすすめはドラマです。ドラマでは白血病で倒れてから死がおとずれるまでの葛藤期間が長いため、じわじわと悲しさがこみ上げてきます。
主人公のアキは闘病中に恋人のサクにオーストラリアへ連れて行って欲しいと頼みます…。そしてサクはアキの望みどおりその骨を「ウルル」で撒くのです。。涙の名シーン(T_T)。その「ウルル」こそがタイトルにもなってる「世界の中心=へそ」であり「オーストラリアのど真ん中」にあり、英語では「エアーズロック」と呼ばれています。BGMには柴崎コウの「かたちあるもの」をお選びください。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!

2007/3/19の昼過ぎ、メルボルンからエアーズロックへ到着。空港からエアーズロックリゾートまでは無料シャトルバスが走ってて宿泊先を告げると連れて行ってくれます。エアーズロックリゾートとは、エアーズロック観光の拠点になるホテル、ショップ、ツアーデスク、スーパー等が集まった場所です。私は迷わずキャラバンパークでのテント泊を選びました。初日はパワーサイト(電源あり)を選んだのでA$15.5/人でしたが、電源はキッチンにもあることが確認できたので、2日目以降はノンパワーサイトのA$13/人にしました。
ここのテントサイトは天候も悪く居心地があまりよくなかったです。特に夜になると外にあるキッチン&ダイニングは蛾や羽蟻やゴキだらけになり、とても使えたものではなかったです。。それでもそこに寝てる欧米人パッカーとかはすごいなと思いました。それでもここに5泊した理由は天候が悪かったからです。エアーズロックは暑い!と思ってきたのに、本当に暑かった夜は1日だけで残りはむしろ寒かったです。
そして初日と最終日を除くと雨天ぎみで、サンライズ(日の出)もサンセット(日の入り)もあまりいい状態では見られず、また登頂禁止の日が続きました。それでも日程的に5泊が限界なので、ギリギリまでねばってみることにしました。
エアーズロックでは大きく分けて、原住民語でUluru:ウルル。英語でAyers Rock:エアーズロックKata Tjuta:カタジュタ。英語でThe Olgas:オルガの2つの観光地があります。そしてそのそれぞれのサンセットとサンライズを見られる場所も別にあります。すなわち、ウルルやカタジュタはあまりにも大きくて広すぎるため、そのふもとでは全景を眺められないので、登頂したりウォーキングしたりする場所からはかなり離れた場所に行かないと、サンセットやサンライズの太陽光を浴びたきれいな全景は見ることができないのです。
全てかなり離れてて歩ける距離ではないため、ツアーかレンタカーを利用するしかありません。私が選んだのはツアーでもレンタカーでもなく、トランスファー(送迎)のみを乗り放題(ウルル、カタジュタ(風の谷とオルガ渓谷)、ウルルサンセット、ウルルサンライズ、アボリジニカルチュラルセンター)で提供してくれるUluru Expressです。ピックアップ時間はだいたい決まってるのでレンタカーほど自由に行動はできないけど、2~3日目の天候が悪かったので結果的には大正解でした。
ウルルに書かれたアボリジニアート ウルルのサンセット エアーズロックでもテントで5泊
ツアーだと雨天決行で、サンセットが見れなくても登頂できなくても同じ料金を支払う必要があるし、レンタカーだと延長・延長で結果的には高くなってしまいます。私は3日間A$140のを購入したけど満足出来なかったので、2日間A$125のを購入して計5日間、ウルルとカタジュタを満喫しました。2日、3日の乗り放題チケットにはA$25のパーク入園料も込みです。
このUluru Expressは慣れると便利ですが慣れるまではシステムが分かりづらいのでもう少し説明します。まず全て事前に予約する必要があります。サンライズは前日までに予約の必要があります。予約方法は電話かドライバーに伝えます。予約してると宿まで迎えに来ます。出発時間はだいたい決まってて、ウルルサンライズは毎朝5:45、ウルルサンセットは毎夕17時過ぎに迎えに来ます。また、ウルルへ行くのは何時頃でもOKですが、カタジュタは遠いため、午前に1回、午後は13時から風の谷、15時からオルガ渓谷へ行くことができます。
まず初日は15時にチケット購入したので、カタジュタへは行けずウルルへ行きました。雨上がりだったため登頂禁止。ウルル登頂はちょっとした雨や雨予報や風などですぐに禁止になります。そもそもウルル登頂は原住民アナング=アボリジニの一族にとっては許されざる行為であり、登頂のスタート地点にも日本語も含め何ヶ国語かで「聖なるウルルに登らないで!お願いします」と書かれています。
そのうち完全禁止される日も来るかもしれません。ウルルでの観光収入の一部はアナングにも分けられてるので、しぶしぶ黙認してる形になってるそうです。だからこのことを尊重する旅行者の多くはウルルへは登頂しません。しかし私は登頂したいと思っています。ウルルは近くから見るとただの1枚岩です。本当にとてつもなく大きな1枚岩です。世界遺産にも登録されています。
近くからではあのフリスビー型は全く想像できません。周りは歩けるようにウォーキングトラックが整備されています。全周歩くのは3時間くらいかかります。初日は時間がなかったので、Mala Walk:マラ・ウォークという女性にとっての聖地のみを歩きました。アボリジニがウルルに描いたロックアートも見れました。本当に聖なる場所にはロープが張ってて写真撮影も厳格に禁止されています。が、旅行者の中にはそのエリアに入り、しかも写真撮影してる人達がいました……悲しいことに日本人です。。
ウルルからウルルサンセットの場所まではまた15~20分くらいバンで移動します。この時期のサンセットは19時少し前ですが、18時前には既に三脚を立てたり車に乗ったりしてウルルサンセットを待つ人達でいっぱいです。ウルルは時間や天候によってその見え方や色が変わります。晴れた日は青い空と緑の大地の間に茶色の姿を、雨天時は曇り空に暗い姿を滝を流しながら、そしてサンセットでは横から当る太陽光を反射して真っ赤に染め上がります。
この日はウルル周辺が曇ってたのでサンセットは見れないと思いましたが、太陽が沈む辺りに雲が少なかったため、真っ赤に染まる姿を見れました。その横にも出ててラッキー写真を写せました♪。赤い姿は1分も続かないくらい一瞬の出来事でしたが感動的☆。ちなみに5日間サンセットを見続けたけど、見れたのはこの初日1日限り。。。
1日や2日しか滞在しない人がほとんどなので、あとの4日間はそんな残念な人達との出会いと別れを繰り返しました。春休みなので卒業旅行や家族旅行の日本人が一番多かったですが、韓国人、ドイツ人、スロヴァキア人とも仲良くなりました。カナダからの老夫婦とも意気投合して、アンラッキー写真を一緒に写しました。

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