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世界遺産カカドゥ国立公園でクロコダイルや鷲の餌付けクルーズ!オーストラリア旅行記

クロコダイルクルーズ入口2007/4/7は、チェックアウトすると図書館へ行きました。イースターですが今日と明日の土日は開いてるのです。しかし土曜は13時からオープンだと分かり、あきらめて宿へ帰りダイニングで過ごしました。そして11:30前にレンタカーのThriftyへ行きましたが、「5MIN RETURN」の張り紙があってオフィスは閉まってました。
Thriftyのおじさんが戻ってきたのはそれから20分近く後でした。どうやら私が乗る車をどこからか運転してきたようです。そして支払う段階で、私のANAのVISAクレジットカードでは何度やってもエラーになったので、もう1つのP-ONEのMASTER CARDで支払いました。エラー理由は分かりませんが限度額かもしれません。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!

無事支払いを済ませて、バックパックを積んで、座席の高さなどを合わせた後、Thriftyオフィスへ行ってみるとなんともう閉まってました。今日は私のためだけに開けたのか、土曜だから正午までだったのでしょうか。。特に問題もなかったので、そのままカカドゥ国立公園へ向かうことにしました。町を抜け出すのがいつも最難関だと思ってるのですが、今回もかなり迷ってしまいました。
カカドゥへ行く道はまずStuart Highwayにのってから、途中でArhnem Highwayにのりかえる必要があるのですが、この分かれ道が思ったよりも遠くにあったため、違う道で曲がったりしてしまいました。でも実はそのまま直進すれば良かったのです(^^ゞ。そんなわけで、予定よりもかなり時間がかかってしまいました。Arhnem HW沿いのダーウィンから60~70KmのとこにあるAdelaide River Queen:アドレード・リバー・クイーンの、13:30発クルーズには余裕で間に合うと思ってたけど、途中でWetlandという違う場所のクルーズ乗り場に迷ったりして時間ロスしたこともあって間に合いませんでした。
結局そこに着いたのは14:30前で、その日最後の15時発クルーズに申し込みました。21周年記念ということで、通常A$30(約3,000円)なのがA$21/人と安くなってたのはラッキー♪でした。ここは、Jumping Crocodile Feeding Cruise:クロコダイルの餌付けクルーズで有名なのです。
黒い枝に見えるクロコダイルが近づいてきます 船の横で餌を餌を待つクロコダイル 豚肉をつるすと狙いをつけます
15時を過ぎてもクルーズが始まらなかったのは、アドベンチャーツアーの団体が着いてなかったからです。そしてその団体が到着したと同時にクルーズはスタートしました。船は思ってたより大きくて乗客も30人以上乗っています。1階は水面の高さで見ることができるエアコンのついた大きな船室です。2階はデッキで少し高いとこから川を眺めることができます。私は当然、2階のいい席を陣取りました(^^)v。船が出発してしばらくすると、黒い枝のようなものが流れてるのが見えました。しかしそれがCrocodile:クロコダイル=ワニだったのです。
オーストラリアの北には川や湖がいくつもあります。そしてそのほとんどにはクロコダイルが生息してるそうです。主に2種類いて、Salt Water Crocodile:イリエワニという海水でも淡水でも生きられる種は、世界有数の狂暴ワニであり、大きいのは7mにも達するそうで、人さえも襲います。もう1種はFresh Water Crocodile:オーストラリアワニで、主に淡水に群れで生息して、イリエワニよりも体も口も小さくて、人を襲うことはほとんどないそうです。このアデレードリバーには1600匹のイリエワニ(狂暴な方)が生息してるそうです。
船の左右から大きなクロコダイルが近づいてきます。爬虫類独特の恐ろしげな目だけを水面に出してのっそりと泳いできます。普段はゆっくり泳いで獲物を狙ってるけど、獲物を見るけるとものすごい速度で泳いでくるそうです。このクルーズ中も川へ落ちたら間違いなく無事には戻れないと思います。船の真横にクロコダイルが来たら、クルーズスタッフが豚肉を長い釣竿のようなものにつけて、クロコダイルの上でぶらぶらさせます。するとクロコダイルは餌に噛みつける角度にゆっくりと回ります。そして急に大きな口を開けて餌へ飛びつきます!
豚肉目指してジャンプ!あれ? 豚肉目指して再ジャンプ!あれ? 豚肉確保失敗!無残に落ちていきます
餌を持ったスタッフもそう簡単には取られないように、クロコダイルが飛びついてきたと同時に餌を少し引き上げます。すると餌の捕獲に失敗したクロコダイルが無念という感じで落ちていきます。そして2~3度繰り返すうちに、ものすごい高さのジャンプをして餌を奪っていきます。全身が川から出そうなくらいジャンプするのですが、どうやってジャンプしてるのか不思議です。たぶん少し潜ったとこから浮力で浮上する力を利用して、尾でも水を蹴ってるのだと思いますが違うでしょうか?
沈黙の艦隊」という私の好きなマンガで潜水艦が飛んだシーンを思い出しました(^^;(ちょっと例えが違うけど)。クロコダイルは次々と船へ近づいてきます。そのたびにスタッフが豚肉でクロコダイルをジャンプさせて、観客は歓声を上げたり、写真撮影したりしました。小さな女の子に餌つき棒を持たせて餌付けさせてあげたりもしてました。
6~7匹のジャンピングクロコダイルフィーディングを見た後は、シーイーグル:水辺のワシの餌付けも行ってくれました。するとすごい数のシーイーグルが上空に来て餌を待ってました。餌を投げるとさすがに空中では取れないけど、川に落ちた餌をV字型で落下&急上昇して見事にキャッチしていきます。それが終わると船は出発した場所へ戻り、クルーズは終了となります。
再び豚肉目指してジャンプ! やっと豚肉キャッチ!食いつくと放しません シーイーグルたちも必死に餌を追います
1時間ちょうどのクルーズだったので16時に再びカカドゥ国立公園へ向けて出発です!タスマニアでの苦い?経験もあったのでなんとか暗くなる前に今日の宿泊先へ着きたいと思いました。途中の見所として、巨大なシロアリ塚や、野鳥の多く見れる場所なども行きたかったのですが、時速100km以上で走ってたので見つけた時にはもう止まれず、Uターンするのも面倒で時間がなかったので帰りに寄ることにしました。
そして明日宿泊予定の町Jabiru:ジャビルーの手前の道で曲がり、今日の宿泊予定の町へと向かいました。その道の途中の橋近くには多くの車が止まってて、また前に走ってる車も止まったりしました。たぶん、川にいるであろうクロコダイルを探したり、川で釣りをしてるアボリジニの様子を見たりしていたのでしょう。私も一度だけ戻って見てみましたが、クロコダイルの気配も釣れそうな感じも全くしなかったのですぐに出発しました。
またある場所で止まってる車は何か写真を写してるようで、チラッとそちらを見るとオレンジ色っぽい子犬のようでした。しかし通り過ぎてから気がついたのですが、それはDingo:ディンゴの子供だったのかもしれません。ディンゴは犬と区別がつかないけど、犬より危険で狼のような肉食の動物です。このへんでは野生ディンゴがよく見られるそうです。1匹くらいだとそれほど怖くないみたいだけど、夜などはやはり危険です。
Cooinda:クーインダの町に到着したのは、もう陽も落ちた19時過ぎでした。キャラバンパークへの道は暗くて少し迷ったけど、なんとかたどり着き、車のライトを頼りにテントを張りました。蚊が大量にいたので蚊取り線香もつけて格闘しながら張りました。キッチンがないことは調べていたので、ダーウィンで買ってきたイワシとコーンの缶詰とパンだけで質素な夕食をすませました。そして暗闇の中やっとテントに戻りついて(-_-)zzz「コテッ」と寝ました。。

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