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ハリファックスで世界遺産ルーネンバーグやタイタニック博物館を観光!カナダ旅行記

世界遺産ルーネンバーグ

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!


今日は、タイタニックから救助された人達が到着した町、ハリファックス内での観光と、その郊外にある世界遺産ルーネンバーグの観光についてお伝えします!
6/15も早起きしてまだ誰もいないダイニングでネットしてました。ワイヤレスネットが無料で使い放題でしかも速いと、調べ物や予約などができるしSkype(ネット電話)も使えるので、旅のスピードが上がる気がします。この日も朝のうちに、明日のルーネンバーグツアーや、プリンスエドワード島での宿泊場所を、メールと電話で予約しました。そして、島へのシャトルバスや観光方法、ツアーもほとんどチェックできて、次の日にメールと電話で予約しました。

午前中はかなり寒かったけど、町をぶらぶらしました。まずは港へ行って、小さな島に浮かぶ燈台を眺めました。そしてグランパレードという広場へ行き、City Hall(市庁舎)や、セントポール英国国教教会などを見学しました。その後、カナダ最古の州議事堂も概観だけ見に行きました。
午後は、シタデル場所・料金等](Halifax Citadel National Historic Park)を見学に行きました。小高い丘の上にある要塞で、上空から見ると星形八角形に見えるそうです。その形から、函館の五稜郭と姉妹都市になっているそうです。1749年にイギリス軍が、ケベックから攻めてくるフランス軍に対抗するために作った海軍基地が最初だそうです。その後、今のような星形になったのは、1856年にアメリカ合衆国からの攻撃に備えてだそうです。
入口には、民族衣装のような軍服?を来た人が立っています。今は軍基地として機能してないと思うので、観光地として臨場感を出すために立ってるのでしょうか(^^)?中にはパイプのいっぱいついた笛?を吹いて演奏してる兵隊姿の人もいました。敷地内を歩いてると星形になってることにはほとんど気づきません。この要塞の歴史を語るショート映画を見ることができますが、英語が分からなくてもわかりやすく作ってます。あと、兵器博物館のようなのがあり、いろんな国の今や昔の兵器が展示されてました。敷地内には大砲もあり、毎日正午には空砲を打つショーが行われます。
シタデルを上から見た図 シタデルの中の様子 タイタニックからの遺品
その後、大西洋海洋博物館場所・料金等](Maritime Museum of the Atlantic)へ行きました。船に関する博物館です。17:30に閉館なのに17:00前に行ったので入場料は無料にしてもらえました(^^)v。ここの名物は、タイタニックの遺品が展示してあることです。ハリファックスはタイタニックが沈没した場所にかなり近いらしく、沈没後に助かった人達がやってきたのがこの地だそうです。だから町の近くには、タイタニック乗客の身元不明者を埋めた墓が3箇所くらいあるそうです。タイタニック以外にも多くの船がこの海域で沈没してるそうで、多くのトレジャーハンターが現在も宝探しをして成果をあげてるそうです。
他には、海賊に関する展示もありました。軍隊では船長と水夫の賃金差が150倍以上もあるのに、海賊では2倍しか差がなく、かなりフラットな組織になってるそうです。また、ピーターパンの世界などで描かれる海賊船は大きくて立派なものだけど、実際の海賊船はもっと小ぶりなんだよという説明もあり目からうろこ(0_0)でした。海賊船の船長の肩によくいる?生きたオウムもいて、「Hello!」と挨拶してくれました。しかし実際の海賊で、肩にオウムを飼ってた船長は記録にないそうで、空想の世界だけの話らしいです(^^)
6/16は、9:30にツアーのミニバスが宿へと迎えに来ました。この日は日帰りで、世界遺産ルーネンバーグ場所・料金等](The old town Lunenburg)と、ペギーズコーブ、マホーンベイ場所・料金等](Peggy’s Cove & Mahone Bay)を廻るツアーに参加しました。なんと行きは私だけで貸切状態でした(^o^)。あいにく天候は悪く、ハリファックスは雨、ルーネンバーグは曇で霧の濃い日でした。
まずはマホーンベイに寄りました。マホーンベイは、ペギーズコーブとルーネンバーグの間にあります。18世紀に多くのドイツ人がやってきたそうで、3つの色違いの教会が並んでる姿が撮影スポットにもなってるのですが、あいにく霧がすごくてきれいな姿は見られませんでした(>_<)。町にはかわいい雑貨屋や銀細工の店が多いです。でも後で調べると「銀」ではなく「すず」の産地だそうです。 その後、ルーネンバーグへ行きました。ここでは約2時間半の自由行動時間でした。曇りぎみで霧も出てたので、写真が全て暗くなったのが残念でした。それでも18世紀にイギリス植民地として築かれた町並みはとてもきれいで、家を見て歩いてるだけで時間を忘れてしまいそうになります。家の色はカラフルで、青、赤、黄、緑などを基調にして白をおり混ぜた配色になっています。特に目立つ建物では、アカデミーやいくつかの教会などがあります。 マホーンベイの景観 ルーネンバーグの景観 ペギーズコーブの燈台
海岸沿いにある大西洋漁業博物館(The Fisheries Museum of the Atlantic)の赤い建物は一際目立っていて、博物館の中も結構楽しめます。まずミニ水族館があって、いろんな魚を見れます。なぜか変な顔の魚や、うなぎなど、変わった海洋生物を集めています。次にロブスターコーナーでは、1日に数回説明会があります。そしてとてつもなく大きなロブスターの剥製?を見ることができます。このへんはロブスター漁がさかんらしいのですが、そのロブスターを捕らえるトラップボックスも多く展示されてました。狭い穴があると後ろ向きに入ってそのまま出れなくなるのを利用して捕まえます。博物館では、港に停泊している「Blue Nose Ⅱ」という船のレプリカも乗船して見学できます。この船は10セント銀貨の裏にも刻まれてるそうです。世界遺産だと言われれば確かに町並みがきれいだけど、この程度なら他にもいっぱいありそうだと私的には感じました。
帰りのバスにはハリファックスへ帰る欧米系女性2人が乗りました。そして、ペギーズコーブへ向いました。ペギーズコーブはとても静かな漁村です。村の入口の岩には村の名前と人口(40人)の記述がありました。村は歩いてもすぐに廻れる広さで、一番奥には名所の燈台があります。その燈台の周りは岩だらけでかなり殺風景なのですが、そんな中に燈台があることが珍しいため名所になったようです。この岩場は氷河に削られて堆積したものだそうです。村の中には、有名な芸術家が、猟師たちの姿を彫った岩もありました。18時頃にハリファックスへ戻ってきました。
宿へ帰ると、ワーホリ日本人がいたので、少し話しました。西海岸バンクーバーからずっとバスで廻ってきたそうです。途中、グレイハウンド(バス会社)のストライキなどにも遭遇したけど、ずっとバスで旅して来たそうなので、とても参考になりました。キッチンでは、ロブスターを買って来て食べてる欧米系カップルがいたので写真を撮らせてもらいました。すっごいおいしそう♪だったので、私もそのうちトライ!しようと思いました。そして夜はいつもより遅くて1時過ぎに(-_-)zzz「コテッ」と寝ました。

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