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ウユニからチリへ。自然の真ん中を走る in サンファン、コロラダ湖

赤い湖、コロラダ湖アタカマ超えの (by ゆめぽろEarth
 安宿・ネット 移動手段


ボリビアのウユニ塩湖から、チリのアタカマへ抜けるツアーは見所も多くて人気です。標高約4000~5000m近いのでこの時期、昼も肌寒く夜は極寒でした。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!


さてクイズ!ゆめぽろ丼。ウユニからアタカマへ抜けるツアーでは、世界最大の塩湖、間欠泉や奇岩や湖など見所がたくさんありますが、最終日には日本人が大好きな気持ち良いアトラクションが待ってます。さてそれは何でしょうか?

2008/5/10の昼、ランクル(大きな車)が迎えに来てウユニ塩湖を走って魚島へ向かいました。ほんの10日ほど前に、日本人とイスラエル人の乗ったランクル同士が衝突炎上して全員死亡(片方のドライバーは生き残ったらしい)した現場も通りました。その付近の地面だけ真っ黒だったので、真っ白な塩湖の世界ではすごく目立ってました。
花が供えられ十字架も置いてありました。ドライバーにはあらかじめ、その場所に少しだけ止まってほしいと言っていたのですが、あっさりとスルーされてしまいました(>_<)。2次災害を避けるためかも知れませんが。それにしてもこんなに見通しの良い場所で正面衝突するとは、酔っ払い運転だったという噂も真実かも知れないなと感じました。 塩湖の魚島はサボテンの島 魚島のアーチから塩湖を
魚島(Isla de Pesca)はウユニ塩湖の奥の方にあり、塩ホテルのプラヤ・ブランカ(Playa Blanca)からは1時間くらいで着きました。魚の形をした島なのでこう呼ばれています。インカ時代からのサボテンがたくさん生えています。島への入場料は、BOB15(ボリビアーノ。約220円)でした。島へ登ると塩湖の白一面を見渡せてすばらしいです。島は本当にサボテンや岩だらけで、岩のアーチから塩湖を眺めることも出来ます。
魚島の見学後にランチタイム。リャマ肉(llama)を焼いたのと、穀物はウユニの日帰りツアーでも食べたキヌア(Quinua)、キュウリとトマトのサラダでした。リャマ肉は少し臭みもあるけど豚に似た感じでおいしいです。キヌアは必須アミノ酸を全て含む奇跡の穀物と言われ宇宙食にも利用されるほど注目された食品だそうです。
サンファンでの夕焼け
昼食後、またランクルで塩湖を走って今夜の宿泊先へ向かいました。やがて草原地帯に入り、リャマやビクーニャの群れを見かけました。これらはラクダの仲間で、南米には他にアルパカ、グアナコもいます。サンファンの宿へ到着すると、外できれいな夕焼けを見てから夕食でした。Pollo(チキン)の焼いたの、野菜スープ、ポテトとバナナを揚げたの、サラダ等でこれまたおいしかったです。夜はかなり寒かったけどベッドの中は暖かくてぐっすり眠れました。
5/11は、朝食を食べてからまたランクルで移動開始です。1時間半くらい走ってから、溶岩で出来たような場所で降りて奇岩を見学。向こう側には火山も見えました。雪化粧したように白かったけど、たぶん火山灰だと思います。説明はスペイン語だったのでよく分かりませんでした。塩湖と同様、周囲には人工物がなくて青空がとてもきれいでした。
溶岩と青空と遠方に火山 溶岩で出来た奇岩と青空 湖でフラミンゴの大群
ちょうど正午に標高4125mのエディオンダ湖(Laguna Hedionda)に到着。湖ではフラミンゴの大群を見れました。少し離れてたけどピンク色がきれいでした。ひたすら湖の中の餌を食べていました。どのフラミンゴもかなり太めだったので周辺には餌がたくさんあるのかも知れません。こんなに多くのフラミンゴを見れる機会は、それほど多くないと思います。ガラパゴス旅行記]では一羽だけでしたし。
そこでランチタイム。チキンのササミっぽいの、パスタ、サラダなどでした。キツネが一匹うろうろしてる姿も見れました。人間の食事を狙ってるのでかなり近くまで寄って来ます。キツネは犬そっくりだけど、尻尾に厚みがあります。私は野生動物には餌をあげないようにしてますが、欧米人や現地人にはあげる人もいるので期待して近づいてくるのでしょう。かわいい顔♪をしてました。
太めのフラミンゴだらけ 青い湖と青空ときつね君
そしてまたランクルで移動。15時頃に大きな岩が集まった地帯に到着して見学。どうやって出来たか分からないけど、頭でっかちの奇岩もありました。塩湖からの同行者は、日本人男性パッカー2人とオーストラリアの母と娘です。みんなそれぞれ岩に登って写真を写したり、奇岩と一緒に写真撮影したりしました。ここも青空がきれいでした。
16時頃、赤色のコロラダ湖(Laguna Colorada)へ到着。残念ながらここでフラミンゴは見れませんでした。赤い色も聞いてたほどではなく、近い場所はほとんど青で奥の方だけ真っ赤でした。
巨石、奇岩の集まり場 巨石、奇岩の集まり場 赤い湖、コロラダ湖
この日はここの宿で宿泊。きれいな夕焼けを見た後に夕食。標高5000m近いので超寒いです。持ってる防寒具を全て着ても寒い。おまけに高山病で胃が膨張してトイレが近くなったり、少し頭痛したりもしました。それなのに最終日ということでツアーガイドがワインをプレゼントしてくれたのですが、アルコールは高山病悪化のもとにもなるので飲みませんでした。そして食後の会話もそこそこにすぐベッドに入って眠りました。
5/12は、午前5時半に起きて朝食も食べずにランクルで出発しました。そして約1時間後に間欠泉に到着しました。ここの間欠泉は10m以上もの高さまで、止まらずにずっと噴出してるのがすごい迫力です。しかも触ることが出来ます。高地だし早朝なので気温はマイナス近いと思うけど、噴出してる間欠泉は暖かいので気持ち良いです。
そして間欠泉から更に30分くらいランクルで走ると、温泉と言うか露天風呂に到着しました。既に先客の欧米人がたくさん入っていました。私も入るつもりで水着を持っていったけど、あまりにも寒いので服を脱ぐ気がしなかったし、高山病で頭痛もしてたので入るのは諦めました。湯は温かいけど上がった後が寒そうですし。夏(12-2月)ならもう少し外も暖かいので入る気になったかも知れません。
あちこちで噴き出る間欠泉 寒暖差が超大な露店風呂 青空、赤山、青い湖!
そこで朝食を食べました。寒いので建物内で食べたかったのに、私たちのドライバー券ガイドは何事にも要領が悪くて、席を確保出来なかったみたいで、外で食べることになりました。外は寒すぎです。フルーツのヨーグルトがけもおいしかったけど、寒かったのでお代わりする気にはなりませんでした。朝食後また出発。
9時頃にベルデ湖(Laguna Verde。緑の湖という意味)へ到着。この日は緑色ではなかったけど。この時点で、高山病と寒さのためにもう何もする気が起きませんでした。そして10時頃にボリビア国境に到着。小屋みたいなとこで出国手続きを済ませました。この小屋以外、本当に何もないとこです。オーストラリア人の母娘はチリへは抜けないでウユニへ戻るのでここでお別れです。
これでウユニ塩湖を含めて3泊4日の旅は終わりです。途中、高山病や寒さにも苦しんだけど、人工物など全くない大自然の世界を十分に満喫出来ました。いくつか寄った湖ではそれぞれ違った風景を見れたし、他の見所もたくさんあって本当に楽しかったです。同乗者にも恵まれ面白い話をたくさん聞けたのもラッキー♪でした。おすすめコースです!
そしてしばらく待ってからチリのサンペドロ・デ・アタカマへ向かうバスが来たので乗り込みました。かなりの山道を走るので中型バスです。今朝は早かったので1時間半のバス内では爆睡でした。起きると標高が下がってて高山病の症状もなくなり、かなり暑く感じたので着てる服を脱ぎました。
と言うわけで、クイズ!ゆめぽろ丼の答えは「露天風呂」でした(^^)/
Gracias(グラシアス。スペイン語)「(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」、
Buenas Noches(ブエナス・ノチェス)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」

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