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夫婦の世界一周バックパッカー海外旅行記。135国、世界遺産595を訪問。写真や動画やホテル情報などを紹介!

クスコから天空の城へ格安で歩いて行く方法 in マチュピチュ

マチュピチュ日光浴リャマペルーのマチュピチュはインカ帝国の遺跡であり、世界中の旅行者のあこがれの地です。標高約2400m。この時期、昼はかなり暑くて夜は少し肌寒かったです。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!


クイズ!ゆめぽろ丼(解答は本文中)。世界遺産にも登録されてるマチュピチュ遺跡は、ペルーにとっては大きな収入源です。外国人向けのクスコからの片道鉄道代と大人の入場料は日本なみに高額ですが、それぞれ日本円換算でいくらだと思いますか?。私の行った2008年6月の料金と為替レートで計算してます。ちなみにペルーの定食はフルコースで100円くらいから食べれます。

インカ帝国の首都だったクスコ[写真ブログ]や南米三大祭りのインティライミ[写真ブログ]については、次回以降に書きますのでお楽しみに。今回はこの世界一周の旅の中でもハイライトであり、多くの人にとってあこがれでもあるマチュピチュについてです。
2008/6/17の早朝、まとめた荷物を持ってペンション八幡を出発しました。バックパックなど大きな荷物は宿に預かってもらいました。昨晩寝るのが遅かったのでかなり眠かったけど、今日中にマチュピチュ村に着きたかったので急ぎました。私の行き方はバックパッカーには広く知られているけど、普通の旅行者はほとんど使わない方法です。

線路上をマチュピチュ村へ マチュピチュは人だらけ

ちなみにマチュピチュへの交通手段は普通はクスコからの鉄道を利用します。朝7時前に出発し約4時間で到着。帰りは17時頃にあるので急ぐ人は日帰りも可能です。ただハイシーズンや6月のクスコが祭り時期には混むため、かなり前から予約しないと買えないと聞きました。でも私は次の2つの理由から別の方法で行くことを選びました。1)時間はあるので万人とは違う行き方(冒険)をしたかった。2)鉄道の外国人料金が高額(片道48USドル。往復10,000円超!)なので節約したかった。
鉄道以外の行き方については、ペンション八幡、ペルー、ボリビアなどの日本宿の情報ノートにはよく書いてますが、最近行った人から聞くのが一番良いです。私のも含め過去ブログの情報とは値段も時間も行き方も変わってきますので。いちお参考のためと備忘録のために私が行った時期の情報を簡単にまとめました。本当はもっと何通りもあるようですが、旅人が使いやすいものだけをピックアップしました。全てマチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)までの片道料金です。時期や人数や交渉により値段は前後します。

インカのマチュピチュ遠景 水力発電所~サンタテレサ

1)計33USドル(約3,600円):クスコからバスでウルバンバで乗換、オリャンタイタンボへ、約2時間、4ソル。そこからマチュピチュ村へ鉄道で、約2時間、31~34USドル。楽チン♪だし、少しの工夫で全行程鉄道よりも片道で15USドルも節約、なのに移動時間は同じくらいという優れ技!バックパッカーでも帰りはこのルートを使う人が多いようです。短期旅行者にもおすすめ。
2)計10USドル(約1,100円):クスコからバス・コレクティーボ等でサンタマリアで乗換、サンタテレサで乗換、水力発電所へ。約6~9時間、15+10+4ソル。あとは線路沿いを約10Km、約2時間半~4時間歩きます。サンタマリアはクスコから見ればマチュピチュの先にあります。それで水力発電所まで戻ってから残りを歩きます。体力ない人でも歩けるくらいの距離だし何より格安プラン!日本人バックパッカーの往路としては一番人気で、私は往復ともこれで行きました!
3)計2USドル(約220円):クスコからバスでウルバンバで乗換、オリャンタイタンボで乗換、82Km地点(オチェンタイドス・キロ)へ。約3時間、7ソル。82Km地点はクスコとマチュピチュの間で、そこからは鉄道線路沿いを歩きます。約28Km、約7~8時間の体育会系ルート。警官に見つかるとやばいらしいので隠れましょう。線路歩きは想像以上に疲れるので、体力に自信がある人向け。でも意外と小柄な女性とかも行ってます。強盗(未確認)や野犬が怖いので複数人で行きましょう。
4)クスコから?インカ帝国時に使用されてた道、インカトレイルを歩いて行くツアーを旅行会社で申し込めます。1日にトレイルを歩ける人数は制限されてるし、欧米人にも人気の4日間コースは常に3ヶ月前まで満員だそうです。でも現地で数日待てるなら行けることも多いらしいです。4日間コースは設備により、500~1000USドルと聞きましたが未確認です。

雪化粧した山景色 リャマとマチュピチュ

では私の使った2)を説明します。まずクスコのアルマス広場から南西へ約1Km。左手にメルセー教会、右手にサンフランシスコ教会、左手にメルカド(Mercado Central)を見て、そのままSanta Clara通りを真っ直ぐ、交差する線路を渡ってさらに真っ直ぐ。サンチアゴという地区にサンタマリア行きバス会社がいくつかあります。この辺は治安悪いそうなので、暗い時間帯や女性1人ならタクシーを使った方がいいかも。複数人ならシェア出来るのでなお良いでしょう。
ところが私が着いたのは8時前なのに、既にこの日の8時のバスは満員で出発したということでした。次は午後までないらしい。どのバス会社に聞いても同じ回答。やはりインティライミの時期だからでしょうか。しょうがないのでその通り沿いの旅行会社っぽいとこや、コレクティーボを探しました。すると9時過ぎ出発のコレクティーボがあるとのこと。バスの倍の30ソル(約1,150円)と強気で値下げにも応じず、地元民も同じ値段でした。遅起きは何ドルも損!の典型ですね(>_<) 翌日出直すことも考えたけど行くことにしました。前半は未舗装道を走ったので失敗したと思ったけど、これが近道だったらしく、バスなら約6時間かかる道を3時間半でサンタ・マリアに到着しました。バスも途中で追い抜いたようです。標高3600mのクスコから出発して、途中約4300mもの峠を超えて、1000mのサンタマリアに到着。

サンタテレサへデスロード サンタテレサ広場の風景

そして乗り合わせたドイツ人女性2人と一緒にタクシーと交渉して、サンタテレサまで1人10ソル(約380円)で成立。バスがあれば5ソルで行けるらしい。水力発電所まで一気に行ける車もあるそうです。13時頃出発。この道は今までの人生で最も恐ろしい山道でした。助手席だったので本当に死ぬかもしれないと思いました。車1台ぎりぎりで通れるだけの山道を猛スピードで走るのです。まさにデスロード!
ちょっと横にそれると崖下へ転落してあの世行きです。しかも運転が下手そうな若者。それなのに2~3分毎にカーラジオのチャンネルを変えるのですが、注意散漫で目が前を向いてません!!たまに急ブレーキでスリップ!さすがに運転手もあわてますが慣れた感じでまたよそ見。1日に何度も往復してるので余裕なんでしょうが、初めての私にとっては生きた心地がしませんでした。
ちなみに後部座席に座ってた人達はあまり怖くなかったそうです。移動中はいつも寝てる私も今回だけは眠れませんでした。バスならもっとゆっくりだろうけど車幅があるので怖いかも。タクシーなのでバスで約2時間の道を1時間ちょっとでサンタ・テレサの村に到着。この村には温泉もあるので1泊する旅人もいます。ドイツ人達も1泊するので分かれました。

水力発電所までのミニバン 鉄橋横の歩道を通る

公園で降ろされたけど村人に聞いてバスターミナル兼メルカドへ。コレクティーボは客集めをして30分後に出発しました。1人4ソル。この道もかなりの崖を走りましたが、さっきのよりはましでした。45分で水力発電所に到着。既に15時過ぎ。9時過ぎに出発したわりには早く着きましたが、暗くなる前にマチュピチュ村へ着かなきゃと思うとあせりました。ちなみにこの場所からマチュピチュ村まで鉄道でも行けるようです。本数は少ないですが。
線路の上をいざ出発。最初はスタンドバイミーみたいな気分でしたが、やがて線路の上を歩くのはかなり疲れるし、なかなか進まないなぁと思い知りました。また、先が曲がり角で視界が狭い場合は列車の音を聞き逃さないよう注意してました。ぼぉっとしてるとひかれるかもしれないので。幸い、クスコとは逆方向から向かっているので、線路をはしって来る列車は1度だけでした。上の3)の方法で行った場合はもう少し頻繁に列車が通ると思うので要注意かも。
列車以上に注意しなきゃいけないのは野犬です。私が歩いてる時も1回だけ2匹の野犬に吠えられ、走ってきて威嚇され、追いかけられたりして怖かったです。しかし南米全般の野犬対策を心得てたので大事には至りませんでした。その策とは石と棒です。特に石は投げるふりだけでもすごい勢いで逃げていくので必須アイテムです。かわいそうだけど、噛まれたり引っ掻かれたりすると、狂犬病の注射が待ってるので心に鬼にするしかないでしょう。

マチュピチュ村はあと少し マチュピチュ村は温泉街

そして線路歩きの後半には、マチュピチュやワイナピチュっぽい山も見えたのですが、果たしてあの位置から見えたのかどうか。線路からはずれてからは右方向のマチュピチュ遺跡へ行く道と、左方向のマチュピチュ村へ行く道に分かれてるので、分からなければ地元民と歩いてる人に聞いた方がいいと思いますよ。かなり早歩きで休憩も少なめに飛ばしたので、約2時間半でマチュピチュ村(昔はアグアス・カリエンテスと呼ばれてました)に到着。
この村へ入るとすぐに宿の客引きがやって来ます。でももう18時を過ぎてたので宿を探す前に急いで翌日のマチュピチュ遺跡への入場チケットを買いに行きました。チケット売り場は大きな広場から教会を正面に見て右手の道を登った場所にあります。遺跡入場料はとても高額で、122ソル(約4,600円。学割で61)もします。近いうちに10,000円を超える設定になるという噂もあります。学生証のチェックはかなり厳しいので偽が見つかるとその場で没収されてパンチングされるそうです。
無事にチケットを購入後、その前の道を登って行き、いくつかの宿を比較して一番きれいでお湯シャワーも出るHostel Yakumamaにチェックインしました。夕食はメルカド(市場)の近くの食堂で食べました。観光地なので少しだけ高め(6ソル)でしたが手抜きはなくてとてもおいしかったので、翌日も同じ店に通いました(^^)。ペンネスープ、チキン、ライス、サラダ、ジュースのセットでした。そして1日の移動疲れもあったのですぐ爆睡しました。

パスタたっぷりスープ チキン定食。ポテト好き♪

6/18の早朝、マチュピチュ遺跡へのシャトルバスに乗るために朝5時前に起きて、荷物を持って徒歩5分のバス乗場へ行きました。バスチケットは前日買っておきました。まだ日の出前で真っ暗なのに外には観光客がいっぱいいます!そう、これが世界のマチュピチュなんですね。シャトルバスが何台も並んでいます。でも待ち時間もほとんどなくすぐ満員になり出発です。真っ暗な中どんどん山道を登って行き、約40分で遺跡入口前の駐車場に到着。
6時過ぎだったので、ちょうど門が開いたばかりでした。中へ入ると……これが夢にまで見た!マチュピチュです。すごい!!本当にすごい!大感動!。正直、ペルーではインカやプレインカの遺跡をかなり多く見てきてたので、今更マチュピチュを見ても感動は薄いだろうなぁと思ってました。ところが、そんな心配は全く不要でした。この遺跡だけは別格!ですね。
天空都市とも呼ばれ、標高2400mにあるマチュピチュ遺跡の観光については、次回の[写真ブログ]にて。お楽しみに。

村とマチュピチュ結ぶバス マチュピチュ入口混んでる

さて、マチュピチュ、ワイナピチュ、そして周辺の遺跡を観光し終わったのは16時頃でした。朝6時からですから、10時間も食事もせずに歩き続けたのでクタクタでした。行きと同様にシャトルバスで村へ帰りたかったのですが、グッバイボーイの道を歩きたかったので歩いて帰ることにしました。
グッバイボーイとは、マチュピチュからマチュピチュ村へ走るバスで見かける「グッバイ」だけ言って去る少年のことです。同じ少年が何度も「グッバイ」と言っては去るのです。バスは前進してるのに少年はずっと着いてくるのです。そして最後はバスに乗り込んできて拍手喝采♪。かわいい子供のがんばりに、観光客はみんなチップを渡します。でも最近はこのチップ収入で稼ぎ過ぎる子供が学校に行かなくなるとかで中止されてるらしいです。
その子供達が一体どういう道を駆け下りてるのか見たかったので歩いて帰りました。バスやトラックが走る車道はゆるやかなジグザグ道です。最初のうちはこの道をクネクネしながら降りたのですが、もっと効率良く降りられる道はないかと探したところ、木々で隠されてはいますが真っ直ぐ降りられる道を見つけました。かなり急な坂で滑ったりするので用心しながらでないと危ないとこもありますが、急だからこそ走り降りることも出来ます。

2日間通った定食屋 パスタ?やきそば風かも

グッバイボーイはまさにここを走り降りてるのだと思います。試しにちょっとやってみると、思ってたより簡単にバスに追い付けそうです。でも駆け降りるのに慣れてないと足をケガしそうです。そして山を降りてからはゆっくりと歩いて来たので、宿まで戻るのに約2時間かかりました。途中でマチュピチュ村を眺められる場所があるのですが、その景色はまさに日本の温泉街そっくりです。本当に温泉もありますが、ぬるいと言う話を聞いたし他の場所でも入ったので今回はパスしました。
そしてマチュピチュ村に着いた時には足が疲れきってて体力も限界近かったです。昼間暑かったのと、ろくに食事してないのもあります。夕食は食堂を探したけどアンティクーチョの屋台ばかりで、しかも高かったので昨日と同じ店で6ソル定食を食べました。ここのパスタもペルー名物のヤキソバ風パスタだったのにはがっかりでしたが。宿へ帰る途中でクスコ名物ビールのCUSQUENA(クスケーニャ)を買って飲みました。これの黒は酒好きには不評ですが、私は甘くて好きです。
6/19の早朝、5時前に起きて鉄道駅へ行きました。前日夜に水力発電所までの鉄道チケットを買いに行ったら既に閉まってたのです。でも朝の列車は7時発までなかったので悩んだ挙句、歩いて行くことにしました。急いで歩いたら鉄道より早く水力発電所に着けるからです。列車からの車窓もきれいだそうなので乗ってみたかったけど、前日のマチュピチュの光景には適わないだろうと思ったので決断しました。

クスコビール、クスケーニャ サンタテレサ~サンタマリア

外はまだ真っ暗だったので懐中電灯を片手に野犬に注意しながら線路まで行きました。線路を歩くのも暗いと本当に危ないし怖かったです。誰も歩いてないと思ってたら、ほんの数人ですが欧米の旅行者とすれ違いました。たぶんそのままマチュピチュ遺跡へ登るのでしょう。私よりもっと大変な一日になりそうです。空が白み始めたら山の景色は最高にきれいで空気もおいしかったです。1度も立ち止まらずに走りと早歩きだったので2時間で水力発電所へ到着。
2人とかの少人数の場合は、8時までに水力発電所へ着けないとその日中にはクスコへ戻れないと聞いてたので急いだのですが、そんなこともなさそうな気もします。しかし急いだ方がいいのは事実なのでこのルートを使う場合は早起きしましょう。もっと人数が多い場合やお金を使ってもいい場合はタクシーやコレクティーボをチャーター出来るので大丈夫です。
水力発電所に止まってたタクシーと交渉して、サンタテレサまで1人5ソル(約190円)で行ってもらいました。7時半発で8時過ぎに到着。メルカド2階の食堂で朝食を食べてからサンタマリアへ向かうコレクティーボに乗りました。10ソルって言われたけど、その後で交渉した欧米人女性は8ソルになったので、そのことを言って私も8ソル(約300円)にしてもらいました(^^)v

サンタマリア→クスコバス オリャンタイタンボ遺跡

サンタマリアに着くとすぐにいろんなバス会社へ行ってクスコ行きバスを調べました。でも1時間以上待たなければいけないとこばかりでした。ところがコレクティーボの運転手に聞いたらここでしばらく待てというのでその通りにしてると、なんと20分くらい待ったら大型バスがやって来ました。クスコ行きなので乗り込みました。既に通路まで満席だったので運転手横に座りました。居心地悪いけど、タクシーの半額15ソル(約650円)なので我慢我慢。
ウトウトしてるうちにオリャンタイタンボに到着。ここで客を降ろすと、なんとパンク修理を始めました。一体いつからパンクしてたのでしょうか。崖を落ちなくて良かったです。ほんとに。パンク修理は約1時間もかかったので、オリャンタイタンボ遺跡を外から写真撮影したり、その前に出てる民芸品店で買い物したりしました。出発して約2時間後の16:30過ぎにクスコのバス乗場へ到着。そこから約1Km歩いてアルマス広場、そして宿へ戻りました。
と言うわけで、クイズ!ゆめぽろ丼の答えは「片道鉄道代:約5,300円。入場料:4,600円」でした(^^)/
Gracias(グラシアス。スペイン語)「(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」、
Buenas Noches(ブエナス・ノチェス)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」

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