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夫婦の世界一周バックパッカー海外旅行記。135国、世界遺産595を訪問。写真や動画やホテル情報などを紹介!

青の洞窟!コンゴウインコ!ハチドリ!トゥカン!大魚 in ボニート(ブラジル)

ボニート、プラタ川美しいブラジルのボニート(Bonito)は、世界有数の大湿原パンタナールへの観光拠点になる町です。パンタナールは大自然の宝庫であり世界遺産の自然で登録されています。今でもたくさんの野生動物や野鳥を見つけることができます。
しかし町じたいには見所がありません。ただパンタナールでよく見れる野生動物、オオアリクイを確実に見れる場所があるので日本人にも人気なのです。オオアリクイはツアーでもなかなか見れないそうです。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!

v。この時期、昼はかなり暑くて夜は適温でした。

2008/8/23の夜、コルンバからの長距離バスで到着。ここまでの道はパンタナール沿いを通るので、運がよければ野生動物や鳥を見れます。私も一瞬のことでしたがカピバラの親子やトゥカーノ(トゥカン。オオハシドリ)、その他の鳥などを見つけましたよ。自然の風景もとてもきれいです。
ボニートに着くともう真っ暗だったけど目当ての宿があったので、バスターミナルでのYHIの客引きを断って自力で歩いて探すことにしました。周辺で何人かに聞きこみをしても誰もその宿を知りません。何人かのわずかな情報をもとに宿Pousada Ariancaにたどり着けました。優しいおばあちゃんが対応してくれて無事にチェックイン。この宿は本当におすすめです。
ボニートの宿。豪華朝食ボニートの宿。ハチドリ君ホバリングするハチドリ君
宿では少しならキッチンを使ってもいいと言ってくれたのでラーメンを作って食べました。移動疲れもあったのですぐ眠りました。
8/24は、朝起きるとオープンテラスっぽい食堂に朝食の準備がしてありました。その朝食が安宿ではあり得ない豪華さで感動しました。手作りパン、新鮮なパパイヤフルーツ、手作り?クッキー、コーヒーなど。ブラジルは宿泊費が高いけど朝食が付いてるとおいしいよ、とは聞いてましたがいきなりその洗礼を浴びることになりラッキー♪。このパンやチョコを作るため、昼間のキッチン利用が不可なんだそうです。納得!
さらにこの朝食の時には、かわいいBeija Flor(ベイジャ・フロール。ハチドリ)を観察できるのです。英語でHummingbird(ハミングバード)。この小鳥は昆虫の蜂と同じようなブンブンッという羽音を出すためハチドリと呼ばるそうです。今までも何度か飛んでる姿を見ましたが、かわいいと思ったのはこれが初めてでした。本当にブーンと飛んでくるので最初ははらいそうになりましたが。
ボニート、2匹のオオハシ大穴を飛ぶコンゴウインコボニート、青の地底湖
ハチドリは花の蜜を吸って生きる鳥なのですが、いくらい小さいといっても花の上へは重くて乗れません。空中で高速に羽をはばたかせて、ホバリングと呼ばれる空中停止の技を使って花の蜜を吸うのです。くちばしは蜜を吸いやすいようにストローのように細く長く伸びています。蜜を吸う時は本当に空中で停止してるように見えますが、人が近づくと一瞬で横や上に移動します。まるでテレポーテーションのように。
この宿の屋外ダイニングには、ハチドリが吸いやすいように蜜を入れた専用ペットボトルが置いています。この蜜を吸うためにやって来るのです。しかしライバル?の本物のハチも狙ってくるのです。そしてハチがたくさんとまってると、シャイなハチドリ君は近づかなくなるのです。だからたまにハチをはらう必要があるのです。
このかわいいハチドリをしばらく観察してました。それからボニートでの観光についておばあちゃんに相談するとツアーリストの紙を持ってきてくれました。当初は青の洞窟とスクリ川へ行くつもりでしたが、曜日の関係やお得度なども考慮した結果、この日の午後は洞窟へ翌日はプラタ川とインコの森へ行くことに決めました。
ブラジル版、青の洞窟ボニート、本当に青の洞窟ボニート、吊り橋先に鍾乳洞
準備してから昼前にまずタクシーチャーターで、Gruta do Lago Azul(青の地底湖。青の洞窟)へ行きました。約45分。少し森を歩いた先に鍾乳洞のような洞窟があり、その中にきれいな青い地底湖があるのです。本当に真っ青で感動的です。メキシコで見たセノーテ(写真ブログ)を思い出しました。
太陽の光がほとんど入ってこないため暗くて写真はぶれがちです。ただ12~1月前半の朝数時間だけは普段よりも太陽光が入ってくるそうです。でもそんな時期ではなくても薄暗い洞窟の中の青い地底湖は充分にきれいで幻想的でした。有名なイタリアの青の洞窟にも行ってみたいな。足場は不安定なので靴で行くことをおすすめします。ちなみにこの青色は太陽光が石灰水に反射して出来るものだとか。
同じタクシーで次に行ったのは、すぐ近くにあるGrutas de Sao Miguel(サンミゲル洞窟)です。簡単な説明DVDを見てから、長い吊り橋を渡っていざ洞窟の中へ突入。その洞窟はまさに鍾乳洞で、天井からは無数のとがった鍾乳石が伸びてきています。長い年月をかけて築かれたであろう石柱もあります。鍾乳洞内は真っ暗なのでガイドの持つライトだけがたよりです。
サンミゲル鍾乳洞は迫力ボニート、サンミゲル鍾乳洞ボニート、サンミゲル鍾乳洞
天井にコウモリが数匹とまってるのを発見しました。これだけ暗い場所なので飛び回ってたら恐いとこです。鍾乳洞は小さいですが、なかなか雰囲気があって良かったです。フロントへ戻ってくると床にハチドリが落ちていました。まだ生きてるようですがどこかケガしたのかも知れません。ガイドが捕まえて見てましたが特に悪いとこはなさそうで外に放してました。外に出ようとしてガラスにでもぶつかったのでしょうか。
そしてタクシーに乗って宿へ戻りました。未舗装の帰り道、牛の集団に出くわしました。そしてアメリカン・レア(ダチョウのような鳥。ポルトガル語ではEma)を1頭見つけてラッキー♪。タクシーチャーター代は、2人1台で待ち時間も含めて70レアル(約4200円)。青の地底湖、サンミゲル鍾乳洞はいずれもガイド+入場料が、25レアル(約1700円)。青の洞窟だけでよければ水・土曜日の朝に往復17レアルのツアーバスもあります。
夕方もダイニングにハチドリ君がやって来ました。ずっと見張ってたら1日中やって来るのかも知れません。夕食は周辺のきれいな川で採れる川魚を食べに行きました。Sale pepe 秋という町の中心にあるレストランは、日本人が調理している店です。だから魚の刺身とかも食べれるのです。
ボニート、ハチドリを救出ピラプタンガの刺身は美味ピラニアスープもおいしい
私はこの店で、ピラプタンガという川魚の刺身(31レアル(約2100円))、ピラニアのスープ(7レアル(約480円))、アサイーのジュース(3.5レアル)を注文しました。ドラードの刺身やピンタードなども食べれます。ピラプタンガは川魚にしては油がのってて美味でした。ピラニアスープは味加減がちょうどよくて贅沢な味でした。
アサイー(Acai)はアマゾン原産のフルーツで、日本でも一時ブームになりました。栄養価の高いフルーツで、ポリフェノール、鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれているのです。アマゾンではよく飲まれてるので、ジューススタンドなどでよく見かけます。これから何度も飲むことになります。でも味はあまり良いとは言えず、砂糖で甘くしないと飲みにくいです。
食後は町をぶらぶらしてみました。この町は観光地化してて旅行者が多いので、宿や土産物屋もたくさんあります。しかし中心地以外は暗いので治安面は心配になります。広場のような場所へ行くと大噴水があって、ピラプタンガかドラードの巨大模型が跳ねている姿がライトアップされてて面白かったです。この町にも動物や魚の形をした公衆電話がいっぱいありました。
アメリカレア(ダチョウ系)ピラプタンガ噴水の夜景オオホウカンチョウ?
8/25は、また豪華でおいしい朝食をいただきました。ハチドリと遊んでる暇はほとんどなくツアーミニバスが来ました。1時間くらいでRio da Prata(プラタ川)に到着。そこでウェットスーツとシュノーケルセットを体に合ったのを借りてジャングルの中を歩きました。ここではいろんな鳥を見れたけど、すぐに逃げられます。地面を歩いてたアヒルみたいな太い鳥を後で調べたらおそらくオオホウカンチョウ
ボニートの川下りはスクリ川が有名なのですが、宿のおばあちゃんが言うにはこのプラタ川の方が澄んでるし魚も多いし潜りながら進む距離も長いそうなのです。ツアーバスの料金が倍するのはスクリ川より遠いからです。でも川で遊べる時間は倍あるのにシュノーケリング代はほとんど変わらず、近くにあるコンゴウインコの澄む大穴をガイド付で探索出来る(別途料金必要)などメリットも多いです。
ただ澄んでいるのではなく、青い川を見たいのならスクリ川の方が良いそうです。このあたりは好みだと思います。さてシュノーケルセットを装着したらさっそく川へ入ります。同行者は欧米人10人くらい。暑い気候なので川へ入ると気持ちいい。川の透明度はかなり高いので15mくらい先までは軽く見えます。大きな川魚もいっぱい泳いでて大興奮です。
ボニート、プラタ川美しいプラタ川、オマキザル?プラタ川のピラプタンガ?
シュノーケリングと言っても川の流れに身を任せるだけなので、フローティングということになります。ダイビングでいうならドリフトダイブ。流れは場所によって速さが違うけど、速いとこはかなりの流れの強さなのでうまく体をコントロールしないと岩にこすりそうです。でも慣れてくると生身で飛んでるような感じがして楽しい♪。浅い場所でもケガするため底につくのはNG。砂塵が舞って魚も見えにくくなるし。
この川での主役は昨晩食べたピラプタンガというカラシン系の銀色っぽい魚です。お腹辺りは黄色く全体に黒い横線がある場合が多いです。ピラニアとは同種族のようです。黒っぽい魚はパクーかクリンバタだと思います。あとピンタードというナマズ系の細長い顔の魚もいるそうですが会えませんでした。ボリビアのコチャバンバ(写真ブログ)で食べたスルビもこの仲間みたいです。
この川のボスは、ドラードという大きな黄金色の魚。肉食なのでピラプタンガやパクーもこいつのエサになるとか。私はドラードだと思える魚に一度だけ会えて写真をうつし、後でガイドに確認しようと思って忘れてました。黄金っぽいし大きいし背ビレもピラプタンガとは少し違う感じなのでこれがドラードだと思うのですが。帰ってから写真チェックするとドラードっぽいのが多く写ってました。
プラタ川、ドラードかな?プラタ川は澄んでてきれいプラタ川、蝶が水飲む
そう、川には水中カメラを持ち込んだのです。ほとんど流れっぱなしなので写真撮影は難しかったけど、幸い太陽光が届く浅さで透明度も良かったのでブレずに撮影出来ました。途中2回ほどガイドが止まって、遅れる人を待つ休憩タイムがありました。そして最後の15分くらいは流れが弱くなるので、泳ぎたくない人はボートに乗れと言われました。
ほとんどの人は疲れきった顔でボートに乗ったけど、私は泳ぐの好きだし最後まで川を満喫したかったので泳ぎました。しかし流れがないと川も淀んでしまってて、透明度も悪かったのでボートに乗った方が良かったかも知れません。約2時間以上もの間、川を泳いでたようです。すっごく楽しかったです♪。
川では魚以外にもジャングルに猿を2回くらい見つけました。たぶんオマキザルですでも流れてるのですぐ見失ってしまいましたが。そして上陸地点では、珍しい柄をした蝶が大群で水たまりの水を飲んでいました。
キバラオオタイランチョウエサを食べるインコアリツカゲラ?
そしてフロントまで車で戻り、少し遅めのランチタイムとなりました。私はランチなしツアーにしたので、持ってきてたお菓子を食べてからハンモックで遊んでました。そして木のエサ入れに集まってる鳥を観察しました。緑のインコ、黄色のお腹で白顔で目に黒線模様の鳥はスズメ科のキバラオオタイランチョウ。同種のウシタイランチョウもいました。キツツキ科のアリツカゲラは顔からのどにかけて黄色いのが特徴です。
しばらくするとガイドがやって来てアララツアーへ出発しました。どうやらこのツアーに申し込んだのは私たち日本人2人だけだったようです。車で30分もしないうちにBuraco das Araras(アララ・ホール(大穴))に到着。途中の草原ではパンタナール鹿も見れました。高い木の生い茂る中へ入っていくと、すぐにブラジル名物Tucano(トゥカーノ。オオハシ)を木の上に発見。
トゥカーノはスペイン語でトゥカン。大きな黄色いくちばし、小さくてかわいい目がチャームポイント。ブラジルの国鳥ですが他の国でもアマゾン周辺や中米コスタリカなどで見れます。キツツキの仲間だそうです。ボニートの宿でもハチドリを見てる時、空を飛んでいくカップル・トゥカーノを見ました。特徴的なので上空を飛んでてもすぐ分かります。そばには赤とさかのカッコウもいました。
ブラジル国鳥のトゥカーノボニート、赤いコンゴウインコキツツキ、ズアカエボシゲラ?
更に少し歩くとすぐ、目の前に巨大な穴が見えてきました。隕石でも落ちてきて出来たような大穴です。深さもかなりあるので落ちたら這い上がれないでしょう。底は木で覆われています。穴の中にはどこから来たのか、カイマンというアリゲーター種のワニが住んでるそうですが、もう外には出られません。穴の周りではAraras(アララス。コンゴウインコ)の群れが遊んでいます。
コンゴウインコはオウム目インコ科の中でも最大の鳥です。アメリカ大陸のインコを総称してコンゴウインコ(英語でMacaw)と呼ぶそうです。とてもカラフルな羽が特徴的で、ペットとしての需要が多いため乱獲で絶滅の危機に瀕しているようです。既に何種類かは野生では絶滅していて、ペットしか残っていないそうです。生涯一夫一妻を保つのはジャビル(ズグロハゲコウ)というコウノトリと同じです。
そんな珍しいコンゴウインコがこの大穴付近にはたくさんいるため、アララホールと呼ばれているのです。こっちの木にもあっちの木にも大量にとまってる姿を確認出来ます。真っ赤な色のものが多いけど、飛んでる中には青色の珍しいコンゴウインコもいました。出口付近では、キツツキ(ズアカエボシゲラ?)と緑のコンゴウインコも見れました。
アララホールにカイマン住むパンタナール、コンゴウインコボニート、コンゴウインコ
コンゴウインコの森を満喫後、車でフロントへ戻りました。そこできれいなトサカを持つサギの仲間っぽい鳥も見つけました。そして待たせてた欧米人ツアー客を乗せてボニートの町へと向かいました。帰り道でガイドが横の草原に大きな動物を発見。車をとめてくれました。2匹のオオアリクイが食事していました。パンタナールツアーでもなかなか見れないオオアリクイをこんな場所で見れるとはラッキー♪
オオアリクイはカップルなのでしょうか。地面に長い口を当ててるのでアリを吸っているのかも知れません。しばらく食べてから他のアリ塚へ向かうためか奥へ入って行きました。コルンバでも見てたけど、日本ではほとんど見られないかわいい動物です。そばに寄ると大きくて恐いけど(^^;きれいな夕陽の時も止まって写真撮影させてくれました。
このツアーに関する費用ですが、プラタ川の往復ミニバスが34レアル(約2300円)、プラタ川シュノーケリングはウェットスーツと機材レンタル付で83レアル(約5700円)、アララホールツアーは20レアル(約1300円)でした。日本並みの物価のブラジルなのでツアー料金も高いです。今(2009/5)なら円高なのでもっと安く行けたのになぁ。
木にコンゴウインコの群れ緑のコンゴウインコボニート、サギの仲間?
宿へ着くと翌日のバスチケットを購入しました。宿のおばあちゃんのマル特情報により、カンポ・グランジまで通常50レアルもするバス代を20レアルにすることが出来ました。早朝4:30発のバスのみ半額以下らしいのです。このおばあちゃんは本当に優しくて頼りがいがあります。ツアー料金も他の旅行会社と同額なので迷う必要なくここで頼みました。
夜のうちにチェックアウトを済まると、おばあちゃんが手作りのチョコレートを持ってきました。くれるのかと思いきや、売ってくれるのだそうです。大粒のチョコレートの中身は10種類以上ものバリエーションがあり、イチゴが丸ごと入ったのが気に入りました。でも1つ2レアル(約140円)という値段は、高額ツアーに行った後には辛いですね。いろいろありがとう。おばあちゃん。いつまでも元気で。
発見!2匹のオオアリクイボニート、美しい夕陽宿おばあちゃん作ったチョコ
8/26の早朝、4時前に起きて少し待つとバスが迎えに来てくれました。宿まで迎えに来るバスも珍しいと思ったけど、バスターミナルはバックパック背負いながらだと遠いのでとても助かりました。そしてカンポグランジへと向かいました。
Obligado(オブリガード。ポルトガル語)「(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」
Boa Noite(ボア、ノイチ。ポルトガル語)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」

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