世界遺産 富岡製糸場の観光アクセス/モデルコース/地図/写真/評価(群馬の富岡どんと祭り)
群馬県の世界遺産(富岡製糸場)のアクセス行き方/モデルコース/地図/写真、4年ぶりの富岡どんと祭りなどの旅行記、観光計画/旅行ルートの参考に。各国の世界遺産一覧や旅行ブログも。
群馬の富岡製糸場への全旅行ルート
- 大阪(移動)夜行バス(8.5時間/5,500-7,500円。時間あれば⇒金沢⇒市バス乗換が安い)
- 富山駅(観光)立山アルペンルートと黒部ダム(移動)富山駅⇒信濃大町駅は観光時間除いて計6-7時間/13,820円。信濃大町⇒松本駅はJR大糸線(1時間/680円)。8種の交通機関とモデルコース
- 長野 松本駅(ホテル1泊)(観光)松本城(移動)⇒長野駅(乗換)⇒高崎へ北陸新幹線(3-4時間/7,300-8,600円)⇒上信電鉄(40分/810円)
- 群馬 上州富岡駅(移動)高崎へ上信電鉄(40分/810円)⇒上越新幹線(80分/8,130円)
- 新潟駅(移動)⇒新潟港へ市バス(20分/260円/徒歩なら2km 約30分)⇒佐渡島へ佐渡汽船カフェリー(2.5時間/片道 燃料費込み3,560円から。高速フェリーなら1.2時間/7,650円から)
- 佐渡島(ホテル1泊)(移動)(同上)カーフェリー⇒市バス
- 新潟駅(移動)計4.5-5.5時間/23,960円。⇒大宮駅へ上越新幹線とき(1時間45分)⇒新青森駅へ東北新幹線はやぶさ(2時間35分)⇒弘前駅へJR奥羽本線(10分)
- 青森 弘前駅(ホテル3泊)(移動)バス
- 青森空港(移動)飛行機
- 大阪
※ 松本以降の新幹線とJR東日本は3日間乗り放題 22,150円(2022/10発売の鉄道開業150年記念JR東日本パス)を利用したが上表では記事更新時の定価を記載。
※ 茶:世界遺産。オレンジ:暫定世界遺産。黒・青:他観光地
[世界遺産]富岡製糸場(写真・評価・観光情報)
世界遺産名 | 富岡製糸場と絹産業遺産群 Tomioka Silk Mill and Related Sites |
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登録年と区別 | 2014年登録 世界文化遺産 |
日本 世界遺産数 | 全26件 日本の世界遺産一覧 |
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観光地名 | 富岡製糸場 |
観光地 の評価 | 平均★★★★★77/100換算 私の評価 68 |
出典・参考 | Wikiユネスコ(英語)地図天気予報 |
交通アクセス/行き方
群馬県の高崎駅(東京駅から新幹線で55分/4,490円やJR在来線で約2時間/1,980円)から上信電鉄(40分/810円)で上州富岡駅 下車。富岡製糸場へは徒歩10分。電車で往復するなら高崎駅で「富岡製糸場見学往復割引乗車券」購入で入場料セットで420円お得!
料金や営業時間
富岡製糸場の入場料は1000円。学割などあり。電車で行く人は高崎駅で「富岡製糸場見学往復割引乗車券」あり(上記参照)。入場時間は9時-16時30分。12月29日-31日は休館
所要時間
富岡製糸場の観光時間はゆっくりで70分。世界遺産センターは10分。
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産4件を紹介
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」は2014年に世界文化遺産に登録されました。絹産業の技術革新や普遍的価値が認められた産業遺産です。富岡製糸場を含む下の4件が構成資産(場所は上マップ参照)。
「田島弥平旧宅」はベストセラー『養蚕新論』の著者で蚕(かいこ)育成法「清涼育」を確立した田島弥平の子孫が暮らす私邸。現在も在宅で見学は庭と桑場1階と案内所のみ(全て無料)。JR高崎線 本庄駅か東武伊勢崎線 境町駅からタクシーで約15-20分。境町駅南口からコミュニティバス/境シャトルバスあり(約25分/本数少ない)。
「清涼育」などの発展型「清温育」の養蚕技術を確立した高山長五郎は、1884年に養蚕業の研究所・教育機関「高山社」を設立。「高山社跡」は内部見学も可能です。JR高崎線 新町駅かJR八高線 群馬藤岡駅から路線バスかタクシーで。
製糸業の発展で繭(まゆ)や生糸の生産量を増大させるため冷暗での蚕種貯蔵のため風穴が活用されました。中でも「荒船風穴」は日本最大級の蚕種貯蔵風穴に成長し年1回だった養蚕を複数回に。上信電鉄 下仁田駅からタクシーで約30分。
富岡製糸場を観光!旅行記と写真
富岡製糸場は、1872年に官営模範工場として操業開始し日本の製糸業に貢献した、日本初の本格的な機械製糸工場です。絹産業の技術革新や交流でも大きな役割を果たしました。現在はいくつかの建物内が見学可能となってます。
今回は長野の松本から高崎駅まで新幹線で(乗り放題券で)。高崎から上州富岡駅までの電車は上信電鉄の一択です。上州富岡駅を降りると「お富ちゃん」という地元キャラがお出迎え。
まずは上州富岡駅のすぐ前にある「富岡製糸場と絹産業遺産群 群馬県立 世界遺産センター セカイト(糸)」へ。1901-1923年頃に建築され絹の保管等に使われた「富岡倉庫」を改修。うちレンガ造りの1号倉庫内が世界遺産センターとして公開。
世界遺産センターから徒歩10-15分で、世界遺産「富岡製糸場」に到着。チケット売り場前のレンガ造りの建物が「国宝 東置繭所(ひがしおきまゆじょ)」。アーチ中央の要石の「明治五年」は創業年です。
104mもの長い東置繭所の中の一部は資料館として見学できます。シルクギャラリー、ショップなどもあります。
反対側に出ると「国宝 西置繭所」が目の前に。イベント会場などに利用されてます。
西置繭所の2階から見える円形の「鉄水溜(てっすいりゅう)」は製糸に必要な水を約400トンもためておける巨大水槽です。現存する最古の鉄製の国産構造物と考えられています。その奥には蒸気釜所や煙突も見えます。
広場中央に「ブリュナエンジン」復元機が展示。土日祝には蒸気運転での動態展示も実施。ポール・ブリューナは、大隈重信、伊藤博文、渋沢栄一が官営の器械製糸場建設のために紹介されたフランス人。横浜の生糸検査人から抜擢されました。
広場北側には工場長宅や社宅76があります。生きてる蚕(かいこ)に関する展示もあり興味深いです。虫が苦手な人は注意。
東置繭所の南側の「国宝 繰糸所(そうしじょ)」は富岡製糸場で最も重要でした。繭から糸を作る作業のために、フランス製の繰糸器300釜が導入され世界最大規模の器械製糸工場でした。
内部入場できない建物も外観は見学できます。女工館は日本人工女に器械製糸を教えるフランス人女性教師の住居でした。近くに診療所もあります。
首長館(ブリュナ館)は、フランス人である指導者ポール・ブリュナが家族と暮らしてたコロニアル様式の住居です。
4年ぶりの富岡どんと祭りと遭遇♪
当日は偶然にも、コロナ禍で4年ぶりに開催された「第29回 富岡どんとまつり」が開催されてました。通常は2年に1度の開催。富岡製糸場の近くでは「山車の巡航・集結」も見学できて迫力!
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