インドネシア世界遺産一覧と暫定候補とバリ他観光地/場所地図と写真/評価や旅行記とルート

東南アジア、インドネシアの世界遺産一覧と、おすすめ観光スポット(バリ島 等)の行き方/旅行ルート/地図/写真を紹介する旅行ブログです。各国の世界遺産一覧や旅行記もあり。
インドネシアの国旗/首都 | ![]() |
国の英名 | Indonesia |
地図と現地情報 | [地図] [通貨/為替レート] [時差/時間] [天気予報] |
エリア/周辺国 | アジア/オセアニア世界遺産 |
インドネシアの世界遺産一覧
インドネシアの世界遺産数 全9件(訪問数6)
- 世界文化遺産5件
- 世界自然遺産4件
- 世界複合遺産0件
次回の世界遺産の新規登録は2023年9月予定(次の世界遺産候補一覧)。日本の世界遺産一覧もご参考に。下表@(wiki引用 CC3.0)以外の写真は全て私が撮影。

地図/動画
英名: Borobudur Temple Compoundsインドネシアのジャワ島にある、8-9世紀に建造された仏教寺院の石造遺跡群です。ボロブドゥール遺跡、パオン/パウォン寺院、ムンドゥッ/ムンドゥット寺院の3つで構成されます。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (1) 人間の「創造的才能を表す傑作」である。
- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
地図/動画
英名: Ujung Kulon National Parkウジュン・クロン国立公園は、低地熱帯雨林帯に属し、熱帯性植物が生い茂ってます。クラカタウ諸島自然保護区とともに登録されてます。絶滅危惧のジャワサイやバンテン、カニクイザル、インドクジャクなどの生息地でもあります。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (7) 最上級の自然現象、又は、類まれな「自然美」・美的価値を有する地域を包含する。
- (10) 学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する「絶滅のおそれのある種」の生息地など「生物多様性」の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
地図/動画
英名: Komodo National Parkコモド国立公園は、小スンダ列島の1つで、世界最大のトカゲ「コモドオオトカゲ/通称コモドドラゴン」が棲息することで有名です。1911年の発見時には、恐竜の生き残りと思われ衝撃を与えました。イルカやウミガメなどの希少生物も棲息。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (7) 最上級の自然現象、又は、類まれな「自然美」・美的価値を有する地域を包含する。
- (10) 学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する「絶滅のおそれのある種」の生息地など「生物多様性」の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
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英名: Prambanan Temple Compoundsプランバナン寺院は、古代ジャワ最大のヒンドゥー教寺院です。8-10世紀に古マタラム王国で建立されたが、16世紀の大地震で崩壊。19世紀に発掘され、20世紀には修復が開始されました。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (1) 人間の「創造的才能を表す傑作」である。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
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英名: Sangiran Early Man Site約150万年前から1万年前頃までの、メガントロプス、ジャワ原人、ホモ・エレクトゥス等の初期人類の化石が発見されました。一部はサンギラン博物館で公開中です。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
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英名: Lorentz National Parkインドネシア、ニューギニア島西部のロレンツ国立公園は、未開の地と言われるが、近くの鉱物資源の開発が始まったため、警告の意味もこめて世界遺産登録されました。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (8) 「生命進化の記録(化石)」や、地形形成における重要な「進行中の地質学的過程」、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である。
- (9) 陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な「進行中の生態学的過程又は生物学的過程」を代表する顕著な見本である。
- (10) 学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する「絶滅のおそれのある種」の生息地など「生物多様性」の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
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英名: Tropical Rainforest Heritage of Sumatraスマトラの熱帯雨林遺産は、東南アジア独特の種などが存在し、スマトラ島の生物の進化を知る上でも貴重です。グヌン・ルスル国立公園、クリンチ・スブラット国立公園、ブキット・バリサン・スランタン国立公園などが含まれます。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (7) 最上級の自然現象、又は、類まれな「自然美」・美的価値を有する地域を包含する。
- (9) 陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な「進行中の生態学的過程又は生物学的過程」を代表する顕著な見本である。
- (10) 学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する「絶滅のおそれのある種」の生息地など「生物多様性」の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
地図/動画
英名: Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophyトリ・ヒタ・カラナとは、サンスクリット語でトリ(数字の3)ヒタ(安全、繁栄、喜び)カラナ(理由)。神と人と自然の三者の調和を重視するバリ・ヒンドゥーの哲学です。スバックとは、9世紀以来のバリの水利組織で、公平に水を配分する農民たちのまとまりです。スバックごとにスバック寺院を持ち、水の神や稲の神などへの崇拝や宗教儀礼も続けられています。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
- (5) あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
地図/動画
英名: Ombilin Coal Mining Heritage of Sawahlunto19-20世紀初頭に、オランダ東インド会社により設立された石炭採掘場です。採掘地のほか企業都市、エンマハベン港の石炭の貯蔵施設群、鉄道路線も含まれます。
登録理由(登録基準10のうち)[Unesco]- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
- 交易の時代 : ジャカルタ旧市街(旧バタヴィア)とそこから離れた4つの島々文化候補
- ジョグジャカルタの天体軸と歴史的建造物群文化候補
インドネシア旅行ルートと交通移動手段と地図

料金や時間は目安です。
- クアラルンプール@マレーシア[移動]飛行機(エアアジア)でメダンへ/1時間。ミニバス(バン)でブキッラワンへ/3時間
- ブキッ・ラワン(スマトラ島)[3泊][移動]パラパッへツーリストバス(バン)/7.5時間、トゥットゥッへフェリー/30分/8,000Rp.
- トゥットゥッ(スマトラ島 トバ湖のサモシール島)[3泊][移動]パラパッへフェリー/30分/8,000Rp.、メダンへツーリストバス(バン)/3.5時間、飛行機(エアアジア)/2時間
- バンドゥン/バンドン(ジャワ島)[1泊][移動]急行鉄道/8時間
- ジョグジャカルタ(ジャワ島)[3泊][移動]急行鉄道/1.5時間/7,000Rp.
- ソロ/スラカルタ(ジャワ島)[3泊][移動]夜行長距離バス/16時間/Rp.200,000
- デンパサール(バリ島)[1泊][移動]小型プロペラ飛行機/1.5時間
- ラブハンバジョー(フローレス島)[3泊+1船泊][移動]小型プロペラ飛行機/1.5時間
- ウブド(バリ島)[7泊]
- 台北@台湾
格安航空券を比較できます。
※ 茶:世界遺産。青:世界遺産候補や他の観光地
インドネシアの暫定世界遺産一覧(候補)
ユネスコに登録されてる暫定世界遺産一覧です。リンク先は英語のみ。()内はユネスコ記載年。
- Kebun Raya Bogor (2018)
- Historical City Centre of Yogyakarta (2017)
- Sangkulirang – Mangkalihat Karts: Prehistoric rock art area (2015)
- The Old Town of Jakarta (Formerly old Batavia) and 4 Outlying Islands (Onrust, Kelor, Cipir dan Bidadari) (2015)
- Semarang Old Town (2015)
- Traditional Settlement at Nagari Sijunjung (2015)
- The Historic and Marine Landscape of the Banda Islands (2015)
- Tana Toraja Traditional Settlement (2009)
- Bawomataluo Site (2009)
- Muara Takus Compound Site (2009)
- Muarajambi Temple Compound (2009)
- Trowulan - Former Capital City of Majapahit Kingdom (2009)
- Prehistoric Cave Sites in Maros-Pangkep (2009)
- Bunaken National Park (2005)
- Raja Ampat Islands (2005)
- Taka Bonerate National Park (2005)
- Wakatobi National Park (2005)
- Derawan Islands (2005)
- Betung Kerihun National Park (Transborder Rainforest Heritage of Borneo) (2004)
【世界遺産】グヌン・レウセル国立公園(スマトラの熱帯雨林遺産)の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★77/100換算 私の評価 88 地図① |
交通アクセス 行き方 地図 | ブキッラワン/Bukit Lawangが拠点。スマトラ島のメダン空港から、ミニバンで約3時間。メダンはやや治安が不安定で観光スポットもないので宿泊しないのが無難 |
所要時間 | 現地の国立公園事務所で、翌朝出発の半日エコツーリズムツアーに申し込みました。約3時間/150,000ルピア≒約1,100円でオランウータンや猿を堪能 |
英語名 |
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グヌン・レウセル国立公園(別称ルスル、ルスール、ルセル)は、インドネシアの世界自然遺産スマトラの熱帯雨林遺産の一部です。他には、クリンチ・スブラット国立公園、ブキット・バリサン・スランタン国立公園が含まれてます。密漁や自然破壊で危機遺産に登録されました。
森の人と呼ばれるスマトラ・オランウータンを何匹も見ることができました。絶滅危機なので見られない日もあるそうです。野生動物のオランウータンですが、フィーディング(餌付け)されてるので、バナナを2房ももらって大喜びで食べてました。


赤ちゃんオランウータンが、親にしがみついてる姿はかわいすぎ。子どもオランウータンと親とのコラボも見れました。


トマスコノハザル(Thomas Leaf Monkey)も間近で見れました。フィーディングツアー外の、ブキッラワンの村でも見られました。

幸運なら森の中で、世界最大の花「ラフレシア」も見ることができるそうです。ただし、2年かけて花を咲かして3日間で枯れるため、かなり低確率。写真は、ラフレシアの模型です。

国立公園入口のある「ブキッ・ラワン」は小さな村です。写真は、子どもたちの登下校の様子です。

スマトラ島 トバ湖とサモシール島の文化遺跡の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★81/100換算 私の評価 70 地図② |
交通アクセス 行き方 地図 | 湖畔の町パラパッから、トバ湖のサモシール島へは、毎時1便のフェリーで30-50分。トゥットゥッを拠点にしました。 |
所要時間 | トモッ、アンバリータ、シマニンドの周遊で1日、トゥットゥッ周辺のトバ湖で1日、で丸2日はほしいところ |
英語名 原語名 |
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トバ湖は、インドネシアのスマトラ島にある東南アジア最大の湖です。数百万年前からの4度の超巨大噴火でできたカルデラ湖で、現在は避暑地・観光地に。湖内のサモシール島では、バタック人の文化遺跡や伝統家屋や舞踏などが楽しめます。
まずトゥットゥッから西3kmのアンバリータへ。バタック人の伝統民家が並び、300年以上前の「石造りの会議場」(Batu Kursi)や裁判所跡を観光。中心には王が座ったとされます。

シマニンドは、アンバリータからミニバスで約15km。王の住居跡やフタ・ポロン博物館を観光。午前中1-2回のバタッ舞踏では、牛の露払い、民族衣装ダンス、死者の魂を呼び寄せるシ・ガレガレ人形踊りも見学。



トモッは、アンバリータの南東3km。400-500年前の王家の墓が残ります。写真はシダブダル王の石棺。前面は王の顔、後ろは王が愛した女性セナガ像。

トバ湖での時間の流れはおそく感じます。晴れると本当にきれいで癒やされます。


【世界遺産】ボロブドゥール寺院遺跡群の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★88/100換算 私の評価 77 地図④ |
交通アクセス 行き方 地図 | ジョグジャカルタから直行バスが毎時2-3本/所要1.5時間/Rp.10,000。ボロブドゥールからの帰り便は最終16-17時発の日もあるので注意。 |
所要時間 | 周辺遺跡ふくめてゆっくり観光すると4時間必要でした。本寺院だけ急ぎ足なら1時間半でも可能だけどもったいないかも。 |
英語名 |
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ボロブドゥール寺院遺跡群は、780年頃にシャイレンドラ王朝が約50年かけて建設した大乗仏教遺跡です。完成後、ヒンドゥー教国に支配され歴史から消えましたが、1814年に占領国イギリスのトーマス・ラッフルズに掘り起こされ、後に修復されました。
世界3大仏教遺跡の1つ(あと2つは、カンボジアのアンコールワット、ミャンマーのパガン遺跡)。ボロブドゥール遺跡は謎が多く、いまだに寺院・墓・僧侶の住まいなど諸説あり。上部円形3層にはストゥーパが林立。下部方形6層の一部の仏伝図レリーフは見事。




仏伝図(レリーフ)は見ごたえあるが、特に第1回廊の上段は「ブッダの生涯」が描かれた連作です。下段は「釈迦の前世」が寓話で描かれています。

有名な、悪因悪果を説いた「醜悪な顔」のレリーフ。

世界遺産ボロブドゥール遺跡で遊んでた地元学生。

ムンドゥッ寺院は、ボロブドゥール遺跡から東3kmです。内部の巨大な石仏三尊像はジャワ美術の最高傑作と言われています。寺院の外側のレリーフも見事。


【世界遺産】プランバナン寺院群の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★87/100換算 私の評価 77 地図④ |
交通アクセス 行き方 地図 | ジョグジャカルタ市内から、トランスジョグジャ(バス)で約45分 |
所要時間 | ロロ・ジョグラン寺院の周辺だけなら1.5時間、セウ寺院までを含めると3時間はほしい。その他も含めると半日〜1日は必要 |
英語名 |
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世界遺産「プランバナン寺院群」は、サンジャヤ王朝のヒンドゥー教国マタラム王国を象徴する寺院群です。隣の仏教国シャイレンドラ王朝のボロブドゥールとは宗教をこえた婚姻関係を結んでいました。中心のロロ・ジョングラン寺院以外にも遺跡は点在。
史跡公園のロロ・ジョングラン寺院は、856年ピカタン王による建立と推定されてます。中心は主堂シヴァ神殿で、その左右は、ブラフマ神殿、ヴィシュヌ神殿。


シヴァ神殿内のドゥルガ女神像は、シヴァの妻です。伝説のロロ・ジョングラン姫の呪われた姿とも言われています。

シヴァ神殿の外壁には、古代インド叙事詩ラーマーヤナがレリーフで描かれています。

セウ寺院(千の寺院)は、ヒンドゥー教のロロ・ジョングラン寺院から北1.5kmにあり、仏教色が強い寺院です。入口両脇は守護神クベラの巨人像が出迎え、主堂までは多数のペルワラの崩落石が放置されたままです。


博物館では、伝統楽器の音楽演奏や、黄金?の出土品などを見学できました。


【世界遺産】サンギラン初期人類遺跡の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★79/100換算 私の評価 60 地図⑤ |
交通アクセス 行き方 地図 | ソロ/スラカルタから北東18km。バスターミナルからバスでKalijanbe/カリジャンブまで約45分。そこから東へ3kmは歩いた。オジェ(バイクタクシー)も可 |
所要時間 | サンギラン博物館だけなら1時間。発掘村へオジェッで行くなら半日は必要 |
英語名 |
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世界遺産「サンギラン初期人類遺跡」は、1936年にオランダ人の古生物学者がジャワ原人の頭蓋骨を発掘してから化石の宝庫として有名になった場所です。周辺からはマンモスの牙の化石なども出土しています。
サンギラン博物館の近くで、巨大なジョワ原人像がお出迎え。博物館はマンモスの巨大牙の入口から。帰り用のバイクタクシー(オジェッ)が客を待ってます。


サンギラン博物館では、出土したジャワ原人の頭蓋骨や、マンモスや動物の骨の化石などを見学できました。



ジャワ原人の生活予想や、人種別に人類の進化を示した図など興味深い資料もあって楽しめました。

【世界遺産】コモド国立公園の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★84/100換算 私の評価 85 地図⑦ |
交通アクセス 行き方 地図 | 空港のあるフローレス島のラブハンバジョーを拠点に。1泊2日のボート泊ツアーを現地で申込み、翌朝リンチャ島、翌々朝コモド島でコモドオオトカゲ観光。数回シュノーケリングと食事もセット |
英語名 |
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世界遺産「コモド国立公園」は、世界最大トカゲのコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)が棲息するコモド島、リンチャ島、パダール島、海洋生物保護区を含む自然豊かなエリアです。激しい潮流により、外界から隔絶された生態系が観光の目玉です。
インドネシアのフローレス島を出発し、リンチャ島、コモド島の周辺の海をクルーズ、たまにシュノーケリング。天気にもめぐまれ、夢のようにきれいな海でした。



世界遺産のリンチャ島、コモド島では、野生のコモドドラゴン(コモドオオトカゲ)を何体も見学できました。見かけからは想像できないほどの瞬発力で、鹿・水牛・馬にかみつき毒で敗血症にし捕食。油断した人間も何人も犠牲になってるとか。




スノーケリングでは久々に水中カメラで撮影。ウミガメ、イソギンチャクとクマノミ、マンタの群れなどに遭遇。




【世界遺産】バリ島の寺院とライステラス(バリ州の文化的景観トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム)の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★79/100換算 私の評価 74 地図⑥ |
交通アクセス 行き方 地図 | バリ島内に点在してるので、近場はミニバスや徒歩で観光し、他は効率的な経路を計画して、2日間ホテルで車チャーターしてまわりました |
所要時間 | 今回まわった場所だけでも、全日の車チャーターで丸3日間は必要 |
英語名 |
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世界遺産バリ州の文化的景観(トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム)は、9世紀以来のバリ島の伝統的な水利組合(スバック)と、水の神や稲の神などを崇拝する寺院や宗教儀式を結びつけるバリ・ヒンドゥー教的な文化的景観です。
タマン・アユン寺院は、1634年にメングウィ王国の国寺として建設。その後改修され、ジャワ島や中国の建築様式も取り入れた最大の水の寺院です。水路ぞいの10基の塔メルは神秘的です。

ジャティルイ村の棚田(ライステラス)は、聖なる山バトゥカウ山の周辺に広がる、バリ島で最も美しいといわれる棚田です。バリ島の世界遺産の象徴にもなっています。


ティルタ・エンプル寺院は、聖なる泉に建設されたと伝えられています。バリ古来の水の精霊信仰と、ヒンドゥー教と仏教が融合された思想を伝えています。満月と新月の日には、人々が体を清め、聖水を持ち帰るそうです。

カルデラ上のペネロカン村からは、バトゥール湖とバトゥール山と湖畔の景勝地キンタマーニをながめることができます。バトゥール湖は「バリ島の水がめ」「女神のすみか」とも呼ばれています。

テガララン棚田(ライステラス)は、ウブド近郊で最も有名なビューポイントです。周辺には木彫りなどの民芸品店が並んでいます。

バリ島のタナロット寺院/ブサキ寺院/コピルワック/伝統芸能の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★84/100換算 私の評価 70 地図⑥ |
交通アクセス 行き方 地図 | バリ島内に点在してるので、近場以外は車チャーターでまわりました(上述) |
英語名 |
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バリ島には、世界遺産でなくても魅力的な観光スポットが多いです。上写真は北部のブラタン湖に浮かぶ様子が美しいウルン・ダヌ・ブラタン寺院です。
コピルアク/コピルワックとは、コーヒー豆を食べたルアック(マレージャコウネコ)の糞(ふん)の中のコーヒー豆を洗い焙煎したコーヒーです。希少で独特の香りを持つため高額。コーヒー園見学の試飲では1杯400円でした。




南西部のタナロット寺院は、海の神や神の化身・白蛇がすみついてると伝えられ、夕陽/サンセットスポットでもあります。16世紀にジャワ島から渡ってきた高僧ニラルタが「神々が降臨する場所」として建設したそうです。近年、日本のODAが補強に関わりました。


ゴア・ガジャ(ゾウの洞窟)は、11世紀のペジェン王朝に造られたらしい石窟寺院です。入口のレリーフは魔女ランダと言われ、中にはシヴァ神、ヴィシュヌ、ブラーフマを表すリンガや、ガネーシャ像がまつられています。

イエ・プルは、14世紀後半に造られた横25mにわたる岩壁の彫刻群です。レリーフには、ヒンドゥー教のクリシュナ神や狩りの様子などが描かれています。

ウブド北東10kmのグヌン・カウィは、ひとつ岩から彫られた墓碑群で、バリ・ヒンドゥー教の聖域です。巨人クボ・イワが爪でひっかいて一晩で彫ったという伝説もあるそうです。

ブサキ寺院は、聖なる山アグン山麓に建つバリ・ヒンドゥー教の総本山です。入口の大きな階段が特徴的。複数の塔メルが目立っています。祭礼(オダラン)中で、宗教儀式がとりおこなわれていました。



クルタ・ゴサ(スマラプラ王宮跡)は、16-19世紀に栄えたゲルゲル王朝の都の宮殿でした。水に浮かぶ宮殿バレ・カンバンは王家の休息所だったと言われ、ラーマーヤナ神話等のカサマン・スタイルの天井画が見事です。


サラスワティ寺院/ウォーターパレスは、ウブドの中心地にあり夜のライトアップもきれいな水の宮殿です。朝夕の池にはハスの花が咲いていることもあります。

バリ島の伝統芸能の中心地ウブドでは、毎夜どこかで伝統芸能を無料か格安で見学できます。曜日ごとに場所や時間が違うので、観光案内所やホテルでスケジュール表をもらっておくのがオススメ!

インドネシア旅行おすすめ観光スポット写真
ジョグジャカルタでは、1756年に建築された王宮(クラトン)をたずねました。内部は博物館になっています。民族衣装で伝統楽器を演奏する姿も見学できました。


この日は伝統芸能「ワヤン・クリッ」(影絵芝居)を見学できました。影絵の後ろ側ものぞけます。民族衣装の子どもがかわいい。


水の離宮タマン・サリも観光。スルタンが美女を選んだとされるプールもきれいに残されています。


ソロ/スラカルタの東36kmのスクー寺院遺跡では、マヤ文明のピラミッドに似たのを観光。15世紀のマジャパイッ朝時代に建設されたヒンディー教寺院跡です。

ヒンドゥー神話の描かれたレリーフや亀石などもある個性的な遺跡です。ソロのバスターミナルからkarangpandanへ行き、ミニバスに乗換えて約1時間30分。帰り便は16時頃なので早めに。

コモドドラゴン観光の拠点となる、フローレス島のラブハンバジョーは素朴な小さな村です。子どもたちが元気でした。
