2024年ブラジル世界遺産全24件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価
ブラジルの世界遺産全24件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。
国旗・英名 | Brazil |
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首都・主都 | ブラジリア |
出典・参考 (PR) | ・旅行ガイド(Kindle、楽天の価格) ・LonelyPlanet |
世界遺産数 | 全24件(8訪問 33%) (訪問=他国含め構成資産1件以上でカウント) |
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アクセス 難易度 | 公共交通で可:17件 (71%) 車やツアー必須・難易度高め:7件 (29%) |
世界遺産 次の登録 | 2025年7月(世界遺産候補一覧) |
現地情報 | [地図] [時差] [天気予報] [通貨・為替レート] |
周辺国の 世界遺産 | 北米/中南米の世界遺産 |
ブラジルの世界遺産一覧
表の説明
写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
D:観光は禁止か、行くのが困難
小画像@⇒出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。
ブラジルの暫定世界遺産一覧(候補)
ユネスコのブラジル暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。
- Parque Nacional dos Lençóis Maranhenses – Lençóis Maranhenses National Park (2017)
- Amazonia Theaters (2015)
- Brazilian Fortresses Ensemble (2015)
- Cedro Dam in the Quixadá Monoliths (2015)
- Geoglyphs of Acre (2015)
- Itacoatiaras of Ingá River (2015)
- Cultural Landscape of Paranapiacaba: Village and railway systems in the Serra do Mar Mountain Range, São Paulo (2014)
- Ver-o-Peso (2014)
- Anavilhanas Ecological Station (1998)
- Serra do Divisor National Park (1998)
- Serra da Canastra National Park (1998)
- Cavernas do Peruaçu Federal Environmental Protection Area (APA) / Veredas Do Peruaçu State Park (1998)
- Serra da Capivara National Park and Permanent Preservation Areas (1998)
- Canyon du Rio Peruaçu, Minas Gerais (1998)
- Eglise et Monastère de Sao Bento, Rio de Janeiro (1996)
- Palais de la Culture, ancien siège du Ministère de l'Education et de la Santé, Rio de Janeiro (1996)
- Parc national du Pico da Neblina (Amazonas) (1996)
- Parc national de la Serra da Bocaina (São Paulo - Rio de Janeiro) (1996)
- Réserve biologique d'Atol das Rocas (Rio Grande do Norte) (1996)
- Station écologique de Taim (Rio Grande do Sul) (1996)
- Station écologique du Raso da Catarina (Bahia) (1996)
ブラジルの世界遺産の詳細データ
古都オウロ・プレト
世界遺産の概要
ブラジル南東部の標高1100m以上にある「古都オウロ・プレト/オーロプレット」は、17世紀末に周辺で発見された金鉱のための鉱山集落が始まりで、町名の意味も「黒い金」です。19世紀には金脈とともに衰退したが、豊かな時代に建設されたブラジル・バロック様式の教会群や町並みは今でも美しいです。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
オーロプレットにはバスで、リオデジャネイロから6.5時間や、サンパウロから11.5時間や、ベロオリゾンテから2時間。
英語名
Historic Town of Ouro Preto
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
オリンダ歴史地区
世界遺産の概要
ブラジル東部の町レシフェ近郊の「オリンダ歴史地区」は、16世紀にポルトガル人が建設し、サトウキビと製糖業で栄えたコロニアル風が残された都市です。町名は初代知事の「おー美しい」が由来。17世紀の24年間占領したオランダの教会や建造物も混在し、海との調和も美しい町並みです。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
レシフェ(サルバドールやフォルタレーゼからバス14時間や、リオやサンパウロからバス30時間以上)⇒オリンダにはバスで30分。
英語名
Historic Centre of the Town of Olinda
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
グアラニーのイエズス会伝道施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョール(アルゼンチン)、サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(ブラジル)
世界遺産の概要
アルゼンチン北東とブラジル南西にまたがる「グアラニーのイエズス会伝道施設群」は、17世紀にイエズス会が先住民グアラニー族のキリスト教化のために拠点とした伝導所や集落の遺跡群です。強制労働や奴隷から逃れた先住民もかくまったそうです。1767年のアメリカ大陸でのイエズス会追放令により崩壊。構成資産はアルゼンチン4件(サン・イグナシオ・ミニ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、ヌエストラ・セニョーラ・デ・サンタ・アナ、サンタ・マリア・ラ・マジョール)、ブラジル1件(サン・ミゲル・ダス・ミソンイス)。
アクセス方法/行き方
【サンイグナシオミニ】【ヌエストラセニョーラ・デロレート 】【ヌエストラセニョーラデサンタアナ 】アルゼンチンのポサダス(ブエノスアイレスからバス14時間。プエルトイグアスからバス6時間。パラグアイのエンカルナシオンからバス2-3時間)⇒サンイグナシオはバス1時間。ロレート、サンタマリアは7kmずつ離れてるのでバスかタクシーで。
【サンミゲルダスミソンイス】飛行機か電車かバスでポルト・アングレへ行き、そこからバス6時間。
英語名
Jesuit Missions of the Guaranis: San Ignacio Mini, Santa Ana, Nuestra Señora de Loreto and Santa Maria Mayor (Argentina), Ruins of Sao Miguel das Missoes (Brazil)
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
イグアス国立公園
世界遺産の概要
アルゼンチン北東部の「イグアス国立公園」は、ブラジルとまたがる巨大な滝で、世界三大瀑布(他は北米ナイアガラ、アフリカのヴィクトリア滝)の中でも最大規模です。全長1320m、最大落差80m、水量は毎秒6500トン。別世界遺産のブラジル側からはまた違う風景を見ることができます。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
拠点のフォス・ド・イグアスにはバスで、リオデジャネイロから23時間や、サンパウロから17時間や、クリチバから9時間や、アルゼンチンのプエルト・イグアスから1時間。フォス・ド・イグアスから国立公園まで近距離バスターミナルから120番バスで40分。国をまたぐ場合はパスポート必携。
英語名
Iguaçu National Park
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
サルヴァドール・デ・バイア歴史地区
世界遺産の概要
ブラジル東部の「サルヴァドール・デ・バイア歴史地区」は、16世紀にポルトガル領ブラジルの最初の首都として栄え、カトリック教会の中心地にもなりました。砂糖産業のための黒人奴隷が多く連れてこられ、彼らの音楽や文化が根付いています。ブラジル独立運動の拠点ともなり、時代ごとのコロニアル建造物や町並みが評価されています。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
レシフェからバス13時間や、サンパウロやリオからバス24時間以上。
英語名
Historic Centre of Salvador de Bahia
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所
世界遺産の概要
ブラジル南東部の町ベロオリゾンテ近郊の標高800mの「ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所」は、18世紀に建設されたバシリカ式教会堂と周囲のチャペル群です。教会までの12の預言者の彫刻像は、バロック様式の芸術家で「ブラジルのミケランジェロ」と呼ばれたアレイジャディーニョの代表作です。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
ベロ・オリゾンチ(サンパウロからバス8.5時間や、リオデジャネイロからバス7時間や、オーロプレットからバス2時間)長距離バスターミナルからバス1.7時間。下車後はタクシー10分か徒歩で。
英語名
Sanctuary of Bom Jesus do Congonhas
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ブラジリア
世界遺産の概要
ブラジル中部の「ブラジリア」は、1955年に当時の大統領クビチェックが中央平原に新首都の建設ユートピア構想を計画し、5年後に遷都した現首都です。国連ビルを設計したオスカーニューマイヤーとその師を起用し、ジェット機形に整えられた計画都市が誕生し、世界遺産にも登録されました。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
サンパウロからバス15.5時間や、リオデジャネイロからバス18時間や、ベロオリゾンテからバス11-12.5時間や、サルバドールから24時間。
英語名
Brasilia
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
セラ・ダ・カピバラ国立公園
世界遺産の概要
ブラジル中東部の「セラ・ダ・カピバラ/カピバラ山地国立公園」は、独特な自然景観の中に、最古のは6万年前からの線刻岩絵・洞窟壁画などが残されている国立公園です。約500か所に動物、狩猟、宗教儀式、世界最古の船などが描かれていて考古学的にも貴重な遺跡です。ベストシーズンは乾期の4-8月頃。近郊のアメリカ人類博物館、自然史博物館も必見。
アクセス方法/行き方
拠点の町サン・ライムンド・ノナト/São Raimundo Nonatoへ、サルバドール、レシフェ、ブラジリア等からバスありそうだが詳細不明。そこからか都市部からのツアー利用。ガイド付きツアーのみ許可されています。
英語名
Serra da Capivara National Park
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
サン・ルイス歴史地区
世界遺産の概要
ブラジル北東部の「サン・ルイス歴史地区」は、フランス人により築かれたブラジル唯一の都市だが、その後ポルトガル人(一時オランダが征服)が支配し、様々なコロニアル風やタイルで彩られた町です。町名の由来は、建設時のフランス王ルイ13世と聖人ルイ9世。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
サンルイスにはバスで、ベレンから13時間や、フォルタレーザから18.5-20時間や、リオやサンパウロから50時間以上。
英語名
Historic Centre of São Luís
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ディアマンティーナ歴史地区
世界遺産の概要
ブラジル南東部の標高1100mの「ディアマンティーナ歴史地区」は、18世紀のポルトガル植民地時代にダイヤモンド採掘で栄えた町で、町名もそこからの由来です。その富で築かれたバロック様式の建造物やコロニアル風の町並みが残されています。ベストシーズンは暑さがましな5月中旬-7月。
アクセス方法/行き方
ベロ・オリゾンチ(サンパウロからバス8.5時間や、リオデジャネイロからバス7時間や、オーロプレットからバス2時間)からバス5時間。
英語名
Historic Centre of the Town of Diamantina
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群
世界遺産の概要
ブラジル東部の「コスタ・ド・デスコブリメント/ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群」は、大西洋ぞいに広がる密度濃い熱帯雨林地帯で、希少樹木ブラジルボク等やタテガミナマケモノ等の固有種が生息。構成資産8つは、ウナ生物保護区、CEPLACのパウブラジル試験拠点、ソーレタマ生物保護区、ヴェラクルス保護拠点の民間自然遺産保護区、リニャレシュ森林保護区、モンテ・パスコアル国立公園、パウ・ブラジル国立公園、デスコブリメント国立公園。
アクセス方法/行き方
拠点の町ポルト・セグーロ(リオデジャネイロからバス19.5時間や、サンパウロからバス27時間)からのツアーが一般的。
英語名
Discovery Coast Atlantic Forest Reserves
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
サウス・イースト大西洋岸森林保護区群
世界遺産の概要
ブラジル南東部の「サウス・イースト大西洋岸森林保護区群」は、広大な熱帯雨林地帯だが、開発等により本来の原生林の8%しか残されていないため、保護の目的もかねて世界遺産に登録されてました。構成資産は25の保護区群。
アクセス方法/行き方
パラナグア(クリチバからバス1.5時間や、)からメウ島へフェリー1.8時間や、スペラギ国立公園への拠点グアラケサーバ/Guaraquecabaへは1日1-2便のフェリーで2.5時間。また、クリチバからモヘッテスへの鉄道でピコ・ド・マルンビ州立公園を眺められます。
英語名
Atlantic Forest South-East Reserves
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
中央アマゾン保全地域群
世界遺産の概要
ブラジル北西部の「中央アマゾン保全地域群」は、世界最大流域のアマゾン河口の熱帯雨林が広がり、絶滅危惧種を含む地球上で最も豊かな生態系の生息地域です。アマゾンカワイルカ(ピンクイルカ)、カイマン(ワニ)、マナティ、ピラルク、バク、ナマケモノ他。構成資産2件は、ジャウ国立公園と周辺のアマナ持続可能開発保護区とマミラウア持続可能開発保護区と、アナビリハナス生態保護区。ベストシーズンは雨期で水位の高い4-7月頃。
アクセス方法/行き方
マナウス(サンパウロから飛行機4時間)から数日間のツアーで。一番近いアナビリハナス群島の拠点はNovo Airão。同じ拠点からジャウー国立公園へも入れるが1週間以上のツアーが必要。マミウラア自然保護区の拠点テフェにはマナウスから飛行機1時間か高速船12時間。地域により政府の許可が必要なのでツアー申込時に要確認。
英語名
Central Amazon Conservation Complex
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
パンタナル保全地域
世界遺産の概要
ブラジル西部の「パンタナル/パンタナール保全地域」は、世界最大級の熱帯性淡水湿地帯のうち北西部の一部エリアが世界遺産に登録されています。湿地、平原を中心に生物多様性の宝庫として評価されてます。具体的な範囲は、マットグロッセンス国立公園と隣接する3つの特別保護区(アクリサル、ペーニャ、ドロチェ)。ベストシーズンは7-10月。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
ポルト・ジョフリが拠点になりそうだが、シーズン中はホテル満員の可能性あるため、事前にネットか電話でツアー予約し、空港などでピックアップしてもらうのが一般的。
英語名
Pantanal Conservation Area
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ゴイアス歴史地区
世界遺産の概要
ブラジル中部の「ゴイアス歴史地区」は、19世紀に発見された金鉱によるゴールドラッシュで栄え、その富で建設された教会や建造物やコロニアル風の町並みが当時の面影を残しています。しかし18世紀末に金脈が枯渇すると衰退。町名はこの場所に住んでた先住民名にちなみます。
アクセス方法/行き方
ブラジリアからバス3-5時間。
英語名
Historic Centre of the Town of Goiás
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群
世界遺産の概要
ブラジル北東部に浮かぶ大西洋諸島のフェルナンド・デ・ノローニャは、同名島を中心とする約20の火山島群です。海洋性マングローブがあり、イルカ、クジラ、サメ、海鳥などが生息。観光を許可されてないロカス環礁/ロカス島は、小島を囲むサンゴ礁に貴重な生態系が維持されています。
アクセス方法/行き方
レシフェ(サルバドールやフォルタレーゼからバス14時間)から飛行機1-2.8時間や、ナタウ(サルバドールからバス27時間や、リオデジャネイロから46時間)から飛行機1.3時間。
英語名
Brazilian Atlantic Islands: Fernando de Noronha and Atol das Rocas Reserves
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園
世界遺産の概要
ブラジル中部のヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園は、セラード保護地域(サバンナ草原地帯)として評価され、独特の生態系が維持されています。特に絶滅危惧種のタテガミオオカミ、レアやオオアリクイ。エマス公園の「緑に光るシロアリ塚」は、雨期の最初の1ヶ月間だけ、特定の気象条件の夜しか見られないので貴重。
アクセス方法/行き方
ヴェアデイロス公園の拠点の町アウト・パライーゾ・デ・ゴイアス(ブラジリアからバス(未確認)で5時間)からツアー。エマス公園の拠点シャパダン・ド・セーウへのバスは未確認。
英語名
Cerrado Protected Areas: Chapada dos Veadeiros and Emas National Parks
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
サンクリストヴォンの町のサンフランシスコ広場
世界遺産の概要
ブラジル東部の町サンクリストヴォンは、16世紀末にスペインとポルトガルにより同君統治の交易拠点として建設されました。山の手のサンフランシスコ広場は、当時の政治と宗教の中心地だったので周囲には旧州知事公邸や教会・修道院など歴史的建造物が建ち並んでいます。
アクセス方法/行き方
サルバドール(レシフェからバス13時間や、サンパウロやリオからバス24時間以上)からバス5時間のアラカジュから15kmを路線バスかタクシーで。
英語名
São Francisco Square in the Town of São Cristóvão
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
リオデジャネイロ:山と海の間のカリオッカの景観
世界遺産の概要
ブラジル南東部の町リオデジャネイロは、1502年1月(ジャネイロ)にポルトガル人が発見し、湾を河口(リオ)と勘違いし命名されました。18世紀には金やダイヤモンドの輸出港で、1822年の独立時からブラジリア遷都までは首都として栄えました。カリオカとはリオ住民と出身者のこと。構成資産4件は、チジュカ国立公園のコルコバードの丘・植物園・カリオカ山脈と、奇岩ポン・ジ・アスーカルやコパカバーナ海岸を含む海岸線。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
サンパウロからバス6時間や、ブラジリアからバス18時間や、
英語名
Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
パンプーリャ近代建築群
世界遺産の概要
ブラジル南東部の「パンプーリャ近代建築群」は、20世紀のブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤー達がパンプーリャの人工湖の周辺に形成した近代建造物群です。別世界遺産の主役ロバート・ブール・マルクスも関わっています。サンフランシスコ教会、クビチェック大統領の家、カーサ・ド・バイリ、美術館など。
アクセス方法/行き方
ベロ・オリゾンチ(サンパウロからバス8.5時間や、リオデジャネイロからバス7時間や、オーロプレットからバス2時間)から5106番バスで1.5時間。湖の北東すぐの長距離バスターミナルへ発着する都市からも行き来可能。
英語名
Pampulha Modern Ensemble
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ヴァロンゴ埠頭考古遺跡
世界遺産の概要
ブラジル南東部の町リオデジャネイロにある「ヴァロンゴ埠頭考古遺跡」は、1811年以降にアフリカから南米に入った奴隷の荷揚げ港の遺跡です。約90万人ものアフリカ人が入ったとされる負の世界遺産で、時代により何層もあるが、最下層のペ・デ・モレケ様式が本来の姿と考えられています。
アクセス方法/行き方
リオデジャネイロの路面電車VLT1号線のParada Dos Navios駅から南すぐ。メトロ1,2号線のPresidente Vargas駅家、VLT2号線のCamerino駅からも近い。
英語名
Valongo Wharf Archaeological Site
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
パラチーとグランデ島の文化と生物多様性
世界遺産の概要
ブラジル南東部の「パラチーとグランデ島/イーリャ・グランジの文化と生物多様性」は、16世紀以降のポルトガル植民地のコロニアル都市と先住民文化や、その周辺の大西洋岸森林やマングローブの生態系が評価され複合遺産に登録されました。構成資産6件は、パラチー歴史地区、町近くのモロ・ダ・ヴィラ・ヴェーリャ、カイルス環境保護区、セラ・ダ・ボカイナ国立公園、イーリャ・グランデ州立公園、プライア・ド・スル生物保護区。
アクセス方法/行き方
サンパウロやリオデジャネイロからバス4.5-6時間。
英語名
Paraty and Ilha Grande – Culture and Biodiversity
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ロバート・ブール・マルクス記念遺産
世界遺産の概要
ブラジル南東部の「ロバート・ブール・マルクス/ホベルト・ブーレ・マルクス記念遺産」は、ドイツ系ブラジル人の世界的に有名な20世紀の造園芸術家・環境デザイナー・画家ロバート・ブール・マルクスの自宅や庭園が評価されています。自生の熱帯植物とモダニズム建築を融合させたデザインで近代的熱帯庭園を確立。別世界遺産「パンプーリャ近代建築群」にも関わりました。
アクセス方法/行き方
リオデジャネイロ中央駅前⇒カンポグランデ/Campo Grande駅へバス1.5時間⇒記念遺産まで867番バス等で45分。またはTerminal Alvoradaまで805バス等で行き、Ilha de Guaratibaへバス30分で下車後、1.5kmは徒歩か867バスで。他、複数の行き方あり。
英語名
Sítio Roberto Burle Marx
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
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