ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
標高約1000mのブラジリアはこの時期、昼はかなり暑かったです。2008/2/9の朝、オーロ・プレットからの長距離夜行バスでブラジリアに到着しました。この町も宿泊せずに1日観光だけして夜行バスで次の都市へ向かうことにしたので、その夜の夜行バスチケットを買っておきました。荷物は荷物預け所に預けたけど、後で見つけたロッカーの方が安かったです。ちなみに現在、安宿はかなり少ない状況らしいです。
ブラジリア[ブラジルの観光](Brasilia)はブラジルの首都です。他の州とは独立した特別行政地区です。標高約1000mの場所にあり、温暖で乾燥しています。1955年に新首都をここへ移す構想が出るまでは、ほぼ無人の荒地だったそうです。
当時のクビチェック大統領のユートピア構想「50年の進歩を5年で」のスローガンのもと建設が開始され、著名な建築家の「パイロット・プラン」により町全体がジェット機型に造られています。
1960年4月にリオデジャネイロから首都機能が移され、現在も「過去を持たない首都」として発展し続けています。そんなブラジリアには見どころは少なく、三権広場、テレビ塔、聖堂などだけです。しかしかなり広い範囲に点在してるので歩くには時間がかかります。市バスをうまく利用すると1日で全て廻ることが出来ると思います。
私はまずテレビ塔へ登って都市全体を眺めました。この高さでは「ジェット機型」の町を確認することは出来なかったけど、きれいに区画整理された計画都市を感じるには充分でした。次に三権広場へはかなり距離があったけど歩きました。三権広場は飛行機の機首に部分にあたるそうです。
国会議事堂は28階建てビルの両脇に皿型の下院、円盤型の上院の建物が配され、前面の人造池にはそれらが写ってとてもきれいです。内部は一般公開されてて、ガイド付で案内してもらえました。外観だけでなく内部も近代的な造りになっていますが、遊び部分が少ない気がして長時間いると気がめいる感じがしました。
大統領府は一般公開しておらず、最高裁判所、外務省にも時間の都合で入らなかったけど、外観はすばらしく、それら前には象徴するような像もありました。
次に戻ってカテドラル・メトロポリターナへ行きました。ブラジリアを象徴する建築物ですが、とても教会には見えないくらい近代的です。外部の4使徒像とは見事に調和してるけど、内部で天井からつってる3天使像はどこかアンバランスな気がしました。
次に少し離れたドン・ボスコ聖堂へも行きました。ここは夕方18時頃にシャンデリアが灯り、内部のブルーステンドグラスが美しく輝く様子が見られるので一番最後に行ったのです。その時間からミサも始まりました。とても幻想的でしたが聖堂というよりコンサート会場ような錯覚を受けました。
外が暗くなってからの三権広場やカテドラルのライトアップもきれいなので、再度見に行きました。あと今回は行ってないけど住居は飛行機の両翼エリアに集中してるようです。きれいに区画整理されてる都市ですが、どこか冷めた感じがするので私はあまり住みたいとは思いませんでした。銀河英雄伝説という小説に出てくる首都惑星に似てるなぁとも思いました。
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そして急いで市バスに乗ってバスターミナルへ行き、次の都市サンパウロ[日記]行きの長距離夜行バスへと乗り込みました。本当は直接ブエノスアイレスへ行ってもよかったのですがバス時間が長いし、パラグアイのシウダー・デル・エステへもう1度寄りたかったのでサンパウロ経由にしました。
Obligado(「ありがとう」ポルトガル語。オブリガード)、
Boa Noite(「おやすみなさーい」ポルトガル語。ボア、ノイテ)(-_-)zzz「コテッ」