2023年ラオス世界遺産一覧 全3件と候補/行き方と地図/動画・写真・評価

ラオスの世界遺産一覧 全3件(評価・登録年・種類別・アクセス難易度・動画)と候補も掲載。地図と写真も紹介。比較も可能。各国や日本の世界遺産一覧もあり。
国旗・英名 | ![]() |
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首都・主都 | ビエンチャン |
世界遺産数 (訪問数) | 全3件(2件) |
| |
次の新世界遺産登録日 | 2023年9月(世界遺産候補一覧) |
現地情報 | [地図] [通貨・為替レート] [時差・時間] [天気予報] |
エリア・周辺国 | アジア/オセアニア世界遺産 |
ラオスの世界遺産一覧
表の説明
写真の
右上:平均評価
右下:区分,登録年
左下:アクセス難易度
A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
D:観光は禁止か、行くのが困難
@の画像は[出典:wiki CC BY3.0]。@以外の写真は全て私が撮影。
ラオス旅行ルートと交通移動手段と地図

料金や時間は目安です。
- モンラー@中国[移動]国際ミニバス(ルアンナムター=南塔)/5時間(うち出入国1時間)/108元≒1,700円
- ルアンナムター(写真↓)[2泊][移動]バス/2時間/25,000キープ≒300円
- ムアンシン(写真↓)[2泊][移動]夜行バス/8時間/100,000キープ≒1,100円
- ルアンパバーン [1泊][移動]ミニバン/6時間半/100,000キープ≒1,100円
- ヴァンヴィエン/バンビエン(写真↓)[3泊][移動]ミニバン/3時間半/40,000キープ≒450円
- ヴィエンチャン/ビエンチャン(首都)(写真↓)[1泊][移動]長距離ローカル夜行バス/12時間半/100,000キープ≒1,100円、ミニトラック/1時間半/20,000キープ≒200円
- チャンパーサック [1泊][移動]乗合いボートで対岸へ/10分/20,000キープ≒200円、ミニバスでナカサンへ/2時間半/40,000キープ≒450円、乗合いボート/20分/15,000キープ≒170円
- デット島(写真↓)[2泊][移動]乗合いボートでナカサンへ/20分/15,000キープ≒170円、ソンテウ(ミニバン)でパクセーへ/2時間半/50,000キープ≒550円、国際バス/3時間/85,000キープ≒950円
- ウボンラチャタニー@タイ
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ラオスの暫定世界遺産一覧(候補)
ユネスコに登録されてる暫定世界遺産一覧です。リンク先は英語のみ。()内はユネスコ記載年。
ラオスの世界遺産の詳細データ
ルアン・パバンの町
英語名
Town of Luang Prabang
世界遺産の概要
1353年からラーンサーン王国の王都でした。16世紀頃に王都でなくなり「パバーン仏の都」(ルアンパバーン)に改名。その後、1975年までルアンパバーン王国の首都に。現在も歴史的な町並みや建築物が残されています。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
- (5) あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群
英語名
Vat Phou and Associated Ancient Settlements within the Champasak Cultural Landscape
世界遺産の概要
10世紀頃から進出したクメール人が、ヒンドゥー教建造物や城を作ったといわれます。13世紀頃にはタイ・ラーオ系民族が占拠し、上座部仏教寺院として位置づけられました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
シエンクワーン県ジャール平原の巨大石壺遺跡群
英語名
Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang – Plain of Jars
世界遺産の概要
ジャール平原には、1,500-2,000年前の古代モン・クメール族による、石壺の遺跡が残されています。主に紀元前500-西暦800年のもので、食料貯蔵や骨壷に利用されたと考えられています。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
【世界遺産】ルアン・パバンの町の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★86/100換算 私の評価 75 地図③ |
所要時間 | 町の仏教寺院やプーシーの丘だけなら2日あれば充分。パークウー洞窟、クアンシーの滝などへ行くならもう1日必要かも |
英語名 |
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ルアン・パバンの町は、14世紀半ばのラオス初の統一国家ラーンサーン王国の王都でした。かつてはシェントーンと呼ばれたが、首都がヴィエンチャンへ移ると改名。ワット・シェントーン寺院(上写真左)は1560年建立のラオスの代表作です。
ワット・シェントーン寺院の壁面モザイクや、内部のガラス装飾はとても美しいです。1960年のシーサワンウォン王の霊柩車は、黄金の龍が見事!



ルアンパバーンの町では、朝5時過ぎからの托鉢僧の列も観光のみどころです。ただしフラッシュ撮影や進路妨害は絶対しないよう注意しましょう。


ワット・ビスンナラート寺院の黄金ブッダ像や、プーシーの丘(仙人の山)頂上のタート・チョムシーやそこからの眺めもおすすめ!


川にかかる木橋は、雨季でも大丈夫なのでしょうか?気になります。。

【世界遺産】チャンパサック県のワットプー遺跡の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★82/100換算 私の評価 70 地図⑥ |
交通アクセス 行き方 地図 | 遺跡から10km北の小さな村チャンパーサックに宿泊して観光。2時間離れたパクセーからの日帰り観光も可能です。 |
英語名 |
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ワットプー遺跡は世界遺産「チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群」の中心地です。文化遺産だが、周囲の自然景観もセットで評価されました。聖なる山リンガバルバータ山麓の遺跡群からの眺め(上写真左)は絶景!
10世紀頃、この地域に入ったクメール人はヒンドゥー教を信仰しました。しかし13世紀頃のタイ・ラーオ系民族により上座部仏教の都市に変えられ、城であったワットプーも仏教寺院にあらためられました。
大宮殿へと導くリンガの列。

ワット・プー遺跡の建造物や石像やブッダ像。




売り子の少女。学校とか行ってるのか心配。

ラオス旅行おすすめ観光スポット写真
ルアンナムターでは、少数民族の村をたずねました。

ムアンシンでは、少数民族のマーケット(朝市)を見学。おばあちゃんの写真も撮影させていただけました。


ヴァンヴィエン/バンビエンでは、大自然の中でゴムタイヤによるのんびり川下り「チュービング」を楽しみました。自転車でブルーラグーンとプーカム洞窟(Poukham Cave)も観光。洞窟内には寝た仏陀像もあります。



首都ヴィエンチャンでは、ブッダの骨(仏舎利)が納められている黄金の塔「タート・ルアン」(世界遺産 暫定リスト)を観光。パリの凱旋門がモデルの戦没者慰霊塔「パトゥーサイ」も見てきました。


シーパンドーン(4000 islandsという意味)のデット島は、時間のゆっくり流れる楽園です。欧米人には人気の滞在地です。物価も安いし、食事もおいしくてのんびり過ごしました。


