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美しいオリンダ歴史地区!アサイー&タピオカ in レシフェ(ブラジル)

オリンダの美しい町と海と空ブラジルのレシフェ(Recife)は、教会やコロニアルな町並みが美しく世界遺産でもあるオリンダの観光拠点の町として有名です。
オリンダはリオのカーニバル時期にも多くの観光客が訪れる観光都市です。一方のレシフェには観光資源はほとんどなかったけど、アサイー、ガラナ、タピオカクレープなどブラジル名物を飲み食い出来ました。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!

この時期、昼は暑くて夜は適温でした。

2008/9/8の朝、サルバドールからの長距離夜行バスで到着。レシフェでは宿泊せずに1日観光だけしてから、また長距離バスに乗って移動します。インフォメーションを探して地図をもらい、レシフェのセントロからオリンダへの行き方を教えてもらいました。そしてバックパックも預かってもらいました。1荷物2レアル。バスターミナルからセントロへはメトロという電車で行きました。Central駅まで約20分。
Central駅の中にはなぜか蒸気機関車が展示されてました。その駅を出てすぐの場所から市バスでOlinda:オリンダの町へ向かいました。1537年にポルトガル人によって建設されたこの町は砂糖産業により繁栄しました。しかしレシフェを建設したオランダによって1630年から24年間占領されました。その後再び、ポルトガルによって占領されたため、ポルトガルとオランダ両方の教会が残されています。
オリンダ、海岸で馬洗う?オリンダの海岸ビーチサンフランシスコ修道院
そのような独特の歴史を持つオリンダでは、今でも美しいコロニアル建築の町を見ることが出来ます。その教会や修道院を含む町並みは世界遺産にも登録されました。オランダ、ポルトガル、どちらが造った教会かは塔の本数を見れば分かります。すなわち、塔が2本のは建設資金が豊富だったオランダによって、1本のは節約したポルトガルによって建築されたと言われています。
そして町の名オリンダは、ポルトガル語の「O linda!」(オー、リンダ!)日本語で「なんて美しい!」という意味なのです。オリンダに着いてすぐにその評価は正しいと思いました。まず海岸に面してて多くの人が海で遊んでたり、日光浴しています。きれいな砂浜の周りにはヤシの木が生えています。そして町並みも、オレンジ色の屋根の家々が並んでいる中に緑の木が生えています。
そして青い空、黄緑色の海、白い雲が見事なバランスです。これまでコロニアル都市にはいくつも行ってて見慣れた感があったけど、この町には海があるのでまた違った美しさを感じることが出来ます。海岸から少し西の道へ入るとカルモ教会のある広場に出ます。広場に入る手前のRue do Sao Franciscoを歩いていくと、Convent Sao Francisco:サンフランシスコ修道院に着きます。
修道院前の石の十字架修道院の中庭。青白タイルオリンダの美しい町と海と空
1585年にブラジルで最初に建てられた修道院の1つだそうです。教会前には公園があって十字架が建っています。私は修道院よりこちらに興味を持ちました。ごく普通のキリスト教の石の十字架ですが、ダヴィンチコードや天使と悪魔のラングドン教授がいずれやって来て、その謎を解明してくれそうな気がします。それはせておき、修道院にも入ってみました。ここだけ有料で2レアル(約120円)でした。
まず中庭の柱や壁のタイルは古そうな雰囲気がしました。しかし中の調度品とかはそれほど古く感じなかったので面白みはなかったです。礼拝堂はかなりきれいに造りこまれていました。壁のタイルはサルバドールでも見たポルトガル調のようですが、礼拝堂のお金のかけ方はオランダなのでしょうか。塔での区別がつきにくいので分かりません。入口近くの壁には最後の晩餐も飾られていました。
サンフランシスコ修道院を出てそのまま進んでいくと、左手にオリンダのきれいな町並みが見渡せます。しかしここよりももっとよく見渡せる場所が近くにあります。左折してしばらく歩くと左手にIgreja da Se:セー教会が見えてきます。この教会のテラスからの眺めは本当にきれいです。ツアー客たちも多いので景色のいい場所は取り合いになるほどです。
オリンダ、丘上のセー教会オリンダ、ミゼリコルジア教会オリンダは登り下りの町
セー教会の辺りがオリンダの中心になるようです。この教会も1537年に建てられた古い教会です(さっきのは修道院)。でも内部は結構新しいのでがっかりしました。教会前からの景色もとてもよく、TVかDVDかの撮影隊も来ていました。私的にはクスコの町並みの方が好きですが、海があるオリンダにはまた違ったきれいさを感じます。セー教会から更に西へ100mほど下っていくと右手にIgreja da Misericordia:ミゼリコルジア教会が見えてきます。
この教会はもともと病院だったそうですが、オランダに焼かれてしまい教会として建て直されたそうです。塔が1本なのでポルトガル人の建築だということが分かります。中では正午の?お祈りを修道女たちが行っていました。この教会から更に下って行きました。するとある店で巨大な人形を発見。見てみるとそれは2月のカルナバルの時にパレードするらしい。
このオリンダは、リオデジャネイロ、サルバドールと並んでブラジル3大カーニバルの1つに数えられるほど、独特の祭りスタイルを持つことで有名なのです。おなじみリオのカーニバルとほぼ同じ日程です。巨大山車(だし)のリオ、バンド隊に参加出来るサルバドール、そしてオリンダはこの巨大人形が山車の代わりになるのでしょうか。機会があれば見てみたいものです。
オリンダ、カルナバル人形オリンダ、町で最古の民家オリンダ、ポルキロランチ
そのまま下っていき、Restaurante Mouriscoで食事することにしました。オリンダで最初に建てられた民家を改装したレストランだそうです。夜はおしゃれで少し高めのレストランになるようですが、ランチタイムにはポルキロで食べれます。ポルキロとは好きな料理を取り、重さで値段が決まるシステムです。ブラジルの安食堂では多いタイプです。
ちなみにこの時の値段は、18.9レアル/Kgで、私は重い肉などを避けたので8.5レアル(約500円)でした。ブラジルでは標準的な値段です。基本的においしい国ブラジル、ここも当然おいしかった♪です。コーヒーは飲み放題みたい。食後に、近くのリベイラ市場へ寄ってみました。昔は奴隷市場だったらしいけど、今はお土産屋が並んでいます。でも高めだし欲しい物もなかったので裏から町を眺めました。ここもまぁまぁ良いかも。
そしてカルモ広場まで下りました。Igreja do Carmo:カルモ教会は改装中か何かでそばへ近づけませんでした。公園の中に建つきれいな教会だと思ってただけに残念でした。その前の店でケーキを食べてから、市バスを降りた場所まで戻ってレシフェ行きバスに乗りました。約30分でレシフェのCentral駅前に戻ってきました。まだ16時前だったので、レシフェの町も少し歩いてみることにしました。
オリンダ、丘上のカルモ教会オリンダの美しい町と海と空レシフェ、カルモ教会
レシフェはオリンダの観光拠点程度としか知られていません。旧市街などに教会はたくさんあるけど見所もあまりない町です。大きな運河が町の中心を流れているため橋も多く、「ブラジルのヴェネチィア」などと呼ばれることもあるようですが、茶色い運河の上をヴェネチィアのようにゴンドラで揺られたいとは思いません。ブラジル北東部地域ではサルヴァドールに次ぐ大都市です。しかし殺人事件が多く、治安の悪さはリオやサンパウロ以上だそうです。
このことを先に知ってたら、夜に出歩く気は起きなかったと思います。最初は駅から歩いてカルモ教会へ行きました。オリンダと同じ名前の教会ですが別物です。レシフェの代表的な教会です。塔が1つなのでポルトガル建築だと思ってたらオランダ建築のようです。この見方もあてになりませんね。次に近くにあるCatedral de Sao Pedro dos Clerigos:サンペドロ・ドス・グレーリゴス大聖堂へ。
とても大きな大聖堂です。2つの塔の上には後で付け加えたような白い建築物があります。これは2つの塔だけどオランダ建築なんでしょうか。なんかそればっか気にして見てますけど……。カルモ教会前の大通りまで戻り、そこを真っ直ぐ歩いてヘプブリカ広場へ向かいました。途中の店で、ブラジル名物アサイードリンクを飲みました。冷凍させたアサイーを溶かして砂糖を加えたものでビタミンたっぷりです。
レシフェ、アサイージュースレシフェ、タピオカクレープレシフェ、タピオカクレープ
ヘプブリカ広場の前には宮殿やら裁判所やらがありますが、歩き疲れたため公園のベンチで休んでました。久しぶりの教会めぐりで最初は楽しかったけど、最後の方は見飽きてきました。と言うよりもオリンダのきれいな景色を見た後にレシフェを見ても感動しないということですかね。贅沢な話なのですが。。そして駅へ戻る途中で、食事出来そうなとこを探したのですがなぜかどんどん店が閉まってしまいました。
でも屋台が増えてきたので、ホットドックとハンガーバーを食べました。これは珍しくまぁまぁって感じでした。しかしそのそば(カルモ教会の少し北西)にあった屋台のタピオカクレープが最高においしかった♪です。どんどん人が並んできたので人気ショップなのかも。私は空腹でもなかったのに2枚も食べれました。チーズとタピオカのバランスが絶妙です!
あともう1つ、ブラジル名物ガラナジュースも試しに飲んでみました。これはコーヒーやお茶のような飲み方をしてたそうですが、味があまりないためか最近は炭酸飲料に含まれることが多いようです。ブラジルでは多くのガラナ炭酸飲料を見つけて飲みました。効果もコーヒー・お茶と似てますが、強壮作用、疲労回復、ストレス解消などについては優れているとも言われてるそうです。
ジェリコアコアラへの道ジェリコアコアラへの道ジェリコアへトラックバス
こんな治安の悪い町ですっかり暗くなってしまったのでかなり警戒しながら駅へ戻りました。メトロで長距離バスターミナルまで行き、荷物を受け取ってからフォルタレーゼ行き長距離夜行バスに乗りました。
9/9の朝、フォルタレーゼのバスターミナルに到着。そこのオフィスでバスチケットを買って、出発時間まで約2時間ターミナルで待ちました。それからジェリコアコアラ行きの中距離バスに乗って出発。15時過ぎに着いたと思ったら、今度は4WDのトラックバス?に乗換え。サファリに行く時みたいなバスです。乗り換えた町はJijoca:ジジョカです。
どうやら雨期には川のような水たまりを走るのでこのバスなのですが、この時期は乾期でほとんど水はありませんでした。それでも未舗装の海沿いの砂浜を走るので4WDでないとダメでしょうね。かなり揺れてジェットコースターのようで楽しかった♪。約1時間でJericoacoara:ジェリコアコアラに到着。
Obligado(オブリガード。ポルトガル語)「(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」
Boa Noite(ボア、ノイチ。ポルトガル語)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」

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