和歌山の世界遺産一覧やおすすめ観光スポット/熊野古道/那智滝/高野山/紅葉ライトアップ
和歌山の世界遺産一覧(熊野古道/熊野大社/那智滝や高野山)や観光スポットのアクセス/行き方/モデルコース/地図/写真、旅行計画/観光ルートの参考に。各国の世界遺産一覧や旅行記も。
ベストシーズン | 混雑期:年末年始(12/30-1/5),GW(4/28-5/6),お盆と夏休み(7,8月),三連休 注意すべき時期: 7月-10月中旬(台風や水害)。12-3月(雪道) |
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和歌山の熊野三山/高野山 旅行ルートと交通移動手段と地図
料金や時間は目安(2022年2月時点)。
- 大阪[移動]南海電車 難波-橋本-極楽橋-[ケーブルカー]-高野山/約2時間(1日乗り放題券3,100円)
- 高野山(南海バスも乗り放題)[移動]南海電車/40分
- 九度山[移動]南海電車/40分
- 高野山(夜のライトアップ観るため再訪)[移動]南海電車/約2時間
- 大阪(以下は別日)[移動]ツアーバス
- 熊野三山
- 大阪
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和歌山の世界遺産やおすすめ観光スポットランキングと地図
和歌山県の世界遺産は「紀伊山地の霊場と参詣道」(奈良県、三重県にもまたがる)のみですが、登録スポットが多いため1回の旅行で全制覇するのは難しいです。今回は、熊野三山、高野山、九度山と、それらエリア内の古道のみ観光しました。
日本 和歌山県の世界遺産や観光スポット | 評価 皆(私) | |
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1 | 87 (72) | |
2 | 87 (69) |
⇒日本の世界遺産一覧もご参考に!
- 熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智大滝、青岸渡寺など)↓
- 高野山(金剛峯寺、壇上伽藍、奥之院)↓
- 九度山エリア(丹生都比売神社、慈尊院、丹生官省符神社)↓
- 吉野・大峯(吉野山、吉野水分神社、金峯神社、金峯山寺、吉水神社、大峰山寺など)
- 参詣道(大峯奥駈道、熊野参詣道、高野参詣道)
高野山、九度山エリア、熊野三山の観光スポットについては、Googleマップもご確認ください。
※ 茶:世界遺産。黒・青:世界遺産候補や他観光地
【世界遺産】熊野三山(熊野本宮大社/熊野速玉大社/熊野那智大社)と熊野古道の観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★87/100換算 私の評価 72 |
交通アクセス 行き方 地図 |
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所要時間 | 急ぎ足の観光なら、熊野本宮大社と大鳥居で40分、熊野速玉大社で20分、神倉神社で40分。熊野那智大社と青岸渡寺と那智の大滝と大門坂(熊野古道)で120分。じっくり観て御朱印に並び土産も買うなら各場所で30-60分追加 |
英語名 |
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熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社に青岸渡寺を加えた三社一時の総称です。それぞれ未来、過去、現在のご利益と言われ、この順番に回るのが正式。上写真は青岸渡寺の三重塔と那智の大滝です。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録。
熊野本宮大社は、崇神天皇65年に熊野川の中洲「大斎原(おおゆのはら)」に創建されたと伝えられるが、1889年8月の十津川大水害で流され現在の場所に移転。日本一高い大鳥居(大社の南へ徒歩5分。2000年に完成)をくぐり、木に囲まれた大斎原(撮影禁止。下写真の大鳥居の右部)も参拝。
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)の主祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)と言われる熊野坐大神(くまのにますおおかみ)や家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)。神仏習合では阿弥陀如来に。小鳥居をくぐり木々に囲まれた階段、門の先に本殿(撮影禁止)が。八咫烏ポストもあります。
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)の主祭神は、伊邪那美神(イザナミノミコト)とされる熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)と、伊邪那岐神(イザナギノミコト)とされる速玉之男(はやたまのを)。神仏習合では薬師如来に。本殿は赤が印象的。元宮は神倉山のゴトビキ岩に建つ神倉神社(世界遺産。今回は下から眺めただけ)。
大門坂は、熊野古道(熊野参詣道)の1つ中辺路(なかへち)の一部です。現在は門はないが石碑入口から入り、樹齢800年と言われる夫婦杉(下2番目写真)から約1kmの石階段を登ると熊野那智大社に到着。電車とバスでも行け、気軽に熊野古道を体験できるおすすめルートです。
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)の主祭神は、伊邪那美神(イザナミノミコト)と言われる熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。神仏習合では千手観音に。那智滝を神聖視する原始信仰が起源で、当初の社殿は滝前の飛龍神社の地にあったそうです。
平清盛の御手植えと伝わる樹齢約850年の御神木・樟霊社(しょうれいしゃ)は、胎内くぐりの大クスとして有名。300円で木の中をくぐれます。神武天皇を熊野国から大和国の橿原まで導いた(神武東征の終盤)八咫烏(やたがらす)の祈願絵馬もかわいい。
那智山の青岸渡寺(せいがんとじ)は、隣接する熊野那智大社と一体化した寺院で神仏習合の修験道場でした。織田信長に焼かれた後、豊臣秀吉が天台宗の寺院として再建。名称は、秀吉が大政所を弔った高野山「清巌寺」に由来。
熊野那智大社と那智滝は、絵になるので観光写真としてよく目にしますが、実際は三重塔は青岸渡寺の一部です(拡大写真は最上部に)。
那智の大滝は、48の那智滝の代表であり、古くから飛龍神社の神体でした。総合落差133mは日本12位ですが、日本三大瀑布や三名瀑や日本三大神滝の1つに数えられます。飛龍神社の境内から眺められ、追加料金で滝見台まで近づけます。
【世界遺産】高野山の金剛峰寺や根本大塔の紅葉ライトアップの観光情報や評価
観光地 の評価 Wiki | 平均★★★★★87/100換算 私の評価 69 |
交通アクセス 行き方 地図 |
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料金や 営業時間 | 外観の観光は基本的に無料。根本大塔、金剛峯寺、霊宝館の展示、金剛三昧院の境内などへの入場は有料 |
所要時間 | 大門、壇上伽藍、金剛峯寺、奥之院まで半日で観光できる。霊宝館内、徳川家霊台、金剛三昧院などを加えるなら丸1日必要 |
撮影 スポット | ライトアップは、中門、根本大塔、蛇腹道、金剛峯寺前、六時の鐘などがきれい |
英語名 |
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高野山は、弘法大師・空海が約1200年前に真言密教を開いた標高900mの地で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されています。この写真は、壇上伽藍(だんじょうがらん)の象徴である根本大塔(こんぽんだいとう)です。
ケーブルカー「高野山」駅から南海バスで「大門」下車。大門は高野山の西の入口として圧巻される巨大さです。
南海バスで「金堂前」。大門や霊宝館から歩いてすぐ。少し先の道路沿いから蓮池と橋ものぞいておきましょう。高野山二大聖地の1つ壇上伽藍の中門をくぐると金堂。根本大塔は日没後のライトアップもきれいです。
壇上伽藍の金堂から左に入ると山王院や御影堂(みえいどう)、神仏習合の象徴(寺内の神社)の御社(みやしろ)があります。根本大塔から右へ入ると不動堂や東塔。不動堂前から紅葉ごしの根本大塔がきれいでした。
高野山の壇上伽藍と金剛峰寺を結ぶ蛇腹道も、紅葉やライトアップが見どころです。
金剛峯寺は、高野山真言宗の総本山で、高野山全体を境内とする総称でもあります。現在の金剛峯寺は、明治に青巌寺(豊臣秀吉も寄進)と興山寺 (廃寺)の2つの寺院が合併したものです。夜は正門前がライトアップされ紅葉スポットです。
奥之院は、高野山の墓域です。金剛峯寺から約1km。一の橋から約2kmの御廟橋、灯籠堂、空海の御廟へ歩くのが正式ルートです。御廟橋そばの織田信長の墓所以外にも、豊臣秀吉、明智光秀、石田三成、武田信玄などもあり。
奥之院の御廟橋を超えると写真撮影は禁止です。下写真は、その前に撮影した灯籠堂と記念灯籠堂です。帰りに寄った英霊殿は、橋のまわりの紅葉が高野山で一番きれいでした。
高野山へ向かう途中の「九度山駅」にも、徒歩圏内に世界遺産があります。816年頃、嵯峨天皇から高野山の地を賜った弘法大師(空海)は、高野山への表玄関として慈尊院、丹生官省符神社を創建。
当時女人禁制で高野山へ登れなかった空海の母が滞在し、空海が年に9回訪ねたエリアなので「九度山」と名付けられました。慈尊院の多宝塔は高野山の大塔に似ています。
慈尊院の多宝塔の横の「正面参道119石段 一ノ鳥居」を登りきると丹生官省符神社。高野山をながめられる「高野山遙拝所」や、赤がきれいな本殿も見どころです。さらに山側には世界遺産「丹生都比売神社」もありますが今回は未訪問。
九度山駅を降りて慈尊院へ向かう途中、世界遺産ではないけど真田幸村と真田昌幸の屋敷跡である真田庵も訪問。真田昌幸の墓地もあります。六文銭の旗がはためいてました。
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