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世界遺産「紀伊霊場 吉野・高野山・熊野」千本桜/紅葉と全23所観光アクセス地図や旅行記モデルコース

世界遺産 吉野・高野山・熊野三山の写真

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」概要・地図・評価・旅行記・全構成資産23か所の車なしアクセス行き方、観光モデルコースを紹介。千本桜の吉野山、紅葉の高野山、熊野三山・熊野古道など。各国の世界遺産リストあり。

世界遺産名紀伊山地の霊場と参詣道
登録年・区分2004年登録 世界文化遺産
登録国日本の国旗の国旗日本 (世界遺産26件一覧)
平均評価★★★★★87/主要GMap値/100換算 私の評価73
出典・参考WikiUNESCO(英語)
世界遺産
登録基準
(2)文化の価値観の交流
(3)文化・文明の希有な証拠
(4)歴史上重要な建築物・景観
(6)出来事・伝統・芸術関連

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」概要Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range

3霊場(自然崇拝を起源とする熊野三山、修験道拠点の吉野・大峯、空海が開いた高野山)とそれぞれを結ぶ熊野古道や参詣道が登録されました。聖山、山や森、川など豊かな自然も多く残ってて、日本で初の文化的景観として登録されてます。

構成資産・アクセス/行き方(一例) 難易度:B(一部 容易)

3県、全23か所。公共交通と徒歩で行ける場所が多いが参詣道も回るなら1週間以上は必要。吉野、高野山、熊野への日帰りに便利な連泊場所として天王寺/阿倍野もおすすめ。

奈良県 吉野・大峯(おおみね)エリア(6か所) [旅行記]
大峯山寺 以外は近鉄 吉野駅から1日でまとめて日帰り観光可。参詣道の大峯奥駈道の一部も歩きます。

  1. 吉野山(よしのやま)(近鉄 吉野駅から徒歩圏)
  2. 吉野水分神社(よしの みくまり じんじゃ)(同上。バスあり)
  3. 金峯神社(きんぷ じんじゃ)(同上。バスあり)
  4. 金峯山寺(きんぷ せんじ)(同上)
  5. 吉水神社(よしみず じんじゃ)(同上)
  6. 大峰山寺(おおみね さんじ)(近鉄 下市口駅から奈良交通バス洞川温泉行きで80分の終点下車⇒登山口 大峯大橋へ徒歩60分⇒山頂へ登山片道3時間)

和歌山県 高野山エリア(4か所) [旅行記]
丹生都比売神社以外は1日で観光可能です。朝早く出たなら、九度山⇒高野山の順がスムーズ。

  1. 金剛峯寺(こんごうぶじ)(南海 高野山駅から南海バスで10-30分)高野山全域が境内地で次を含む。伽藍地区(山王院本殿、不動堂)、奥院地区(奥院経蔵、佐竹義重霊屋、松平秀康及び同母霊屋、上杉謙信霊屋)、大門地区(大門)、金剛三昧院地区(多宝塔、経蔵、四所明神社本殿、客殿及び台所)、徳川家霊台地区(徳川家霊台)、本山地区(下記の慈尊院と丹生官省符神社)
  2. 慈尊院(じそんいん)(南海 九度山駅から徒歩20分)
  3. 丹生官省符神社(にうかんしょうぶ じんじゃ)(南海 九度山駅から徒歩30分)
  4. 丹生都比売神社(にうつひめ じんじゃ/にぶつひめ)(JR笠田駅からコミュニティバス(30分/200円/1日6往復)で終点「丹生都比売神社」下車すぐ。タクシーなら15分)

和歌山県 熊野三山エリア(7か所) [旅行記]
熊野三山とは熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社。それぞれ未来、過去、現在のご利益と言われ、この順番に回るのが正式。青岸渡寺を含む三社一寺で考える場合もあり。

大阪から公共交通で三社と周辺を観光して日帰りは難しいので車なしなら最低1泊は必要。熊野古道(参詣道)の道中として世界遺産登録されてる「つぼ湯」のある「湯の峰温泉」宿泊などもおすすめ。

  1. 熊野本宮大社(くまのほんぐう たいしゃ)(JR新宮からバス1時間/片道1,560円。JR紀伊田辺からバス2.5時間/2,100円。高野山からも時期により早朝バス。大和八木駅からバス5時間/4,600円。五条駅(奈良)からバス4時間/3,750円)周辺の旧社地 大斎原(おおゆのはら)と備崎経塚群(そなえざききょうづかぐん)も建造物はないが世界遺産の一部。
  2. 熊野速玉大社(くまのはやたま たいしゃ)(JR新宮から徒歩15分)境内の樹齢800年の御神木ナギの木や、元宮の神倉神社(かみくらじんじゃ)(速玉神社から徒歩20分+階段往復50分)も世界遺産の一部。
  3. 熊野那智大社(くまのなち たいしゃ)(JR紀伊勝浦から路線バス15分。またはJR那智駅⇒[バス10-30分]⇒大門坂⇒[世界遺産 熊野古道 中辺路を徒歩20分]⇒熊野那智大社)
  4. 青岸渡寺(せいがんとじ)(同上)
  5. 那智大滝(なちのおおたき)(同上)
  6. 那智原始林(なちげんしりん)(個人旅行者は立入禁止。2-6月の神秘ウォークツアー(要検索)で三の滝、二の滝などを観光可。6-10人の場合、ガイド料+正式参拝初穂料で22,000円など)
  7. 補陀洛山寺(ふだらく さんじ)(JR那智駅から徒歩5分)

和歌山・奈良・三重県 参詣道(さんけいみち)(6道)世界遺産 熊野古道マップ[出展: 熊野古道|新宮市 観光協会]

  1. 大峯奥駈道(おおみね おくがけみち)(奈良県吉野町(柳の宿)⇒吉野山(金峯山寺)⇒金峯神社⇒大峯山寺(山上岳)⇒熊野本宮大社)
  2. 熊野参詣道 中辺路(なかへち)(和歌山県田辺市(出立王子・鬪雞神社)⇒熊野本宮大社⇒熊野那智大社⇒熊野速玉大社)
  3. 熊野参詣道 小辺路(こへち)(高野山(金剛峯寺)⇒熊野本宮大社)
  4. 熊野参詣道 大辺路(おおへち)(和歌山県田辺市(北新町道標)⇒海辺を通る⇒那智勝浦町(熊野三所大神社))
  5. 熊野参詣道 伊勢路(いせじ)(伊勢神宮⇒熊野三山(途中で熊野速玉大社と熊野本宮大社への道が分岐))
  6. 高野参詣道(こうや さんけいみち)(町石道(九度山⇒大門)、三谷坂(かつらぎ町の丹生酒殿神社/にうさかどのじんじゃ⇒丹生都比売神社⇒町石道)、京大坂道不動坂(極楽橋⇒不動坂口の女人堂)、黒河道(くろこみち)(橋本市の定福寺/じょうふくじ⇒黒河女人堂跡)、女人道(にょにんみち)(不動坂口女人堂⇒大門口女人堂跡⇒黒河女人堂跡など女人堂を巡る道))
茶:世界遺産。オレンジ:暫定世界遺産候補。黒・青:他観光地

⇒Googleマップ

世界遺産 奈良の吉野 旅行記と周辺観光モデルコース・所要時間

吉野山は世界遺産以外に春の千本桜もおすすめ。3月末-4月初旬に下千本(七曲坂の上から駐車場等)⇒中千本(如意輪寺への道等)⇒上千本(花矢倉展望台の周辺等)⇒奥千本(修行門と金峯神社の間等)の順に2-4日ごとに開花するので長く花見できるのが特徴。以下は車なし1日での日帰りハイキング。

奈良吉野の世界遺産観光モデルコース
時間・費用は目安(金額のみ2025/3時点に修正)
JR大阪駅
⇒[JR大阪環状線(天王寺方面) 25分/210円]⇒JR天王寺⇒近鉄 大阪阿部野橋⇒[近鉄南大阪線急行 1時間30分/1,170円]⇒吉野駅
近鉄 吉野駅
徒歩30-40分(ロープウェイあり 所要3分/大人片道500円/往復900円)。春は下千本(しもせんぼん)の桜を見ながら七曲り坂を歩くのがおすすめ。夜はライトアップもあり(要確認)

観光世界遺産金峯山寺(きんぷせんじ)(観光15分)wiki

飛鳥時代の伝説的な山林修行者/呪術者 役小角(えんのおづぬ)が開創と伝えられてます。熊野三山とならぶ山岳信仰の霊地で仏教や神道ではない独自の「蔵王権現(ざおうごんげん)」を信仰。4月の祭りに遭遇し山伏や射手も見学。

国宝の本堂 蔵王堂(ざおうどう)には日本最大の秘仏ご本尊「金剛蔵王大権現」立像3体が安置。特別御開帳で見学可(2025春は拝観料1,600円)。世界遺産には本堂、仁王門、銅鳥居も登録。仁王門/二王門は修復中(2028年完了予定)で見学不可でした。

観光世界遺産金峯山寺(きんぷせんじ)(観光15分)の写真

銅鳥居(かねのとりい)は日本三大鳥居の1つ(他、安芸宮島、四天王寺)で、吉野から大峯山への修行道の四門の1つ(発心門=銅鳥居、修行門(後述)、等覚門、妙覚門)。室町時代の再建。八角三重塔の吉野朝宮跡(南朝妙法殿)は、南朝の後醍醐天皇の悲運の死後3代続いた実城寺の跡地。

観光世界遺産金峯山寺(きんぷせんじ)(観光15分)の写真観光世界遺産金峯山寺(きんぷせんじ)(観光15分)の写真
徒歩 階段含め15分

観光脳天大神 龍王院(のうてんおおかみ りゅうおういん)(観光10分)

金峯山寺の左奥には役行者/役小角の銅像。さらに階段道の先の脳天大神 龍王院は、首の上の難病や学業成就の願いをかなえてくれるそうです。

観光脳天大神 龍王院(のうてんおおかみ りゅうおういん)(観光10分)の写真観光脳天大神 龍王院(のうてんおおかみ りゅうおういん)(観光10分)の写真観光脳天大神 龍王院(のうてんおおかみ りゅうおういん)(観光10分)の写真
⇒徒歩 階段含め15分⇒金峯山寺から徒歩10分

観光世界遺産吉水神社(よしみず じんじゃ)(観光10分)wiki

役小角が吉水院(きっすいいん)を創建。源頼朝に追われた源義経、武蔵坊弁慶(境内に弁慶の力釘あり)、静御前が5日間滞在。豊臣秀吉は吉野花見の本陣に。明治以降に神社に改め。境内の一目千本から、中千本と上千本の滝桜を花見可。

観光世界遺産吉水神社(よしみず じんじゃ)(観光10分)の写真観光世界遺産吉水神社(よしみず じんじゃ)(観光10分)の写真観光世界遺産吉水神社(よしみず じんじゃ)(観光10分)の写真
徒歩50分

脇道・寄り道しながら桜の名所を見学。下写真は順に中千本(なかせんぼん)(如意輪寺 方面の道に下りて)、上千本(かみせんぼん)(吉野水分神社への道中)、吉野山全景(花矢倉展望台から)。

交通手段交通手段交通手段

観光世界遺産吉野水分神社(よしの みくまりじんじゃ)(観光10分)wiki

創建年は不明。9世紀には吉野山の最奥部から移転されたと伝えられてます。主祭神は水の分配を司る神 天之水分大神(あめのみくまりのおおかみ)。清少納言『枕草子』に「子守明神」として登場。豊臣秀吉が祈願し秀頼を授かったとも。

観光世界遺産吉野水分神社(よしの みくまりじんじゃ)(観光10分)の写真観光世界遺産吉野水分神社(よしの みくまりじんじゃ)(観光10分)の写真
徒歩30分

観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)wiki

創建年は不明だが藤原道長が詣でたそうです。主祭神は、地主神の金山毘古命(かなやまひこのみこと)。下写真は順に金峯神社、修行門、義経隠れ塔。

修行門は金峰山四門(他、発心門=銅鳥居、等覚門、妙覚門)の1つ。吉野山から世界遺産「大峯山寺までの大峯奥駈道」(おおみね おくがけみち)の道中です。義経隠れ塔は源義経が屋根を蹴破って逃げ、蹴抜の塔(けのけのとう)とも。

観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真

修行門から金峯神社への両側の高台では奥千本の桜が満開で見事!

観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真観光世界遺産金峯神社(きんぷじんじゃ)(観光5分)の写真

観光西行庵(さいぎょう あん)(観光5分)wiki

金峯神社から右奥へつづく道を約15分歩くと西行庵。西行法師は平安時代から鎌倉時代の武士で23歳で出家し僧侶・歌人に転身。陸奥での旅あとは松島 旅行記にて。西行庵の周辺の奥千本の桜は吉野山で一番遅咲きです。

観光西行庵(さいぎょう あん)(観光5分)の写真観光西行庵(さいぎょう あん)(観光5分)の写真

吉野の桜祭り(花供懺法会/花供会式)・桜ライトアップ

山桜の満開を御本尊に報告するお祭りも見学。花供懺法会(はなくせんぽうえ)・花供会式(はなくえしき)です。毎年4月10-12日ころ(要確認)に開催。大名行列、悪霊退散の弓祈祷、採灯大護摩供(さいとうだいごまく)、千本搗き(づき)の餅の配布もありました。世界遺産 吉野山の春の祭り(花供懺法会・花供会式)の大名行列の写真

世界遺産 吉野山の春の祭りの写真世界遺産 吉野山の春の祭りの写真
世界遺産 吉野山の祭りの採灯大護摩供の写真

春のさくらの時期には夜のライトアップもあり、この日は吉野駅近くの七曲がり坂で下千本の桜がきれいでした。ライトアップされる場所は事前に確認することをおすすめ。

世界遺産 吉野山の下千本の桜ライトアップ写真世界遺産 吉野山の下千本の桜ライトアップ写真

世界遺産 高野山(和歌山)旅行記と周辺観光モデルコース・所要時間

高野山、九度山を1日で日帰りしました。高野山のライトアップに行くなら、九度山を先に訪問すればいいでしょう。繁盛期には京都⇒高野山の高速バス(160分/片道2,500円から)や、高野山方面の電車1日乗り放題切符が販売される場合あり。

時間・費用は目安(金額のみ2025/3時点に修正)
JR大阪駅
⇒[JR環状線 20分/190円]⇒新今宮駅⇒[南海高野線 快速急行 90分/930円]⇒極楽橋駅⇒[南海高野山ケーブルカー 5分/500円]⇒高野山駅⇒[南海りんかんバス 10-30分/360円]⇒大門

観光世界遺産高野山 大門(観光10分)wiki

高野山の西の入口。圧倒される巨大さです。左右の金剛力士像は江戸時代中期の作で日本でニ番目の大きさ(一番は東大寺南大門の金剛力士像)。

観光世界遺産高野山 大門(観光10分)の写真観光世界遺産高野山 大門(観光10分)の写真
徒歩10分

観光壇上伽藍の中門(ちゅうもん)と蓮池(はすいけ)

高野山は二大聖地(壇上伽藍(だんじょうがらん)、奥之院(おくのいん))と大門地区、金剛三昧院地区、徳川家霊台地区、本山地区の6エリアで構成。壇上伽藍とは空海(弘法大師)が開創し二重の結界を張った真言密教の聖域。中門は819年創建だが1843年に焼失。2015年に再建。

観光壇上伽藍の中門(ちゅうもん)と蓮池(はすいけ)の写真観光壇上伽藍の中門(ちゅうもん)と蓮池(はすいけ)の写真

観光壇上伽藍の金堂(こんどう)(周辺観光30分)

高野山の総本堂。838年創建と伝わるが1926年に焼失し後に再建。金堂の周辺には御影堂(みえいどう)、西塔など多数。

観光壇上伽藍の金堂(こんどう)(周辺観光30分)の写真

観光世界遺産山王院本殿/御社(みやしろ)

819年、空海/弘法大師が丹生都比売神社から地主神として勧請し高野山の鎮守としました。1522年の再建。

観光世界遺産山王院本殿/御社(みやしろ)の写真

観光根本大塔(こんぽんだいとう)

887年創建の日本最初の多宝塔。真言密教の根本道場(修行の中心地)。何度か焼失し現在の塔は1937年の再建。紅葉の時期やライトアップも必見。

観光根本大塔(こんぽんだいとう)の写真観光根本大塔(こんぽんだいとう)の写真

根本大塔そばの不動堂(下写真の左下)は世界遺産の構成資産。

観光根本大塔(こんぽんだいとう)の写真
観光蛇腹道(じゃばらみち)(観光5分)

高野山の壇上伽藍と金剛峰寺を結ぶ蛇腹道も、紅葉やライトアップが見どころ。

観光蛇腹道(じゃばらみち)(観光5分)の写真観光蛇腹道(じゃばらみち)(観光5分)の写真
徒歩10分

観光世界遺産金剛峯寺(こんごうぶじ)(観光10分)wiki

高野山真言宗の総本山の寺院。816年、宗祖の空海/弘法大師が開創し、修禅の道場として結界を張った高野山全域を金剛峯寺としました。1869年(明治2年)以降は、豊臣秀吉ゆかりの青巌寺と興山寺を合併した本坊の主殿が金剛峯寺と称されてます。

観光世界遺産金剛峯寺(こんごうぶじ)(観光10分)の写真観光世界遺産金剛峯寺(こんごうぶじ)(観光10分)の写真観光世界遺産金剛峯寺(こんごうぶじ)(観光10分)の写真
徒歩10分
世界遺産金剛三昧院(こんごうさんまいいん)wiki

1211年、北条政子が夫・源頼朝の菩提のため禅定院として創建。1219年、改築し金剛三昧院と改称。多宝塔(高野山最古の建物)、経蔵、四所明神社本殿、客殿及び台所が世界遺産の構成資産。今回は時間都合で入場せず(有料500円)。

世界遺産金剛三昧院(こんごうさんまいいん)の写真世界遺産金剛三昧院(こんごうさんまいいん)の写真
徒歩15分

観光世界遺産奥之院(おくのいん)(観光1.5時間)wiki

奥之院は高野山の墓域です。入口の一の橋から中の橋、御廟橋まで約2kmで3度の川を渡ると、弘法大師御廟。世界遺産の構成資産としては佐竹義重霊屋、上杉謙信霊屋、結城(松平)秀康及び同母霊屋(下写真)、奥院経蔵(弘法大師御廟エリアで写真撮影不可)。

観光世界遺産奥之院(おくのいん)(観光1.5時間)の写真観光世界遺産奥之院(おくのいん)(観光1.5時間)の写真

観光英霊殿(えいれいでん)

奥之院の東側の道を歩いてると標識があり、へいわばしを渡った先。第二次世界大戦の戦死者を供養。紅葉の季節には高野山で最もきれいと評判の場所なのでぜひ。

観光英霊殿(えいれいでん)の写真観光英霊殿(えいれいでん)の写真
バス停 奥之院前⇒[南海りんかんバス 30分/610円]⇒南海 高野山駅⇒[南海高野ケーブルカー 5分/500円]⇒極楽橋⇒[南海高野線 35分/370円]⇒九度山駅
九度山駅
徒歩25分/1.8km。町役場でレンタサイクル借りたが、役場への往復と手続き時間を考えると少し楽になった程度。

観光世界遺産慈尊院(じそんいん)wiki

空海/弘法大師は高野山への表玄関として伽藍を創建。当時女人禁制で高野山へ入れなかった母を空海が月に9度訪ねた(頻繁にの意味)ので「九度山」と名付けられました。弥勒堂と境内(高野参詣道 町石道の一部)が世界遺産。多宝塔も見どころ。

観光世界遺産慈尊院(じそんいん)の写真観光世界遺産慈尊院(じそんいん)の写真観光世界遺産慈尊院(じそんいん)の写真

観光世界遺産丹生官省符神社(にうかんしょうぶ じんじゃ)wiki

空海を高野山に導いた地主神 高野御子大神(狩場明神)とその母・丹生都比売大神を丹生高野明神社としてまつったのが始まりと伝えられてます。1946年に丹生官省符神社と改名。本殿(下写真)と境内が世界遺産に登録。面参道119石段一ノ鳥居を下ると慈尊院。

観光世界遺産丹生官省符神社(にうかんしょうぶ じんじゃ)の写真観光世界遺産丹生官省符神社(にうかんしょうぶ じんじゃ)の写真観光世界遺産丹生官省符神社(にうかんしょうぶ じんじゃ)の写真

観光真田庵 (正称: 善名称院(ぜんみょうしょういん))wiki

慈尊院と九度山駅との間にある真田庵も観光。真田幸村(信繁)と真田昌幸の屋敷跡で、昌幸の墓地もあります。三途の川の渡し賃である家紋「六文銭」(ろくもんせん)が象徴的。

観光真田庵 (正称: 善名称院(ぜんみょうしょういん))の写真観光真田庵 (正称: 善名称院(ぜんみょうしょういん))の写真

世界遺産 熊野三山(和歌山)旅行記と周辺観光モデルコース・所要時間

今回は格安日帰りバスツアー(昼食付1万円)を見つけたので参加。熊野三山 観光地のアクセス方法↑もご参考に。

時間・費用は目安(金額のみ2025/3時点に修正)

観光世界遺産旧社地 大斎原(おおゆのはら)と大鳥居(観光15分)wiki

崇神天皇65年、熊野本宮大社は熊野川の中洲 大斎原に創建されたと伝えられてます。1889年の十津川大水害の後、現在の場所に移転。日本一高い大鳥居(2000年完成)の先の旧社地大斎原(下写真の大鳥居の右部)を参拝。聖域なので大鳥居の先は撮影禁止区域。

観光世界遺産旧社地 大斎原(おおゆのはら)と大鳥居(観光15分)の写真観光世界遺産旧社地 大斎原(おおゆのはら)と大鳥居(観光15分)の写真
徒歩5分

観光世界遺産熊野本宮大社(くまのほんぐう たいしゃ)(観光20分)wiki

1889年以降に旧社地大斎原(上記)から移転・再建。主祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)と言われる熊野坐大神(くまのにますおおかみ)や家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)。小鳥居や階段の先に本殿(撮影禁止)。八咫烏(やたがらす)像やポストもあり。

観光世界遺産熊野本宮大社(くまのほんぐう たいしゃ)(観光20分)の写真観光世界遺産熊野本宮大社(くまのほんぐう たいしゃ)(観光20分)の写真観光世界遺産熊野本宮大社(くまのほんぐう たいしゃ)(観光20分)の写真
瀞峡(どろきょう)めぐりの里 熊野川

本ツアーでは熊野本宮大社の後にランチ「熊野牛 すきやき御膳」。生まれて初めて食べた熊野牛が絶品なのは言うまでもないが、鮎(あゆ)の塩焼きも美味で満足♪

瀞峡(どろきょう)めぐりの里 熊野川の写真

観光世界遺産熊野速玉大社(くまのはやたま たいしゃ)(観光20分)wiki

元宮と呼ばれる世界遺産 神倉神社(かみくら)(速玉神社から徒歩20分+階段往復50分/今回未訪問)は、神武天皇が東征時に登った天磐盾(あまのいわたて)のゴトビキ岩に128年頃創建と伝えられてます。その後、荒廃した神倉神社と合祀(ごうし)した熊野速玉神社は新宮と呼ばれます。

熊野速玉神社の主祭神は、神倉山に降りた熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)(=イザナギ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)(=イザナミ)。天然記念物で樹齢800年の御神木 梛(ナギ)の木(下写真)(平重盛の手植との伝説)も世界遺産登録。

観光世界遺産熊野速玉大社(くまのはやたま たいしゃ)(観光20分)の写真観光世界遺産熊野速玉大社(くまのはやたま たいしゃ)(観光20分)の写真観光世界遺産熊野速玉大社(くまのはやたま たいしゃ)(観光20分)の写真

観光世界遺産大門坂(だいもんざか)(片道20分)wiki

世界遺産 熊野参詣道 中辺路(なかへち)の一部。樹齢800年と言われる夫婦杉などの杉並木と石畳の階段道が熊野那智大社へと続きます。車がなかった時代の熊野詣(もうで)を連想できる雰囲気でアクセスしやすいので人気の熊野古道です。

観光世界遺産大門坂(だいもんざか)(片道20分)の写真観光世界遺産大門坂(だいもんざか)(片道20分)の写真観光世界遺産大門坂(だいもんざか)(片道20分)の写真

観光世界遺産熊野那智大社(くまのなち たいしゃ)(観光15分)wiki

那智滝を崇拝する自然信仰から始まったので滝の正面(現在の飛瀧神社の地)に社殿がありました。仁徳天皇の頃の317年、現在地に社殿が移転されたと伝えられてます。主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)(=イザナミ)。

観光世界遺産熊野那智大社(くまのなち たいしゃ)(観光15分)の写真観光世界遺産熊野那智大社(くまのなち たいしゃ)(観光15分)の写真観光世界遺産熊野那智大社(くまのなち たいしゃ)(観光15分)の写真

平清盛の御手植えと伝わる樹齢850年の御神木・樟霊社(しょうれいしゃ)は、胎内くぐり(300円)の大クスとして有名。東征の神武天皇を熊野国から大和国・橿原まで導いた八咫烏(やたがらす)の祈願絵馬がかわいい。

観光世界遺産熊野那智大社(くまのなち たいしゃ)(観光15分)の写真観光世界遺産熊野那智大社(くまのなち たいしゃ)(観光15分)の写真
徒歩すぐ

観光世界遺産青岸渡寺(せいがんとじ)(観光10分)wiki

創建年は不明だが、6-7世紀には如意輪堂として那智滝を崇拝する自然信仰の場でした。織田信長に焼かれた後、豊臣秀吉が再建。明治以降、天台宗の寺院として那智大社から独立し、秀吉が建てた高野山の青巌寺(現・金剛峯寺)から命名。下写真の本堂と宝篋印塔(ほうきょういんとう)が世界遺産。那智滝と一緒に撮影できる三重塔も寺の一部。

観光世界遺産青岸渡寺(せいがんとじ)(観光10分)の写真観光世界遺産青岸渡寺(せいがんとじ)(観光10分)の写真観光世界遺産青岸渡寺(せいがんとじ)(観光10分)の写真
徒歩20分/1km(三重塔の前を通るルート)

観光世界遺産那智大滝(なちのおおたき)と飛瀧神社(ひろうじんじゃ)(観光20分)wiki

那智の大滝(一の滝)は那智四十八滝の代表であり自然信仰の聖地でした。古くから飛龍神社(ひろうじんじゃ)の神体として境内の滝見台(入場有料)から参拝されました。

総合落差133mは日本12位だが一段の滝では1か2位。日本三大瀑布(他、華厳滝、袋田の滝)や、日本三大神滝(他、華厳滝、布引の滝)の1つに数えられてます。

観光世界遺産那智大滝(なちのおおたき)と飛瀧神社(ひろうじんじゃ)(観光20分)の写真観光世界遺産那智大滝(なちのおおたき)と飛瀧神社(ひろうじんじゃ)(観光20分)の写真観光世界遺産那智大滝(なちのおおたき)と飛瀧神社(ひろうじんじゃ)(観光20分)の写真

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