2024年エクアドル世界遺産全5件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価
エクアドルの世界遺産全5件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。
国旗・英名 | Ecuador |
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首都・主都 | キト |
出典・参考 (PR) | ・旅行ガイド(Kindle、楽天の価格) ・LonelyPlanet |
世界遺産数 | 全5件(5訪問 100%) (訪問=他国含め構成資産1件以上でカウント) |
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アクセス 難易度 | 公共交通で可:4件 (80%) 車やツアー必須・難易度高め:1件 (20%) |
世界遺産 次の登録 | 2025年7月(世界遺産候補一覧) |
現地情報 | [地図] [時差] [天気予報] [通貨・為替レート] |
周辺国の 世界遺産 | 北米/中南米の世界遺産 |
エクアドルの世界遺産一覧
表の説明
写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
D:観光は禁止か、行くのが困難
小画像@⇒出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。
エクアドルの暫定世界遺産一覧(候補)
ユネスコのエクアドル暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。
- Zaruma ciudad minera (2016)
- Cultural Itinerary of Ecuador's Trans-Andean Train (2016)
- Mayo Chinchipe - Marañón archaeological landscape (2016)
- Parque Nacional Machalilla (1998)
- Bosque petrificado de Puyango (1998)
エクアドルの世界遺産の詳細データ
ガラパゴス諸島
世界遺産の概要
エクアドル西の太平洋上にある「ガラパゴス諸島」は、約600万年前から数度の海底火山活動により誕生したと考えられてる島々で、特殊な海流と閉鎖された環境により多くの固有種を含む生態系が維持されています。滞在したダーウィンが発表した「種の起源」が有名。13の大きな島、6の小島、200以上もの岩礁があり、生息する動植物も島により違ってます。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
キトかグアヤキルからの飛行機で、バルトラ島へ2時間。そこから拠点のサンタ・クルス島へはフェリーで。あと個人で行けるのはイザベラ島。他の島へは数日クルーズツアーか1日ツアーが必須。事前申込が望ましい。
英語名
Galapagos Islands
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
キト市街
世界遺産の概要
エクアドル中北部の標高2850mにある首都「キト市街」は、インカ帝国の北の都として栄えた地で、16世紀にスペイン人がコロニアル都市として再建設しました。南米大陸におけるキリスト教布教の拠点だったので、教会や修道院が多く残されています。
アクセス方法/行き方
キトにはバスで、グアヤキルやクエンカから8時間。
英語名
City of Quito
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
サンガイ国立公園
世界遺産の概要
エクアドル中部の「サンガイ国立公園」は、5000m以上のサンガイ山、トゥングラワ山、アルタール山の周囲に広がる国立公園で、様々な高度にあった生態系が評価されています。低地ジャングルにはコンゴウインコ等、3000mまでにはヤマバク、メガネグマ、ジャガー等、4000m帯にはコンドルが生息。
アクセス方法/行き方
サンガイ山などの登山は装備がないと無理だが、公園内に入ることは可能。リオバンバからバスで行けるアラオ/Alaoや、バーニョスからが近い。横断するならアティージョ/Atilloとヌエベデオクトゥブレ/GADP ALSHI 9 DE OCTUBREの間などで可能だが宿泊装備は必要。
英語名
Sangay National Park
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・クエンカの歴史地区
世界遺産の概要
エクアドル中南部の標高2500mにある町「サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・クエンカの歴史地区」は、500年頃にインカ以前のカニャーリ族が住んだが廃墟となった地に、16世紀にスペイン人が建設したコロニアル都市です。現在もインディヘナの率が高く、主要産業はパナマ帽の製造。教会や歴史的建造物が多く残されています。
アクセス方法/行き方
クエンカにはバスで、キトから10時間や、グアヤキルから4-5時間。
英語名
Historic Centre of Santa Ana de los Ríos de Cuenca
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
カパック・ニャン アンデスの道
世界遺産の概要
南米の西部を6か国にまたがる「カパック・ニャン アンデスの道」は、インカ帝国が首都クスコから東西南北に築いた「王の道」です。アンデス山脈にそった道と、太平洋岸にそった道と、それらをつなぐ道があり、馬や車輪は使わず主に徒歩での移動だったと考えられています。構成資産137の地域と308の関連遺跡には、クスコ、マチュピチュ、オリャンタイタンボ、チャビン、ティワナク等も含まれます。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
クスコからマチュピチュのインカトレイル(インカ道)が有名。対象6か国のインカ遺跡の多くが含まれています。
【アルゼンチンのシンカラ遺跡】ベレンの町から西へ15kmのロンドレス/ロンドンへ行き、北西5km先へタクシー等で。ティルカラ、プカラ、チレシト、メンドーサもルート上。
【チリのサンペドロ・デ・アタカマ】カラマからバス1.5時間。サンティアゴもルート上。
【エクアドル】クエンカ近郊のインガピルカ遺跡には、1日2便のバスで2時間。キト、クエンカもルート上。
【ボリビア】ラパス、コチャバンバ、トゥピサも支流を含むルート上。Takesi trail等も。
【コロンビア】イピアレス、ポパヤンと周辺の先住民村。
英語名
Qhapaq Ñan, Andean Road System