2025年スリランカ世界遺産全8件と候補一覧/アクセス行き方/地図・写真・動画・評価
スリランカの世界遺産全8件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。
国旗・英名 | ![]() |
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首都・主都 | スリジャヤワルダナプラコッテ [地図] |
出典・参考 (PR) | ・旅行ガイド ・LonelyPlanet |
世界遺産数 | 全8件(5訪問 63%) (訪問=他国含め構成資産1件以上でカウント) |
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アクセス 難易度 | 公共交通で可:7件 (88%) 車やツアー必須・難易度高め:1件 (13%) |
世界遺産 次の登録 | 2025年7月(世界遺産候補一覧) |
周辺国の 世界遺産 | アジア/オセアニア世界遺産一覧 |
スリランカの世界遺産一覧
表の説明
写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
D:観光は禁止か、行くのが困難
@:写真出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。
スリランカの世界遺産の詳細データ
聖地アヌラーダプラ
世界遺産の概要 wiki
スリランカ中北部の「聖地アヌラーダプラ」は、紀元前5世紀‐後11世紀にシンハラ人の王朝の王都として栄えました。紀元前3世紀頃にインドのアショーカ王の息子マヒンダにより仏教が伝来し、ブッダガヤの菩提樹の分け木も運ばれ、数々のストゥーパ/仏塔が建てられました。この地からスリランカ全土、タイ、ミャンマーへも仏教は広まりました。

アクセス方法/行き方
コロンボから電車かバスで4-7時間や、キャンディやポロンナルワからバス3.5時間。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
古代都市ポロンナルワ
世界遺産の概要 wiki
スリランカ中東部の「古代都市ポロンナルワ」は、10世紀にタミル人のチョーラ王朝によりアヌラーダプラを追われたシンハラ王朝が、第2の王都とした仏教都市です。13世紀にはこの地も追われ、20世紀に発掘されるまでは放棄されていました。石立像、涅槃仏、ダーガバ、宮殿跡など多様な遺跡が残されています。

アクセス方法/行き方 難易度:A(容易)
コロンボからバス5.5時間か電車6.5時間や、キャンディからバス3.5時間や、アヌラーダプラからバス3時間。観光や宿泊に便利な旧市街で降ろしてもらうといい。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
古代都市シギリヤ
世界遺産の概要 wiki
スリランカ中央部の「古代都市シギリヤ/シーギリヤ」は、5世紀にシンハラ王朝でクーデターを起こしたカッサパ1世がアヌラーダプラから遷都し、シーギリヤロック頂上に王宮を築いた地です。カッサパに勝利した弟が首都を戻すと、シギリヤは仏教僧に寄進され修道院となりました。岩山には登れて、フレスコ画「シーギリヤレディ」も見事。

アクセス方法/行き方 難易度:A(容易)
キャンディから1日1便の直通バスで2.5時間や、ダンブッラからバス45分。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
シンハラジャ森林保護区
世界遺産の概要 wiki
スリランカ南西部の「シンハラジャ森林保護区」は、手つかずの熱帯雨林が広がり、野生動物や植物の固有種が生息する国立公園です。ヒョウやインドゾウを見かけることは難しいが、固有種カオムラサキラングール(猿の一種)や野鳥や両生類とは出会いやすいようです。

アクセス方法/行き方 難易度:A(容易)
コロンボかキャンディ⇒個人旅行の拠点の町ラトゥナプラにバス3時間⇒カラファナ/Kalawanaへバス1.5時間⇒森林事務所へクダワ/Kudawa(同名都市あるので注意)行きバスの終点近くへ45分-1時間。事務所で入域登録料を払い、必須のガイドを雇い2km先で入場。観光は約3時間。ビニール袋などは持込禁止。事務所から800m戻ったBlue Magpie Lodgeは安め。コロンボから1泊2日ツアーあり。ラトゥナプラでもツアーあり。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
聖地キャンディ
世界遺産の概要 wiki
スリランカの「聖地キャンディ」は、16世紀にシンハラ王朝の首都として栄え、4世紀に伝えられた仏歯(ブッダの歯)を聖遺物・仏舎利としてまつる仏歯寺は仏教徒の聖地でもあります。1815年にイギリスが王朝を滅ぼし植民地。今も重要な信仰地である仏歯寺や王宮建造物が世界遺産に登録されました。

アクセス方法/行き方 難易度:A(容易)
コロンボからバス3.5時間や、アヌラーダプラからバス4時間や、ヌワラエリアからバス2.5時間。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
ゴール旧市街とその要塞群
世界遺産の概要 wiki
スリランカ南西の港町「ゴール旧市街とその要塞群」は、14世紀頃にはアラビア商人たちの貿易で栄えたが、16世紀以降はポルトガル、オランダ、イギリスが順に支配し城塞都市として発展しました。そんな被支配の歴史により、仏教寺院、教会、モスク、要塞などが混在するコロニアルな町です。

アクセス方法/行き方 難易度:A(容易)
コロンボから急行電車2-2.5時間かバス3-4時間や、ヒッカドゥワからバス30分。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
ランギリ・ダンブッラの石窟寺院
世界遺産の概要 wiki
スリランカ中央部の「ランギリ・ダンブッラの石窟寺院」は、紀元前3世紀頃の僧院が黄金寺院へと発展していき、現在でもスリランカの仏教建築で最も重要で印象的な石窟寺院です。特に5つの石窟寺院の壁画、大仏、聖像などは見事です。

アクセス方法/行き方 難易度:A(容易)
キャンディからバス2時間や、アヌラーダプラからバス1.5-2時間。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
スリランカ中央高原
世界遺産の概要 wiki
中南部にある「スリランカ中央高原」は、ピーク・ウィルダーネス保護区、ホートン・プレインズ国立公園、ナックルズ保護森林の3つで構成されいて、生物多様性のホットスポットとして評価されています。ピークウィルダーネスのスリーパーダの山頂「聖なる足跡/アダムスピーク」は、仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教の共通聖地としても有名です。

アクセス方法/行き方 難易度:C(ツアーか車 必須)
ホートン・プレインズ国立公園のワールズエンドには、ヌワラエリヤから5-6時間ツアーRs2500から(入場料別)やパッティポラ駅やオヒヤ駅からスリーウィーラーを往復で雇う。ヌワラエリヤのナーヌオヤ駅から1日4便のパッティポラ駅への電車で45分。駅からワールズエンド入口への12kmは徒歩3時間。
登録理由(登録基準10のうち)Unesco(英語)
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