北海道「余市のニッカウヰスキー蒸溜所」朝ドラ聖地/観光アクセス/地図/写真/評価

北海道の周遊旅行中に余市のニッカウヰスキー蒸溜所（朝ドラ聖地）へ。観光アクセス方法、地図や写真を紹介。車なしでもOK。北海道の旅行ルート、各国の世界遺産一覧や旅行記もあり。

余市のニッカウヰスキー蒸溜所（朝ドラ聖地）の観光情報や評価

北海道の世界遺産と余市へのモデルコース

現在 日本国内の全世界遺産の登録数は25件[一覧]。うち 北海道の世界遺産数は全2件。余市に世界遺産はありません。

今回の北海道旅行モデルコース[費用/時間»]は、函館⇒洞爺湖⇒登別⇒余市⇒小樽⇒札幌⇒旭川（旭山動物園）⇒美瑛（青い池も）⇒富良野⇒札幌。世界遺産の知床や、北部はまた別の機会にまわりたいです。

余市は、札幌からの日帰り観光も可能です。今回は札幌経由で余市へ行って観光後、小樽に宿泊しました。

⇒このエリアのGoogleマップ

余市のニッカウヰスキー蒸溜所とは

余市のニッカウヰスキー蒸溜所は、2015年のNHK連続テレビ小説「マッサン」でも有名に。そのモデルは大正時代の「ニッカウヰスキー」創業者の竹鶴政孝とその妻リタです。現在、蒸留所は無料で見学可能（開館状況は要確認）。

門に入ってすぐの「蒸留棟」には、ポットスチル（単式蒸留器）が並んでます。世界唯一の「石炭直火蒸留」が行われており、温度調節は難しいが香りや力強さをもったウィスキーが作れるそうです。

「発酵棟」「粉砕・糖化棟」の一部は見学不可。見学ツアーで可能な部分もあるようです。貯蔵庫ではウィスキー熟成のため湿度/冷気を保てるよう、外壁は石造り/床は土で設計。原酒は20年で半分ほど蒸発するが「エンジェル・シェア」（天使の分け前）と肯定的に呼ばれてます。

創業者マッサンと妻リタの住居「旧竹鶴邸」（リタハウス）の再現も一部見学できます。スコットランドで知合い結婚した2人は、家族に反対され大阪の仕事も失敗つづきでしたが、ニシン景気の成功者・森野熊虎の援助もあり北海道の余市で開業。

当初はりんごジュース「リンゴ汁」しか売れなくて、第二次世界大戦中は外国人リタ（朝ドラのエリー）が批判されたりと苦難続きでしたが、戦後は3級ウィスキーが評価されて「余市はウィスキーの里」と注目され始めました。

社名「ニッカ」の由来と試飲コーナー

「ウィスキー館」では、世界のウィスキーの情報・製法・道具などが展示されています。奥のバーでは原酒や様々なウィスキーを選んで飲むことができます（有料）。

リタは一度も帰郷できなかったが、養子と孫達に囲まれながら病死。その10年後、マッサン製「スーパーエリー」はスコットランドのウィスキー品評会で特別賞を受賞。ちなみに社名「ニッカ」は最初に売ったりんごジュース「大日本果汁」の日果から。

「ニッカ会館」試飲コーナー（予約必要かも）があります。ウィスキーだけでなく、ノンアルコール飲料も用意されてます。私の時は「スーパーニッカ」「余市10年」「アップルワイン」「他社製のアップルジュース」「ウーロン茶」でした。

北海道 余市ウィスキー蒸留所の関連記事

• 日本の世界遺産･観光地一覧　
• 北海道 世界遺産/観光地一覧
• 台北観光と九份/台湾
• 韓国の世界遺産一覧
• ロシア世界遺産
• 中国の世界遺産
• 北海道 登別温泉と地獄谷
• 北海道 札幌の時計台/赤レンガ/グルメ
• (PR) 旅行ガイド（Kindle、楽天の価格）

サイト管理人ゆめぽろ（旅行･映画好き）
 プロフィール

世界一周/海外旅行で135国観光、世界遺産609訪問。
興味好奇心:世界遺産/遺跡/自然/野生動物/祭り/地元グルメ