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2024年ポルトガル世界遺産全17件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価

ポルトガルの世界遺産全17件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。

国旗・英名ポルトガルの国旗Portugal
首都・主都リスボン
出典/参考
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世界遺産数17(7訪問 41%)
(訪問=他国含め構成資産1件以上でカウント)
  • 世界文化遺産
    16
  • 世界自然遺産
    1
  • 世界複合遺産
    0
アクセス
難易度
公共交通で可:13件 (76%)
車やツアー必須・難易度高め:4件 (24%)
世界遺産
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2024年7月(世界遺産候補一覧
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ポルトガルの国旗ポルトガルの世界遺産一覧

表の説明

写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
 A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
 B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
 C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
 D:観光は禁止か、行くのが困難
小画像@⇒出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。

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ポルトガル暫定世界遺産一覧(候補)

ユネスコのポルトガル暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。

ポルトガルの世界遺産の詳細データ

アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの町の中心地区

世界遺産の概要

ポルトガル西の大西洋に浮かぶアゾレス諸島のテルセイラ島の町アングラ・ド・エロイズモは、大航海時代に寄港地として栄え、当時の歴史的建造物や海賊と戦うための要塞群も多く残されています。1980年1月の大地震で倒壊した建物も3年で復興されました。

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アクセス方法/行き方

アゾレス諸島のテルセイラ島のラヘス空港へは、リスボンから飛行機2.5時間。他の都市や島からも便あり。空港からアングラへのバス50分は午前3本のみ。市内へのタクシーは20ユーロから

英語名

Central Zone of the Town of Angra do Heroismo in the Azores

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔

世界遺産の概要

ポルトガル西部の首都リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔は、かつて大航海時代に栄えたポルトガル海洋帝国の記憶をとどめる建造物として世界遺産に登録されました。16世紀にマヌエル1世の命で建設されたマヌエル様式の代表作です。ジェロニモス修道院はエンリケ航海王子を称えたもので、ヴァスコ・ダ・ガマ等の棺も安置。灯台と見張り台の役目を果たしたベレンの塔を、司馬遼太郎はテージョ川の貴婦人と評しました。

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アクセス方法/行き方

修道院と塔のあるベレン地区へは、リスボンのフィゲイラ広場から15番市電で30分か、ロシオ広場から714番バスで30分。両方ともコメルシオ広場やカイスド・ソドレ駅からも乗れる。カイス…駅からベレン駅へ普通電車7分でも行ける

英語名

Monastery of the Hieronymites and Tower of Belém in Lisbon

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

バターリャの修道院

世界遺産の概要

ポルトガル中西部のバターリャ修道院(勝利の聖母マリア修道院)は、スペインのカスティーリャ軍をやぶったジョアン1世が聖母マリアに勝利を感謝し1388年に着工した、ポルトガル独立を象徴する修道院です。美しいマヌエル様式の回廊が見どころ。別世界遺産のアルコバサ修道院が手本とされました。

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アクセス方法/行き方

バターリャへは、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルから2時間。アルコバサからはバス30分

英語名

Monastery of Batalha

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

トマールのキリスト教修道院

世界遺産の概要

ポルトガル中西部の町トマールのキリスト教修道院は、レコンキスタに貢献したテンプル騎士団が土地を与えられ、12世紀に建設された城塞もかねた修道院です。騎士団弾圧後もキリスト騎士団の本拠地となり、当時の団長エンリケ航海王子はポルトガルを大航海時代へ導いた立役者となりました。

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アクセス方法/行き方

リスボンのサンタ・アポローニア駅かオリエンテ駅かセッテ・リオス・バスターミナル⇒トマールへ電車やバスで2時間

英語名

Convent of Christ in Tomar

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

エヴォラ歴史地区

世界遺産の概要

ポルトガル中部のエヴォラ歴史地区は、ローマ時代からアレンテージョ地方(テージョ川のかなたの意)の中心地で、ルネサンス期には大学も設置された学芸の都でもあリます。1584年には天正遣欧少年使節が寄りました。構成資産は旧市街の教会群・王宮・ローマ神殿・ヴァスコ・ダ・ガマの邸宅など。

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アクセス方法/行き方

リスボンのオリエンテ駅、セッテリオス駅、セッテリオス・バスターミナ⇒エヴォラへ電車やバスで1.5時間

英語名

Historic Centre of Évora

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

アルコバッサの修道院

世界遺産の概要

ポルトガル中西部のアルコバッサ/アルコバサの修道院は、1152年にポルトガル建国の祖アフォンソ・エンリケスが建設してシトー会に寄進した修道院です。歴代の王により増改築され、最盛期には1000人もの修道士が暮らしました。

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アクセス方法/行き方

アルコバッサは、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルから1.5-2時間(電車よりバスが便利)。バターリャからはバス30分

英語名

Monastery of Alcobaça

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

シントラの文化的景観

世界遺産の概要

ポルトガル西部のシントラは、夏の避暑地として王侯貴族に愛され、イギリスの詩人バイロンが「エデンの園」と呼んだ美しい町です。8-9世紀にムーア人が城跡を築き、12世紀にアフォンソ・エンリケスがポルトガルに併合。王室の離宮や宮殿と自然との調和による文化的景観が評価されています。

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アクセス方法/行き方

リスボンのロシオ駅かオリエンテ駅⇒シントラへ電車40分

英語名

Cultural Landscape of Sintra

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院

世界遺産の概要

ポルトガル北西部のポルト歴史地区は、ローマ、西ゴート王国の後のイスラム教国から11世紀に国土を取り戻したフランス貴族により発展した町です。彼の息子が初代ポルトガル国王アフォンソ1世・エンリケスに。エンリケ航海王子が大航海時代の幕開けに導いたのもポルトです。ポートワインでも有名。

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アクセス方法/行き方

ポルトへは、リスボンのサンタ・アポローニア駅やセッテ・リオス・バスターミナルから電車やバスで3-3.5時間。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラからは電車かバスで3.5-4.5時間

英語名

Historic Centre of Oporto, Luiz I Bridge and Monastery of Serra do Pilar

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

コア渓谷とシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート遺跡群

世界遺産の概要

ポルトガル東部のコア渓谷と、そこから近いスペイン西部のシエガ・ヴェルデにある先史時代の岩絵遺跡群/ロックアート群には、1-2万年前の旧石器時代の洞窟壁画が多く残されていて世界遺産に登録されました。屋外に残されてる岩絵群としては最大規模です。

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アクセス方法/行き方

ポルトガルのコア渓谷の拠点ヴィラ・ノヴァ・デ・フォス・コアへは、リスボンからバス6時間か、ポルトのサン・ベント駅から電車4時間のポシーニョ駅からタクシー15分。コア博物館で3つ(カステロ・メリョール、町近い自然公園、ムシャガタ)の半日四駆ツアーに参加。ネットか電話で要予約。スペインのシエガヴェルデの岩絵へは、サラマンカからシウダード・ロドリゴへバス1時間で行き、タクシーで片道15km

英語名

Prehistoric Rock-Art Sites in the Côa Valley and Siega Verde

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

マデイラ諸島のラウリシルヴァ/照葉樹林

世界遺産の概要

ポルトガル西の大西洋に浮かぶマデイラ諸島のマデイラ島の北部には、他のヨーロッパ地域では氷河期に消え去ったラウリシルヴァ/照葉樹林の太古の森が生き残っています。そのため、固有種など貴重な動植物が生息。

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アクセス方法/行き方

マデイラ島へリスボンやポルトから飛行機2時間。空港からフンシャルへバス30-50分/片道5ユーロから。タクシー20ユーロから。ラウリシルヴァへはリベイロ・フリオからツアーあり

英語名

Laurisilva of Madeira

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ギマランイス歴史地区とコウルス地区

世界遺産の概要

ポルトガル北西部のギマランイス歴史地区は、ブルゴーニュ王朝を開いた初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケスが生まれた城や中世の歴史建造物が残された旧市街です。アフォンソはスペインのカスティーリャ=レオンやイスラム教徒をやぶりリスボンを陥落させて現在のポルトガルの礎を築きました2023年にコウルス地区の2つの修道院複合施設と皮なめし工場の関連施設が追加。

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アクセス方法/行き方

ギマランイスへは、ポルトのサン・ベント駅からの近郊電車やバスで1-1.5時間

英語名

Historic Centre of Guimarães and Couros Zone

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

アルト・ドウロ・ワイン生産地域

世界遺産の概要

ポルトガル中北部のドウロ川上流地域/アルト・ドウロには、川沿いの山の急斜面にブドウ段々畑が広がり、美しい景観と伝統的なポートワイン製造法が評価されています。収穫されたブドウは、ポルトの酒造で熟成され芳香なポートワインとなります。

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アクセス方法/行き方

拠点の町レグアへは、ポルトのサン・ベント駅かカンパニャン駅から電車3時間。駅前のポートワン協会でキンタ=荘園の情報が得られる。夏やシーズン中はクルーズ船などあるがそれ以外の時期はワイナリー見学もなくなるので注意

英語名

Alto Douro Wine Region

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ピーコ島のブドウ園文化の景観

世界遺産の概要

ポルトガル西の大西洋に浮かぶアゾレス諸島のピコ島の北西部は、溶岩で石垣を作り、割れ目に苗木をはわせるブドウ栽培法により独特の景観が見られます。これは大西洋の潮風からブドウを守るために、15世紀から続く伝統的なブドウ栽培方法です。

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アクセス方法/行き方

アゾレス諸島のピコ島へは、サン・ミゲル島やテルセイラ島から飛行機35-50分。島内のバスは1日2往復なのでタクシーも使う

英語名

Landscape of the Pico Island Vineyard Culture

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

国境防備の町エルヴァスとその要塞群

世界遺産の概要

ポルトガル東部の国境の町エルヴァスは、17世紀にスペインとのポルトガル王政復古戦争が勃発した時期に築かれた要塞群が世界遺産に登録されました。要塞は1801年のナポレオン軍侵攻もくい止めました。歴史地区、アモレイラ水道橋も含め構成資産は7件。

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アクセス方法/行き方

エルヴァスへ、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルからバス2.5-3時間

英語名

Garrison Border Town of Elvas and its Fortifications

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

コインブラ大学−アルタとソフィア

世界遺産の概要

ポルトガル中部の町コインブラは、1290年にディニス1世王が創設したリスボンの大学が14世紀にコインブラ大学として移転してきて栄えた大学都市でした。14-15世紀に大学として発展したアルタ地区と、16-20世紀に移転先として使われた下町ソフィア地区が世界遺産に登録されました。図書館などの大学施設の他、聖堂や植物園も含まれます。

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アクセス方法/行き方

コインブラへ、リスボンのサンタ・アポローニア駅から電車2-2.5時間かセッテリオス・バスターミナルから2.5時間。またはポルトからバス1.5時間かカンバニャン駅から電車2時間

英語名

University of Coimbra – Alta and Sofia

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域

世界遺産の概要

ポルトガル北西部の町ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域とは、16世紀にプロテスタントに対抗してカトリックが築いたサクロ・モンテ(聖なる山)に18世紀に建設された教会で巡礼地となりました。聖堂ファサード、美しい階段、噴水はバロック式、教会は新古典様式。

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アクセス方法/行き方

ブラガへは、ポルトのサン・ベント駅から近郊電車かバスで1時間か、ギマランイスからバス25-50分。ブラガのリベルダーデ大通りのバス停から2番バス10分(乗場は観光案内所で聞ける)

英語名

Sanctuary of Bom Jesus do Monte in Braga

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

マフラの王家の建物−宮殿、バシリカ、修道院、庭園、狩猟公園(タパダ)

世界遺産の概要

ポルトガル西部の町マフラの国立宮殿は、18世紀にブラジルのゴールドラッシュで得た富で、国王ジョアン5世がスペインに対抗し建設した修道院でした。内部のバジリカ、大図書館、セルク庭園と奥に広がる狩猟公園(タパダ)が世界遺産に登録されました。

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アクセス方法/行き方

マフラへ、リスボンのカンポグランデのバス乗場からEriceira行きで1時間

英語名

Royal Building of Mafra – Palace, Basilica, Convent, Cerco Garden and Hunting Park (Tapada)

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

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世界一周/海外旅行で135国観光、世界遺産609訪問。
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