2023年ポルトガル世界遺産一覧 全17件と候補/行き方と地図/動画・写真・評価

ポルトガルの世界遺産一覧 全17件(評価・登録年・種類別・アクセス難易度・動画)と候補も掲載。地図と写真も紹介。比較も可能。各国や日本の世界遺産一覧もあり。
国旗・英名 | ![]() |
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首都・主都 | リスボン |
世界遺産数 (訪問数) | 全17件(7件) |
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次の新世界遺産登録日 | 2023年9月(世界遺産候補一覧) |
現地情報 | [地図] [通貨・為替レート] [時差・時間] [天気予報] |
エリア・周辺国 | ヨーロッパ世界遺産一覧 |
ポルトガルの世界遺産一覧
表の説明
写真の
右上:平均評価
右下:区分,登録年
左下:アクセス難易度
A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
D:観光は禁止か、行くのが困難
@の画像は[出典:wiki CC BY3.0]。@以外の写真は全て私が撮影。
格安航空券を比較できます。
ポルトガル暫定世界遺産一覧(候補)
ユネスコのポルトガル暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。
- Mid-Atlantic Ridge (2017)
- Historic Centre of Guimarães and Couros Zone (extension) (2017)
- Historical Lisbon, Global City (2017)
- Mértola (2017)
- Montado, Cultural Landscape (2017)
- Route of Magellan. First around the World (2017)
- Vila Viçosa, Renaissance ducal town (2017)
- Selvagens Islands (2017)
- Bulwarked Fortifications of the "Raia" (Border) (2017)
- Águas Livres Aqueduct (2017)
- Routes of Santiago de Compostela: Routes in Portugal (2017)
- Roman Production Centre of Fish Salting and Conservation in Tróia (2017)
- Ensemble of Álvaro Siza's Architecture Works in Portugal (2017)
- Southwest Coast (2017)
- Pombaline Lisbon (2017)
- Desert of the Discalced Carmelites and Built Ensemble of the Palace-Hotel in Bussaco (2017)
- Head Office and Garden of the Calouste Gulbenkian Foundation
- Levadas ofMadeira Island (2017)
- Sites of Globalization (2017)
ポルトガルの世界遺産の詳細データ
アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの町の中心地区
英語名
Central Zone of the Town of Angra do Heroismo in the Azores
アクセス方法・行き方
アゾレス諸島のテルセイラ島のラヘス空港へは、リスボンから飛行機2.5時間。他の都市や島からも便あり。空港からアングラへのバス50分は午前3本のみ。市内へのタクシーは20ユーロから
世界遺産の概要
ポルトガル西の大西洋に浮かぶアゾレス諸島のテルセイラ島の町アングラ・ド・エロイズモは、大航海時代に寄港地として栄え、当時の歴史的建造物や海賊と戦うための要塞群も多く残されています。1980年1月の大地震で倒壊した建物も3年で復興されました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔
英語名
Monastery of the Hieronymites and Tower of Belém in Lisbon
アクセス方法・行き方
修道院と塔のあるベレン地区へは、リスボンのフィゲイラ広場から15番市電で30分か、ロシオ広場から714番バスで30分。両方ともコメルシオ広場やカイスド・ソドレ駅からも乗れる。カイス…駅からベレン駅へ普通電車7分でも行ける
世界遺産の概要
ポルトガル西部の首都リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔は、かつて大航海時代に栄えたポルトガル海洋帝国の記憶をとどめる建造物として世界遺産に登録されました。16世紀にマヌエル1世の命で建設されたマヌエル様式の代表作です。ジェロニモス修道院はエンリケ航海王子を称えたもので、ヴァスコ・ダ・ガマ等の棺も安置。灯台と見張り台の役目を果たしたベレンの塔を、司馬遼太郎はテージョ川の貴婦人と評しました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
バターリャの修道院
英語名
Monastery of Batalha
アクセス方法・行き方
バターリャへは、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルから2時間。アルコバサからはバス30分
世界遺産の概要
ポルトガル中西部のバターリャ修道院(勝利の聖母マリア修道院)は、スペインのカスティーリャ軍をやぶったジョアン1世が聖母マリアに勝利を感謝し1388年に着工した、ポルトガル独立を象徴する修道院です。美しいマヌエル様式の回廊が見どころ。別世界遺産のアルコバサ修道院が手本とされました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (1) 人間の「創造的才能を表す傑作」である。
- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
トマールのキリスト教修道院
英語名
Convent of Christ in Tomar
アクセス方法・行き方
リスボンのサンタ・アポローニア駅かオリエンテ駅かセッテ・リオス・バスターミナル⇒トマールへ電車やバスで2時間
世界遺産の概要
ポルトガル中西部の町トマールのキリスト教修道院は、レコンキスタに貢献したテンプル騎士団が土地を与えられ、12世紀に建設された城塞もかねた修道院です。騎士団弾圧後もキリスト騎士団の本拠地となり、当時の団長エンリケ航海王子はポルトガルを大航海時代へ導いた立役者となりました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (1) 人間の「創造的才能を表す傑作」である。
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
エヴォラ歴史地区
英語名
Historic Centre of Évora
アクセス方法・行き方
リスボンのオリエンテ駅、セッテリオス駅、セッテリオス・バスターミナ⇒エヴォラへ電車やバスで1.5時間
世界遺産の概要
ポルトガル中部のエヴォラ歴史地区は、ローマ時代からアレンテージョ地方(テージョ川のかなたの意)の中心地で、ルネサンス期には大学も設置された学芸の都でもあリます。1584年には天正遣欧少年使節が寄りました。構成資産は旧市街の教会群・王宮・ローマ神殿・ヴァスコ・ダ・ガマの邸宅など。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
アルコバッサの修道院
英語名
Monastery of Alcobaça
アクセス方法・行き方
アルコバッサは、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルから1.5-2時間(電車よりバスが便利)。バターリャからはバス30分
世界遺産の概要
ポルトガル中西部のアルコバッサ/アルコバサの修道院は、1152年にポルトガル建国の祖アフォンソ・エンリケスが建設してシトー会に寄進した修道院です。歴代の王により増改築され、最盛期には1000人もの修道士が暮らしました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (1) 人間の「創造的才能を表す傑作」である。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
シントラの文化的景観
英語名
Cultural Landscape of Sintra
アクセス方法・行き方
リスボンのロシオ駅かオリエンテ駅⇒シントラへ電車40分
世界遺産の概要
ポルトガル西部のシントラは、夏の避暑地として王侯貴族に愛され、イギリスの詩人バイロンが「エデンの園」と呼んだ美しい町です。8-9世紀にムーア人が城跡を築き、12世紀にアフォンソ・エンリケスがポルトガルに併合。王室の離宮や宮殿と自然との調和による文化的景観が評価されています。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
- (5) あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院
英語名
Historic Centre of Oporto, Luiz I Bridge and Monastery of Serra do Pilar
アクセス方法・行き方
ポルトへは、リスボンのサンタ・アポローニア駅やセッテ・リオス・バスターミナルから電車やバスで3-3.5時間。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラからは電車かバスで3.5-4.5時間
世界遺産の概要
ポルトガル北西部のポルト歴史地区は、ローマ、西ゴート王国の後のイスラム教国から11世紀に国土を取り戻したフランス貴族により発展した町です。彼の息子が初代ポルトガル国王アフォンソ1世・エンリケスに。エンリケ航海王子が大航海時代の幕開けに導いたのもポルトです。ポートワインでも有名。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
コア渓谷とシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート遺跡群
英語名
Prehistoric Rock-Art Sites in the Côa Valley and Siega Verde
アクセス方法・行き方
ポルトガルのコア渓谷の拠点ヴィラ・ノヴァ・デ・フォス・コアへは、リスボンからバス6時間か、ポルトのサン・ベント駅から電車4時間のポシーニョ駅からタクシー15分。コア博物館で3つ(カステロ・メリョール、町近い自然公園、ムシャガタ)の半日四駆ツアーに参加。ネットか電話で要予約。スペインのシエガヴェルデの岩絵へは、サラマンカからシウダード・ロドリゴへバス1時間で行き、タクシーで片道15km
世界遺産の概要
ポルトガル東部のコア渓谷と、そこから近いスペイン西部のシエガ・ヴェルデにある先史時代の岩絵遺跡群/ロックアート群には、1-2万年前の旧石器時代の洞窟壁画が多く残されていて世界遺産に登録されました。屋外に残されてる岩絵群としては最大規模です。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (1) 人間の「創造的才能を表す傑作」である。
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
マデイラ諸島のラウリシルヴァ/照葉樹林
英語名
Laurisilva of Madeira
アクセス方法・行き方
マデイラ島へリスボンやポルトから飛行機2時間。空港からフンシャルへバス30-50分/片道5ユーロから。タクシー20ユーロから。ラウリシルヴァへはリベイロ・フリオからツアーあり
世界遺産の概要
ポルトガル西の大西洋に浮かぶマデイラ諸島のマデイラ島の北部には、他のヨーロッパ地域では氷河期に消え去ったラウリシルヴァ/照葉樹林の太古の森が生き残っています。そのため、固有種など貴重な動植物が生息。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (9) 陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化、発展において、重要な「進行中の生態学的過程又は生物学的過程」を代表する顕著な見本である。
- (10) 学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する「絶滅のおそれのある種」の生息地など「生物多様性」の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。
ギマランイス歴史地区
英語名
Historic Centre of Guimarães
アクセス方法・行き方
ギマランイスへは、ポルトのサン・ベント駅からの近郊電車やバスで1-1.5時間
世界遺産の概要
ポルトガル北西部のギマランイス歴史地区は、ブルゴーニュ王朝を開いた初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケスが生まれた城や中世の歴史建造物が残された旧市街です。アフォンソはスペインのカスティーリャ=レオンやイスラム教徒をやぶりリスボンを陥落させて現在のポルトガルの礎を築きました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
アルト・ドウロ・ワイン生産地域
英語名
Alto Douro Wine Region
アクセス方法・行き方
拠点の町レグアへは、ポルトのサン・ベント駅かカンパニャン駅から電車3時間。駅前のポートワン協会でキンタ=荘園の情報が得られる。夏やシーズン中はクルーズ船などあるがそれ以外の時期はワイナリー見学もなくなるので注意
世界遺産の概要
ポルトガル中北部のドウロ川上流地域/アルト・ドウロには、川沿いの山の急斜面にブドウ段々畑が広がり、美しい景観と伝統的なポートワイン製造法が評価されています。収穫されたブドウは、ポルトの酒造で熟成され芳香なポートワインとなります。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
- (5) あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
ピーコ島のブドウ園文化の景観
英語名
Landscape of the Pico Island Vineyard Culture
アクセス方法・行き方
アゾレス諸島のピコ島へは、サン・ミゲル島やテルセイラ島から飛行機35-50分。島内のバスは1日2往復なのでタクシーも使う
世界遺産の概要
ポルトガル西の大西洋に浮かぶアゾレス諸島のピコ島の北西部は、溶岩で石垣を作り、割れ目に苗木をはわせるブドウ栽培法により独特の景観が見られます。これは大西洋の潮風からブドウを守るために、15世紀から続く伝統的なブドウ栽培方法です。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (3) 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある「文化的伝統又は文明の存在」を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
- (5) あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)
国境防備の町エルヴァスとその要塞群
英語名
Garrison Border Town of Elvas and its Fortifications
アクセス方法・行き方
エルヴァスへ、リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルからバス2.5-3時間
世界遺産の概要
ポルトガル東部の国境の町エルヴァスは、17世紀にスペインとのポルトガル王政復古戦争が勃発した時期に築かれた要塞群が世界遺産に登録されました。要塞は1801年のナポレオン軍侵攻もくい止めました。歴史地区、アモレイラ水道橋も含め構成資産は7件。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
コインブラ大学−アルタとソフィア
英語名
University of Coimbra – Alta and Sofia
アクセス方法・行き方
コインブラへ、リスボンのサンタ・アポローニア駅から電車2-2.5時間かセッテリオス・バスターミナルから2.5時間。またはポルトからバス1.5時間かカンバニャン駅から電車2時間
世界遺産の概要
ポルトガル中部の町コインブラは、1290年にディニス1世王が創設したリスボンの大学が14世紀にコインブラ大学として移転してきて栄えた大学都市でした。14-15世紀に大学として発展したアルタ地区と、16-20世紀に移転先として使われた下町ソフィア地区が世界遺産に登録されました。図書館などの大学施設の他、聖堂や植物園も含まれます。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (2) 「建築、科学技術、記念碑、都市計画、景観」設計の発展に重要な影響を与えた、ある期間にわたる価値観の交流又はある文化圏内での価値観の交流を示すものである。
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
- (6) 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた「伝統、思想、信仰、芸術的作品」、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。
ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域
英語名
Sanctuary of Bom Jesus do Monte in Braga
アクセス方法・行き方
ブラガへは、ポルトのサン・ベント駅から近郊電車かバスで1時間か、ギマランイスからバス25-50分。ブラガのリベルダーデ大通りのバス停から2番バス10分(乗場は観光案内所で聞ける)
世界遺産の概要
ポルトガル北西部の町ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域とは、16世紀にプロテスタントに対抗してカトリックが築いたサクロ・モンテ(聖なる山)に18世紀に建設された教会で巡礼地となりました。聖堂ファサード、美しい階段、噴水はバロック式、教会は新古典様式。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。
マフラの王家の建物−宮殿、バシリカ、修道院、庭園、狩猟公園(タパダ)
英語名
Royal Building of Mafra – Palace, Basilica, Convent, Cerco Garden and Hunting Park (Tapada)
アクセス方法・行き方
マフラへ、リスボンのカンポグランデのバス乗場からEriceira行きで1時間
世界遺産の概要
ポルトガル西部の町マフラの国立宮殿は、18世紀にブラジルのゴールドラッシュで得た富で、国王ジョアン5世がスペインに対抗し建設した修道院でした。内部のバジリカ、大図書館、セルク庭園と奥に広がる狩猟公園(タパダ)が世界遺産に登録されました。
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
- (4) 歴史上の重要な段階を物語る「建築物、その集合体、科学技術の集合体、あるいは景観」を代表する顕著な見本である。