2024年ボリビア世界遺産全7件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価
ボリビアの世界遺産全7件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。
国旗・英名 | Plurinational State of Bolivia |
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首都・主都 | 憲法上:スクレ。実質:ラパス |
出典・参考 (PR) | ・旅行ガイド(Kindle、楽天の価格) ・LonelyPlanet |
世界遺産数 | 全7件(5訪問 71%) (訪問=他国含め構成資産1件以上でカウント) |
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アクセス 難易度 | 公共交通で可:5件 (71%) 車やツアー必須・難易度高め:2件 (29%) |
世界遺産 次の登録 | 2025年7月(世界遺産候補一覧) |
現地情報 | [地図] [時差] [天気予報] [通貨・為替レート] |
周辺国の 世界遺産 | 北米/中南米の世界遺産 |
ボリビアの世界遺産一覧
表の説明
写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
D:観光は禁止か、行くのが困難
小画像@⇒出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。
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ボリビアの暫定世界遺産一覧(候補)
ユネスコのボリビア暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。
- Sajama National Park (2003)
- Pulacayo, Industrial Heritage Site (2003)
- Incallajta, the largest Inca site in the Kollasuyo (2003)
- Cal Orck'o: Footprints of time (2003)
- Sacred Titicaca Lake (2003)
ボリビアの世界遺産の詳細データ
ポトシ市街
世界遺産の概要
ボリビア中南部の標高4000mの町「ポトシ市街」は、1545年にスペイン人が銀山を発見し鉱山の町として建設した、世界最高地の人が住む町です。スズ、タングステンも出て富の山セロリコと呼ばれたが、17世紀までに銀脈がつきると衰退。現在は新鉱脈も発見され、鉱山ツアー等も行われています。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
ポトシにはバスで、ラパスから夜行10時間や、オルーロから5時間や、スクレから4時間か乗合タクシー2.5時間(料金はバスの2.5倍から)や、ウユニから4時間。新バスターミナルからセントロにはコレクティーボで。
英語名
City of Potosí
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
チキトスのイエズス会伝道施設群
世界遺産の概要
ボリビア中等部のサンタクルス近郊の「チキトス地方のイエズス会伝道施設群」は、17世紀末からスペイン人のイエズス会により建設された伝導用の施設や集落です。構成資産はチキトス地方の6件のみで、サンハビエル、コンセプシオ、サンイグナシオ、サンミゲル、サンラファエル、サンタアナ。
アクセス方法/行き方
サンタクルスからツアーが一般的。サンハビエルへのバス3時間はありそうだが、その後1つずつ回るのと丸2日間はかかりそう。
英語名
Jesuit Missions of the Chiquitos
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
古都スクレ
世界遺産の概要
ボリビア中南部の標高2750mの「古都スクレ」は、1545年に発見されたポトシ銀山を管理するために建設され、1825年に独立宣言が行われた場所です。国名は独立の英雄シモン・ボリバルから、都市名は初代大統領ホセ・デ・スクレから。銀で栄えたコロニアルな町並みが残っていて「白い街」とも呼ばれます。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
スクレにはバスで、ラパスから夜行で13時間や、コチャバンバから11時間や、サンタクルスから16時間や、ポトシから4時間や、ウユニからは8時間。バスターミナルからセントロまで2kmは徒歩かミクロで。
英語名
Historic City of Sucre
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
サマイパタの砦
世界遺産の概要
ボリビア中部の町サンタクルス近郊の「サマイパタの砦」は、紀元300年頃に築かれ14世紀にインカ帝国下となったと考えられてるが定かではありません。現地ではエル・フエルテ(砦)とも呼ばれるが軍事施設ではなく、宗教施設だった説が有力。保護のため内部には入れず展望台などから観光可能です。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
サンタクルス(ラパスやスクレからバス15時間)の西120km。砦へ行くバスはないので日帰りツアーが一般的。公共交通ではサンタクルスの旧バスターミナルからAv.Omar Chavezを南へ数ブロックの所に、サマイパタ行き乗合トゥルフィー/タクシー乗場あり。客が集まれば出発。寄り道多く3.5時間かかった。村ではなくRuinas de Samaipataと行って分岐点で降ろしてもらい、そこから4kmを徒歩かタクシーで。分岐点へはバジェグランデ行きバスも通るようですが降車は事前に要交渉。
英語名
Fuerte de Samaipata
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地
世界遺産の概要
ボリビア西部の標高3900mのティワナク遺跡は、紀元前200-後1200年のティワナク文化の宗教都市で、住居や政治的中心地でもあったと考えられています。建造は全て石で、40kmも運ばれた巨石があることからインカに影響を与えた可能性があります。門、ピラミッド、巨石像などが残されています。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
ラパスのテレフェリコ(ロープウエィ)レッドラインのセメンテリオ駅から徒歩8分のセメンテリオ・バスターミナルからバスで1.5時間。
英語名
Tiwanaku : Spiritual and Political Centre of the Tiwanaku Culture
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園
世界遺産の概要
ボリビア東部のブラジルと接する「ノエル・ケンプ・メルカード国立公園」は、アマゾン川流域に広がるジャングルで、貴重な生態系が維持されている国立公園です。公園内にはテーブルマウンテン、滝、湖、川などがいくつもあり、珍しい植物と運がよければ野生動物にも出会えます。
アクセス方法/行き方
サンタクルスからの数日間ツアーが一般的。入口は南側ロス・フィエロス/Los Fierrosと、北側フロール・デ・オロ/FLOR DE OROの2か所。北には小型飛行機で、南は小型飛行機か陸路で。
英語名
Noel Kempff Mercado National Park
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
カパック・ニャン アンデスの道
世界遺産の概要
南米の西部を6か国にまたがる「カパック・ニャン アンデスの道」は、インカ帝国が首都クスコから東西南北に築いた「王の道」です。アンデス山脈にそった道と、太平洋岸にそった道と、それらをつなぐ道があり、馬や車輪は使わず主に徒歩での移動だったと考えられています。構成資産137の地域と308の関連遺跡には、クスコ、マチュピチュ、オリャンタイタンボ、チャビン、ティワナク等も含まれます。
アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ
クスコからマチュピチュのインカトレイル(インカ道)が有名。対象6か国のインカ遺跡の多くが含まれています。
【アルゼンチンのシンカラ遺跡】ベレンの町から西へ15kmのロンドレス/ロンドンへ行き、北西5km先へタクシー等で。ティルカラ、プカラ、チレシト、メンドーサもルート上。
【チリのサンペドロ・デ・アタカマ】カラマからバス1.5時間。サンティアゴもルート上。
【エクアドル】クエンカ近郊のインガピルカ遺跡には、1日2便のバスで2時間。キト、クエンカもルート上。
【ボリビア】ラパス、コチャバンバ、トゥピサも支流を含むルート上。Takesi trail等も。
【コロンビア】イピアレス、ポパヤンと周辺の先住民村。
英語名
Qhapaq Ñan, Andean Road System