世界遺産一周ゆめぽろ 1223世界遺産観光が目標!世界一周旅行記ブログ

2024年アルゼンチン世界遺産全12件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価

アルゼンチンの世界遺産全12件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。

国旗・英名アルゼンチンの国旗Argentina
首都・主都ブエノスアイレス
出典・参考
(PR)
旅行ガイドKindle楽天の価格
LonelyPlanet
世界遺産数12(9訪問 75%)
(訪問=他国含め構成資産1件以上でカウント)
  • 世界文化遺産
    7
  • 世界自然遺産
    5
  • 世界複合遺産
    0
アクセス
難易度
公共交通で可:6件 (55%)
車やツアー必須・難易度高め:5件 (45%)
世界遺産
次の登録
2025年7月(世界遺産候補一覧
現地情報 [地図] [時差] [天気予報] [通貨・為替レート]
周辺国の
世界遺産
北米/中南米の世界遺産

アルゼンチンの国旗アルゼンチンの世界遺産一覧

表の説明

写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
 A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
 B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
 C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
 D:観光は禁止か、行くのが困難
小画像@⇒出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。

アルゼンチンの暫定世界遺産一覧(候補)

ユネスコのアルゼンチン暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。

アルゼンチンの世界遺産の詳細データ

ロス・グラシアレス国立公園

世界遺産の概要

アルゼンチン南部パタゴニアの「ロス・グラシアレス国立公園」は、長い年月でできた氷河・U字谷・氷河湖が独特の景観を見せてくれる、世界で3番目の氷河面積(南極、グリーンランドに次ぐ)の国立公園です。冬の気温は氷河の中では高めで、頻繁に崩落が見られることで有名。ペリトモレノ氷河、ウプサラ氷河、スペガッツィーニ氷河などが人気。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

拠点の町エル・カラファテにはバスで、リオ・ガジェゴスから4時間や、エル・チャルテンから3時間や、チリのプエルト・ナタレスから5-6時間。ペリトモレノ氷河へはバス会社などのツアーで。展望台のみ、氷上トレッキング、クルーズ等あり。アルヘンティーノ湖・ウプサラ氷河ツアーもあり。

英語名

Los Glaciares National Park

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

グアラニーのイエズス会伝道施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョール(アルゼンチン)、サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(ブラジル)

世界遺産の概要

アルゼンチン北東とブラジル南西にまたがる「グアラニーのイエズス会伝道施設群」は、17世紀にイエズス会が先住民グアラニー族のキリスト教化のために拠点とした伝導所や集落の遺跡群です。強制労働や奴隷から逃れた先住民もかくまったそうです。1767年のアメリカ大陸でのイエズス会追放令により崩壊。構成資産はアルゼンチン4件(サン・イグナシオ・ミニ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、ヌエストラ・セニョーラ・デ・サンタ・アナ、サンタ・マリア・ラ・マジョール)、ブラジル1件(サン・ミゲル・ダス・ミソンイス)。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方

【サンイグナシオミニ】【ヌエストラセニョーラ・デロレート 】【ヌエストラセニョーラデサンタアナ 】アルゼンチンのポサダス(ブエノスアイレスからバス14時間。プエルトイグアスからバス6時間。パラグアイのエンカルナシオンからバス2-3時間)⇒サンイグナシオはバス1時間。ロレート、サンタマリアは7kmずつ離れてるのでバスかタクシーで。

【サンミゲルダスミソンイス】飛行機か電車かバスでポルト・アングレへ行き、そこからバス6時間。

英語名

Jesuit Missions of the Guaranis: San Ignacio Mini, Santa Ana, Nuestra Señora de Loreto and Santa Maria Mayor (Argentina), Ruins of Sao Miguel das Missoes (Brazil)

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

イグアス国立公園

世界遺産の概要

アルゼンチン北東部の「イグアス国立公園」は、ブラジルとまたがる巨大な滝で、世界三大瀑布(他は北米ナイアガラ、アフリカのヴィクトリア滝)の中でも最大規模です。全長1320m、最大落差80m、水量は毎秒6500トン。別世界遺産のブラジル側からはまた違う風景を見ることができます。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

拠点のプエルト・イグアスへのバスは、ブエノスアイレスから16-18時間、コルドバから23時間、メンドーサから35時間、ブラジルのフォス・ド・イグアスから1時間。プエルト・イグアスから国立公園までバス25分。国をまたぐ場合はパスポート必携。

英語名

Iguazú National Park

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス

世界遺産の概要

アルゼンチン南部の「リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス」は、紀元前7000-後700年頃に先住民テウェルチェ族が描いたと考えられてる「手の洞窟」です。全て左手の手形以外に、狩猟、グアナコ、6本指の手、うずまき模様などもあります。かなり鮮明に残されてるが、描いた理由は謎のまま。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

拠点の町ペリトモレノでツアー参加が一般的。ペリトモレノには、エルカラファテ、バリローチェ、リオガジェゴス等から直通バスあり。

英語名

Cueva de las Manos, Río Pinturas

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

バルデス半島

世界遺産の概要

アルゼンチン南東部の「バルデス半島」は、南部パタゴニア地方の始まりの乾燥地帯にある出島のように突き出した半島で、独特の生態系を守る保護区となっています。ペンギン、アザラシ、オタリア、グアナコ、チョイケ(ニャンドゥ)等はほぼ見られ、運がよければクジラ、シャチ、イルカ、アルマジロにも遭遇できます。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

(バスは、ブエノスアイレスから18-22時間。チリのサンチャゴから国際バスあり)プエルトマドリンかトレレウでのツアー参加が一般的。私は自由に回りたかったので旅仲間との4人でレンタカー周遊。

英語名

Península Valdés

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群

世界遺産の概要

アルゼンチン北西部のイスチグアラスト州立公園とタランパジャ/タランパーヤ国立公園は、三畳紀の2億4500万-2億800万年前頃の地層が独特の景観をつくりだし、恐竜や古代の動植物の化石が産出することでも評価されています。標高1300mのイスチグアラストは草木がなく月の谷と呼ばれてます。標高1400mのタランパジャは巨壁、きのこ状の奇岩、洞窟の壁画などを観光できます。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

両公園とも入口までの公共交通機関はなし。

【イスチグアラスト】拠点の町サン・フアン(メンドーサからバスで2.2時間)でのツアー参加が一般的。タランパジャとセットの1泊2日ツアーあり。

【タランパヤ】拠点の町ラ・リオハかチレシトからツアー参加が一般的。

英語名

Ischigualasto/Talampaya Natural Parks

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

コルドバのイエズス会管区とエスタンシアス

世界遺産の概要

アルゼンチン中部の標高440mの「コルドバのイエズス会管区とエスタンシアス」は、16世紀のスペイン植民地時代に建設され、17-18世紀にイエズス会がキリスト教化の拠点とした伝道所や集落跡です。構成資産は6つで、コルドバの大学や中等学校やヘスス教会が1件、残り5件は資金源ともなったエスタンシア=農園(アルタ・グラシア、サンタ・カタリナ、ヘスス・マリア、カロヤ、ラ・カンデラリア)。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

コルドバには、ブエノスアイレスからバスで10時間前後や、サルタかフフイからバス12時間や、メンドーサからバス13時間。

英語名

Jesuit Block and Estancias of Córdoba

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ウマワカ渓谷/ケブラーダ・デ・ウマワーカ

世界遺産の概要

アルゼンチン北部の標高2000m以上の「ウマワカ渓谷/ケブラーダ・デ・ウマワーカ」は、リオグランデ川の侵食で形成された独特な渓谷に、スペイン植民地化の前後の文化が残されていることで評価されてます。「南米のグランドキャニオン」とも呼ばれます。プレインカ遺跡、インディヘナの村、スペイン人による教会などが混在してます。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

拠点の町サルタにはバスで、ブエノスアイレスから19.5-21.5時間や、コルドバから12-14時間や、メンドーサから18-21時間や、サン・サルバドール・デ・フフイから2時間。プルママルカにはフフイからバスで1.4時間。プルママルカからティルカラにはバス30分。

英語名

Quebrada de Humahuaca

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

カパック・ニャン アンデスの道

世界遺産の概要

南米の西部を6か国にまたがる「カパック・ニャン アンデスの道」は、インカ帝国が首都クスコから東西南北に築いた「王の道」です。アンデス山脈にそった道と、太平洋岸にそった道と、それらをつなぐ道があり、馬や車輪は使わず主に徒歩での移動だったと考えられています。構成資産137の地域と308の関連遺跡には、クスコ、マチュピチュ、オリャンタイタンボ、チャビン、ティワナク等も含まれます。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方 旅行記/ブログ

クスコからマチュピチュのインカトレイル(インカ道)が有名。対象6か国のインカ遺跡の多くが含まれています。

【アルゼンチンのシンカラ遺跡】ベレンの町から西へ15kmのロンドレス/ロンドンへ行き、北西5km先へタクシー等で。ティルカラ、プカラ、チレシト、メンドーサもルート上。

【チリのサンペドロ・デ・アタカマ】カラマからバス1.5時間。サンティアゴもルート上。

【エクアドル】クエンカ近郊のインガピルカ遺跡には、1日2便のバスで2時間。キト、クエンカもルート上。

【ボリビア】ラパス、コチャバンバ、トゥピサも支流を含むルート上。Takesi trail等も。

【コロンビア】イピアレス、ポパヤンと周辺の先住民村。

英語名

Qhapaq Ñan, Andean Road System

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献

世界遺産の概要

20世紀の近代建築運動に大きな影響をおよぼしたスイス出身の建築家ル・コルビュジエの作品群として世界遺産に登録。日本では東京都 上野の国立西洋美術館が該当。ル・コルビュジエは近代建築三大巨匠の1人(他、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ)。フランス10件、スイス2件、他1件ずつ、計7カ国17物件。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方

【日本】国立西洋美術館は東京の上野駅から徒歩で。

【フランス】サヴォワ邸はパリメトロA5線Poissyから徒歩20分、ユニテ・ダビタシオンはマルセイユのメトロ2号線Rond Point du Pradoから21,22番バスでLe Corbusier下車、フィルミニはリヨン駅⇒Firminy駅へTER1.5時間⇒徒歩15分、ラ・トゥーレット修道院はリヨン駅⇒L'Arbresie駅へTER30分⇒坂道30分、ロンシャンのノートルダム・デュ・オー礼拝堂はブザンソン等⇒ヴズール/Vesoul⇒ロンシャンへ国鉄バス2-3時間⇒礼拝堂へ坂道2km、カップマルタンはニース⇒CapMartin駅へTER30分⇒要予約のガイドツアー。

【ドイツ】ヴァイセンホフ・ジードルングは、フランクルトかミュンヘン⇒シュトゥットガルトへ電車1.5-2.5時間⇒Killesberg駅へ市電U5(44番バスでも可)、そこから徒歩10分。

【スイス】レマン湖畔の小さな家へはヴヴェイ駅(ローザンヌから20分か、ジュネーヴから1時間)から1.3km/徒歩20分。スイスのイムーブル・クラルテはジュネーヴ市内。

【ベルギー】アントワープのギエット邸はメトロ2,6番のOlympiade下車。

【アルゼンチンのクルチェット邸】ラ・プラタには、ブエノスアイレスのレティーロ地区バスターミナル外から195番バスで1時間。

英語名

The Architectural Work of Le Corbusier, an Outstanding Contribution to the Modern Movement

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ロス・アレルセス国立公園

世界遺産の概要

アルゼンチン南西部パタゴニアの「ロス・アレルセス国立公園」は、アンデス山脈内のパタゴニアヒバ森林とその他の植物相を保護する目的の国立公園です。ヒバはヒノキ科でアスナロとも呼ばれ、樹齢2600年もの木もあります。チリには樹齢3600年のも。公園内には氷河湖もあります。

(外国動画の翻訳は設定⇒字幕・自動生成・翻訳⇒日本語)
GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

アクセス方法/行き方

拠点の町エスケル(バリローチェからバス5時間)かフタラウフケンからツアーか車で。個人でハイキングが可能かは要確認。ボートでメネンデス湖へ行きプエルト・サグラリオで樹齢2600年のアルゼンチン最大のパタゴニアヒバの木を見るツアーが人気。ロス・アレルセスの滝は範囲外。

英語名

Los Alerces National Park

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ESMA「記憶の場」博物館 - かつての拘禁、拷問、絶滅の秘密センター

GoogleMapで開く
(マップには主要な構成資産のみ掲載)

英語名

ESMA Museum and Site of Memory – Former Clandestine Center of Detention, Torture and Extermination

広 げ る ▲
閉 じ る ▼

アルゼンチン世界遺産の関連記事

()内は世界遺産数。*は一覧のみ
ゆめぽろ
サイト管理人ゆめぽろ(旅行・映画好き)
 プロフィール
世界一周/海外旅行で135国観光、世界遺産609訪問。
興味好奇心:世界遺産/遺跡/自然/野生動物/祭り/地元グルメ
サイト管理人ゆめぽろ(旅行・映画好き)
ゆめぽろ
世界一周135国/世界遺産609訪問
現在:大阪。プロフィール >
1223件の全世界遺産をご紹介♪