ブラジル世界遺産アマゾナス劇場・マナウスからアマゾン川下り旅行記モデルコース(ベレン/サンタレン/マカパ)

ブラジル世界遺産「アマゾニア劇場群」とマナウスからマカパのアマゾン川下り旅行記・アクセス行き方地図。ベレン・サンタレン・アウテルドション、世界遺産暫定リストのヴェルオペゾやマカパ要塞含む観光モデルコースを紹介。各国の世界遺産リストあり。
世界遺産「アマゾン川流域の劇場群」概要
文化遺産 2026年登録 Amazonia Theatersブラジル北部のアマゾニア劇場群には、マナウスのアマゾナス劇場とベレンのパス劇場が含まれます。1879-1912年のゴム産業最盛期に建設。アマゾン地域の黄金時代に、ヨーロッパ建築様式とアマゾンを想起させる装飾が融合されてるのが特徴。
交通アクセス/行き方(一例) 難易度:A(容易)
2所とも町中なので行くのは容易
マナウスのアマゾナス劇場とラルゴ・デ・サン・セバスティアン広場
ベレンのパス劇場とプラサ・ダ・レプブリカ広場
世界遺産の登録理由・登録基準
(2) 文化の価値観の交流
(4) 歴史上重要な建築物・景観
世界遺産「中央アマゾン保全地域群」概要
自然遺産 2000年登録 Central Amazon Conservation Complexブラジル北西部の中央アマゾン保全地域群は、アマゾン河口の熱帯雨林が広がり絶滅危惧種を含む地球上で最も豊かな生態系の生息地域。アマゾンカワイルカ(ピンクイルカ)、カイマン(ワニ)、マナティ、ピラルク、バク、ナマケモノ他。
交通アクセス/行き方(一例) 難易度:C(ツアーか車 必須)
構成資産2件は、ジャウ国立公園と周辺のアマナ持続可能開発保護区とマミラウア持続可能開発保護区と、アナビリハナス/アナヴィリャーナス生態保護区。ベストシーズンは雨期で水位の高い4-7月頃。
マナウス(サンパウロから飛行機4時間)から数日間のツアーが主流。コアゾーンは日帰りでは難しそう。一番近いアナビリハナス群島の拠点はNovo Airão。同じ拠点からジャウー国立公園へも入れるが1週間以上のツアーが必要。マミウラア自然保護区の拠点テフェにはマナウスから飛行機1時間か高速船12時間。地域により政府の許可が必要なのでツアー申込時に要確認。
世界遺産の登録理由・登録基準
(9) 生態・生物学的な過程
(10) 絶滅危惧種・生物多様性
世界遺産アマゾナス劇場とマナウスからアマゾン川下り旅行記モデルコース・所要時間
今回は日程都合で中央アマゾン保全地域には行けず、世界遺産はマナウスのアマゾナス劇場のみ訪問。マナウス、ベレンは治安不安な場所なので夜や1人歩きは充分注意を。スラムぽい場所は事前調査し近づかないこと。
観光遺産候補ブラジル ベレン観光(アマゾン川と魚市場)
赤道直下ベレンはアマゾン川が大西洋に達する河口の港町。色が混ざらない二河川合流点(詳細は下記マナウスで)を見学。2-4月の新月・満月にはポロロッカ(海から川の大逆流)(海嘯/かいしょう)ツアーあり。
世界遺産暫定リストのヴェル・オ・ペーゾ(Mercado Ver o Peso)の魚市場では、ピラニア種ピラプタンガ、メジロザメ種、ナマズのピンタード種ピライーバなど淡水魚、海水魚の混在が特徴。アサイーの実も安い。後に世界遺産登録(2026年)のパス劇場も見たはずだが写真見つからず…





観光ベレンのプレセピオ要塞(Forte do Presepio)wiki
1616年、フランシスコ・カルデイラ・カステロ・ブランコが建設。当時はカステロ要塞と命名。要塞内にベレン最初の聖母マリア礼拝堂が仮設。後に南のセー広場に移転し聖母マリア大聖堂に。


観光ベレンのエミリオ・ゴエルジ・パラー博物館・動植物園(Museu Paraense Emílio Goeldi)
アマゾン地域では最も古く規模の大きい歴史ある博物館。アマゾン原産の世界最大の葉を持つ水生植物オオオニバスは赤ちゃん乗せた写真などで有名。赤いハート型は若い葉。落ちた花も写ってます。少しだが先住民の岩絵も展示(下写真3,4枚目)。
ブラジルの代表鳥トゥカーノ(写真2枚目はシロムネ・オオハシ)や、ネズミ種アグチ(Cutia)、肉食獣のピューマと黒ジャガー、珍しい青色コンゴウインコ、現地では絶滅危惧種のショウジョウトキなど。









観光ベレンのナザレ大聖堂(Basílica de Nossa Senhora de Nazaré)
動植物園の近く。ゴム景気の最盛期に建設された聖堂。バチカン市国のサン・ピエトロ寺院を模したそうで内部も見事。毎年10月第2週に開催のナザレ大祭(シリオ・ヂ・ナザレー)は世界最大級のカトリック宗教行事で信徒200-300万人が集まるユネスコ無形文化遺産。


観光世界遺産マナウスのアマゾナス劇場(Teatro Amazonas)とサンセバスチャン広場(観光15分)wiki
19世紀の天然ゴム景気の富で建設され、1896年12月に開場。典型的なルネサンス・リバイバル様式で、世界で最も美しいオペラハウスに選ばれることも。残念ながらこの日は内部見学できず。
下写真4,5枚目は、サン・セバスチャン広場から眺めることができる特徴的な建造物、聖セバスチャン教会と黄色基調の旧裁判所。





観光ブラジル マナウス観光(魚市場やカテドラル)wiki
アドウフォ・リスボア市場はベレンよりも活発。ピラニア、ピラニア類似の草食パクー、ナマズ種ピンタードなどアマゾン固有種やめずらしい魚だらけ。生きた化石こと古代魚ピラルクーは巨大だからかロール状の塩漬け魚肉しか発見できず。近くにはマナウス大聖堂こと聖母マリア受胎告知カテドラルも。




魚市場ではナマズ種で食用として人気のピンタードのフライ,豆,ライス,サラダのランチ定食(約400円)。ディナーはブラジル名産の肉料理シュラスコ,すし,サラダ,フルーツの全て食べ放題(約2,500円)のBufaloという店へ。満腹で大満足♪
下写真4,5枚目はベレンの食事。ピラルクーの唐揚げ(2,3切れで約400円)は脂が少なく骨も多いのに少し高め。たっぷりのアサイースープ(約200円)は砂糖などを入れないと美味しいものではないがポリフェノール、必須アミノ酸が健康的。





観光マナウスのアマゾン国立調査研究所(INPA)
アマゾン川流域の生物を保護・飼育・調査してるINPAが一部を一般公開。ジュゴン仲間の草食哺乳類(海獣)の絶滅危惧種アマゾンマナティーは本当にかわいかった♪。アマゾン生息のカイマン(ワニ)も。フタイロタマリン(サル)、オオカワウソ、ナマケモノ等は発見できず。



アマゾン川下りの船(マナウス⇒サンタレン)
チケットはフェリーターミナル内での購入が基本で安心。しかし直前たたき売り(ダフ屋?)と交渉し、翌日発の2泊3日4食・二段ベッド・エアコン・電源付き個室を約15,000円(2人分)で格安購入。持参ハンモック泊なら1人約4,500円。
当日はギリで乗船したからかダブルブッキング客がいてスタッフともめたが、相手客おじさんが辞退(船から返金)してくれて個室に泊まれました。その後、おじさんとは親しくなりいろいろ話せたのもいい思い出に。




観光アマゾン川のソリモンエスの奇観/二河川合流点(Encontro das Aguas)
マナウス出発時のネグロ川はコロンビア水源の黒い川。出港後1-2時間でペルーの雪解け水源の茶色のソリモンエス川と合流し真のアマゾン河になるが、水質の差(水温/流速/pH等)で十数キロの間混ざりあわない大自然の驚異を観察可能。
このソリモンエスの奇観は、マナウスから観光遊覧船ツアーも多数あります。ちなみにソリモンエス川はブラジルの外では単にアマゾン川と呼ばれることも多いそうです。


観光アマゾン川下り(マナウス⇒サンタレン 2泊3日)
アマゾン川の雄大さ、通りすぎる民家・農家の人々・家畜・島々などを眺め、食事、部屋で休み、またアマゾンウォッチングの日々。ピンクイルカ(アマゾンカワイルカ)、カイマン(ワニ)、ピラニア、カピバラを見たいならボリビアのルレナバケをおすすめ。
アマゾン川では給油できるガソリンスタンドや、物売りも来ます。数か所で10分ほど停泊し乗客と荷物の乗り降りも。景色に慣れてきて単調な時間が過ぎていくけど、アマゾン川での夕陽と朝日は格別。そして3日目の早朝にサンタレン着で下船。







観光ブラジル サンタレン(Santarem)wiki
アマゾン川とタパジョース川の合流地点サンタレンは、かつて天然ゴムや金採掘で栄えたが今は静かな港町。上記同様の二河川合流点を見学可。巨大魚やピンクイルカ(アマゾンカワイルカ)のモニュメントもさみしげ。写真の黄色い鳥はオオキバシタイランチョウ(多分)。




観光アウテール・ド・ション(Alter do Chão)
アマゾン川と合流前のタパジョース川沿いの町。よくあるビーチ?と思ったがボートで3分の中洲イーリャ・ド・アモール(Ilha do Amor)へ渡ると白い砂浜で美しい。川と逆側にはヴェルデ湖。川と湖が中洲で区切られてる珍しい場所です。
オンシーズンには地元民と欧米人でもっと混雑するらしいが、この時は閑散としてのどか。かなり暑かったので水浴も気持ちいい。下写真の黒い鳥が数羽で食べ残しなどをあさってたが、カラスではなくクロコンドル。






アマゾン川下りの船(サンタレン⇒マカパ)
マカパ行きは週3便。当日発の船で直接交渉。個室は少なく値下げ困難だが出港時間がせまるとラストプライスで、2泊3日4食・二段ベッド・エアコン・電源付き個室が約21,000円(2人分)に。食事付きなので飛行機より安い。持参ハンモック泊なら半額以下。ニワトリは相部屋で餌付き。




観光アマゾン川下り(サンタレン⇒マカパ 2泊3日)
今回のアマゾンクルーズは曇り空が多かった印象。上り船は流れに逆らうため陸近くを通るが、下り船は離れるのでジャングルや民家も遠くから眺める感じ。
たまにピラニアがはねたり(下写真2枚目)、ピンクイルカ(アマゾンカワイルカ)とも遭遇するが船が早くて撮影は難しいです。物売り船も近づいてきます。子どもだけの船も遊び?で近づいて手を振りあいました。3日目早朝にマカパに到着。







アマゾン下り船でのランチ、ディナーは肉料理と野菜料理とライスとパスタが定番。テーブルの大皿から先着順に取りあう。遠慮せず1皿目で満足できる量を取るのが必勝法。お代わり自由だが残ってないので。朝食はパンなどの軽食。
下写真3枚目以降はアウテール・ド・ションとサンタレンの食事。順に焼き川魚定食とキャッサバ芋(タピオカ原料)の黄粉、チキン丸焼き、牛肉定食、魚(多分ナマズ種ドウラーダ)チレソースがけ定食。南米の定食はどれも美味い♪これらは1セット300-500円。チキン売りおばちゃんの「フランゴ!フランゴ」というニワトリのマネが目に焼きついてます(笑)






観光遺産候補ブラジル マカパのサンホセ/サンジョゼ要塞(Fortaleza de Sao Jose de Macapa)
18世紀にポルトガルがフランス軍に対抗するために建設。一度はフランスに占領されたが後に解放。ブラジルで最大の要塞とされ、他複数の要塞とともに世界遺産暫定リストに登録。






観光マカパ赤道記念塔マルコ・ゼロ(Marco Zero)
赤道上の緯度0地点。赤道を示す線で北半球と南半球を一瞬で行き来可能。エクアドルのキトの方が行きやすくて有名ですね。モニュメント上部の円形の穴に太陽がはまるのは、昼夜平分点の春分の日・秋分の日。


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