ペルー世界遺産「チャビン遺跡・ワスカラン」行き方/旅行記モデルコース(雪崩壊滅ユンガイ/ヤンガヌコ/ワラス)

ペルー世界遺産「ワスカラン国立公園」「チャビン遺跡」や雪崩壊滅ユンガイ村やワラス拠点の地図・旅行記アクセス行き方や観光モデルコースを紹介。各国の世界遺産リストあり。
周辺の世界遺産・観光地:吉野・高野山・熊野三山、奈良東大寺・法隆寺、京都・延暦寺と彦根城、大阪古墳群と観光地
世界遺産「ワスカラン国立公園」概要
自然遺産 1985年登録 Huascarán National Parkペルー中部のワラス近郊のワスカラン国立公園は、標高2000-6000mの世界で最も高い国立公園の1つです。周囲は氷河をまとった山々が連なり、ヤンガヌコ湖などの美しい氷河湖が点在。リャマ、ビクーニャ等に会える確率も高いです。
交通アクセス/行き方(一例) 難易度:B(一部 容易)
ワラス(バスでリマやトルヒーヨから7-8時間)からのツアー利用が一般的。チナンコチャ湖への日帰りツアーでは雪崩で壊滅したユンガイ村なども寄ります。個人でローカルバス等で行く場合は国立公園事務所に申請が必要。
世界遺産の登録理由・登録基準
(7) 自然現象・自然美
(8) 化石や地層の地形過程
世界遺産「チャビンの古代遺跡」概要
文化遺産 1985年登録 Chavin (Archaeological Site)ペルー中部のワラス近郊の標高3100m以上にあるチャビン・デ・ワンタルの古代遺跡は、インカの1000年以上前の紀元前1200-後200年頃の宗教都市かつ巡礼地。石造り建造物、独特な模様の柱、広場、地下室、石塔、動物の特徴ある人間の顔の像カベッサ・クラバ等を見学できます。日本が援助した博物館も見どころ。
交通アクセス/行き方(一例) 難易度:A(容易)
ワラス(バスでリマやトルヒーヨから7-8時間)からローカルバスで片道3.5時間。日帰りツアーも高くないのでおすすめ。別世界遺産ワスカラン国立公園のケロコチャ湖なども寄れます。
世界遺産の登録理由・登録基準
(3) 文化・文明の希有な証拠
世界遺産 ワスカランとチャビン遺跡 旅行記モデルコース・所要時間
ワスカラン国立公園、チャビン遺跡ともローカルバスでも行けるがツアーが安い(参加人数による)のでおすすめ。日数なくてユンガイ行かないなら、ワスカランの湖に寄るチャビン遺跡ツアーだけでも。富士山頂(3,776m)より高い場所も多いので高山病に注意。
観光ワラス(Huaraz)(標高3100m)
欧米人トレッキングの拠点の町。1都市目なら初日は安静に高地順応をおすすめ。ワラスの町は散歩程度で回れるのでちょうどいい。広場からワスカラン山の雪山を眺めたり、考古学博物館も見どころ。


山々に囲まれ、アルマス広場からの景色がとてもいい。先住民インディヘナが民族衣装で歩いてました。細長い塔の建った教会が印象的。

観光ユンガイ慰霊公園(Campo Santo Yungay)(標高2500m)(観光50分)wiki
1839年、ユンガイの戦いでチリがペルー・ボリビア連合軍に勝利した地。1962年1月、ワスカランの氷河と雪崩で死者推定4,000人。1970年5月、マグニチュード7.9の大地震によるワスカラン氷河と地すべりで死者約18,000人、生存2,500人のみで村は壊滅。
政府はこの地を国立墓地に指定し保存。南2kmの場所にユンガイ新市街を建設。下写真のように、バスやカテドラル(教会)の崩壊ぐあいが絶望的な状況を物語っててつらい…。白いキリスト像が墓地を見守ります。少し先に教会も建設されました。






観光世界遺産ワスカラン国立公園(Huascaran) ヤンガヌコ谷(Llanganuco)のチナンコチャ湖(Laguna Chinancocha)(標高3850m)(観光1時間)wiki
ワスカラン国立公園は世界遺産範囲も広大で数日かけてのトレッキングが主流。日帰りではユンガイ近くのヤンガヌコ谷のチナンコチャ湖が人気。エメラルドグリーンの氷河湖で、背後に雪山。。ボート遊覧もできそう。リャマおじさん稼いでた…






ランチで寄った村。数日間のワスカラン・トレッキングの拠点や高地順応に適した場所。写真は、アルマス広場のサン・イルデフォンソ大聖堂。赤と白の噴水が特徴的。この後、土器工房とお土産屋にも寄りました。

観光世界遺産ワスカラン国立公園 ケロコチャ湖(Laguna Querococha)(標高3980m)(観光20分)
前日のチナンコチャ湖よりさらに高地。草地と湖と雪山のコントラストが美しい。野生のリャマ、ビクーニャもいるそうだが、湖そばにいたのは写真撮影の商売用かな。



建設当時は世界で最も標高の高い道路トンネルだったが、現在は1-4位を中国が独占し、当トンネルは7位(2026/7時点)。トンネル工事を見守ったのか白いキリスト像も。ワラス旅行では最高地!


棚田・段々畑がすばらしい展望地や、ロバの行列を従えるケチュア族の民族衣装おばさんとも遭遇。



観光世界遺産チャビン・デ・ワンタル古代遺跡(Chavin de Huantar)(標高3200m)(観光2.5時間)wiki
紀元前3000年には居住があり、紀元前1200年頃から建設された宗教的な都市でした。この規模では最古級。滅亡理由は自然災害説や宗教権威低下説などあるが不明。
入口には神を模した石碑(Estela)。山を背景に大神殿跡。古代アンデス文明は車輪も文字も持たず、様々な石柱には神や宗教的な図像が描かれてます。くぼみある大石は、儀式時の生贄(いけにえ)台だったとも考えられてます。周囲にはリャマ、アルパカも。








チャビンでは地下通路遺跡も見どころ。回廊奥には最高神ランソン(Lanzon)の石碑。頭はネコ科動物で体は人間。顔石像カベサ・クラバ(Cabeza Clava/英語:テノンヘッド)はシャーマン神官が神格化したジャガーやピューマに聖獣化したものとも考えられてます。



チャビン国立博物館には発掘物を展示。上記のカベサ・クラバも複数あり全て顔が違うとか。聖獣とされたジャガー、ピューマ、ヘビ、コンドル、カイマン等の石像や石彫レリーフなど興味深い展示物も多数。チャビン発掘のライモンディ石碑はリマ国立博物館にあるそうです。



補足: 2026年3月、チャビン遺跡近くで大型重機が遺跡の壁にぶつかる事故が発生したが幸い遺跡に損傷はなし。
2025年6月、ワスカラン山で日本の女性登山者2人の遭難事故があり死者も出たそうです。
2024年7月、22年前にワスカランの雪崩で行方不明になったアメリカ人登山者が氷の中からほぼ完全状態で発見。
ペルー世界遺産ワスカラン/チャビンの関連記事
- 北米・中南米 世界遺産一覧
- ペルー世界遺産一覧
- ボリビア世界遺産一覧
- チリの世界遺産一覧
- ブラジル世界遺産一覧
- パラグアイ世界遺産一覧
- エクアドル世界遺産一覧
- コロンビア世界遺産一覧
- 旅行ガイド(Amazon
、楽天
)