2024年ベラルーシ世界遺産全4件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価
ベラルーシの世界遺産全4件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。
国旗・英名 | Belarus |
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首都・主都 | ミンスク |
出典・参考 (PR) | ・旅行ガイド(Kindle、楽天の価格) ・LonelyPlanet |
世界遺産数 | 全4件(0訪問 0%) |
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アクセス 難易度 | 公共交通で可:4件 (100%) |
世界遺産 次の登録 | 2025年7月(世界遺産候補一覧) |
現地情報 | [地図] [時差] [天気予報] [通貨・為替レート] |
周辺国の 世界遺産 | ヨーロッパ世界遺産一覧 |
ベラルーシの世界遺産一覧
表の説明
写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
D:観光は禁止か、行くのが困難
小画像@⇒出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。
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ベラルーシの暫定世界遺産一覧(候補)
ユネスコのベラルーシ暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。
- Augustow Canal (2004)
- Saviour Transfiguration Church and St. Sophia Cathedral in the town of Polatsk (2004)
- SS. Boris and Gleb (Kalozha) Church in the city of Hrodna (2004)
- Edifices for Worship of Fortress Type in Belarus, Poland and Lithuania (2004)
- Worship wooden architecture (17th -18th centuries) in Polesye (2004)
ベラルーシの世界遺産の詳細データ
ビャウォヴィエジャの森/ベラヴェシュスカヤ・プーシャ
世界遺産の概要
ポーランド東部のビャウォヴィエジャの森と、ベラルーシ西部のベラヴェシュスカヤ・プーシャは、国境をまたいだ国立公園・自然保護区です。15世紀にポーランド王の狩猟場となって以降、原生林は保護されたが野生動物は数を減らしました。中でも一度絶滅しかけたヨーロッパバイソンは、繁殖に成功して数を増やしています。
アクセス方法/行き方
【ポーランド側】ワルシャワ東駅⇒ハイヌフカ/Hajnówkaへバス3時間⇒Białowieża National Parkへの20kmはタクシー等で。ほぼ平坦なのでレンタサイクルがあれば約1時間(パーク内も乗れる)。
【ベラルーシ側】ベラヴェジの森には、ブレスト(ミンスクから電車3.5-5時間や、ポーランドから国境こえてすぐ)のバスターミナルからバスで1.5時間。定時のバスツアーあり。遊歩道はトレッキングやレンタサイクルもOK。保護区入口近くから野外飼育場のヨーロッパバイソン等を観察可能。
英語名
Białowieża Forest
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ミール地方の城と関連建物群
世界遺産の概要
ベラルーシ中部のミール城は、15-16世紀に地元有力者がゴシック様式で建造開始した城だが、彼の死後はリトアニア公ラジヴィウ家の所領となりルネサンス様式を加えて完成。その後、ナポレオン戦争で損傷し、第二次世界大戦時はナチス軍にゲットーとされたが、現在は修復されて博物館として見学可能です。
アクセス方法/行き方
ミンスク中央バスターミナルから、ナヴァフルーダクやリーダやラドン・サナトリウム等へ行くバスで1.5時間で途中下車。別世界遺産ネースヴィジ/ニャースヴィシュからは便少ないがフロドゥナ行きバス等で行ける。
英語名
Mir Castle Complex
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
ネースヴィジのラジヴィール家の建築、住居、文化的複合体
世界遺産の概要
ベラルーシ中部の「ネースヴィジ/ニャースヴィシュのラジヴィール家の建築物群」は、16世紀にリトアニア大公国のラジヴィウ家が建造開始した城や宮殿群で、20世紀までの改築で東欧や中欧の建築技術の過程が評価されています。キリスト聖体教会、庭園なども世界遺産に含まれます。
アクセス方法/行き方
ミンスク中央バスターミナルから、ネースヴィジやクリェーツクやビーンスク行きバス等で2時間。帰り便は少ないので早めに行くのがおすすめ。
英語名
Architectural, Residential and Cultural Complex of the Radziwill Family at Nesvizh
登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ
シュトゥルーヴェの測地弧/三角点アーチ観測地点群
世界遺産の概要
ノルウェーからウクライナの10カ国にまたがる「シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群」は、1816-1855年にドイツ出身のロシア天文学者フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが、子午線弧を測るために設置した三角測量地点群です。この測定で地球の大きさ等が判明しました。構成資産は10か国34地点。ほとんどが岩などだが、北端ハルメンフェスト、南端スタラ・ネクラシウカ、タルトゥ旧天文台、アラトルニオ教会などには建物や記念塔が残されてます。
アクセス方法/行き方
【エストニア】タルトゥ旧天文台へは、タリンから電車かバスで2.5時間。
【ノルウェー】北端のハンメルフェストのFuglenes測地点の記念碑へは、ハンメルフェスト空港(ヨーロッパ各都市から飛行機で)から徒歩20分/1.7km。町からは130番バス等で10分。別世界遺産のある町アルタからハンメルフェストへは空港近くのAlta hurtigbåtterminalから船で1.7時間。
【フィンランド】アラトルニオ教会には、ヘルシンキ⇒オウル/Ouluへ電車ICで6時間⇒Kaupungintaloへバス2.3時間⇒徒歩2分。
【リトアニア】メシュコニース/Meškonysへは、ヴィリニュス Vinco Kudirkos aikštė⇒Pramogų arenaへ1G,6,53番バスで15分⇒Meškonysへ132番バスで45分。
【ウクライナ】南端記念碑スタラ・ネクラシウカへの公共交通は不明。オデッサから190km、ルーマニアからの方が近い。
【モルドバ】北部の村にルディ測量点。公共交通あるかは不明。
【スウェーデン】【ラトビア】観光向きな地点なし。
【ベラルーシ】ミンスクからジャビンカ乗換の電車で計7時間でYanov-Polesskij(Ivanava)着。そこを拠点にタクシー等でシェコツク、オソニッツァを回れる。
英語名
Struve Geodetic Arc