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2024年ウクライナ世界遺産全8件と候補一覧/行き方と地図/動画・写真・評価

ウクライナの世界遺産全8件と暫定候補一覧を掲載。アクセス難易度・地図・動画・写真・評価・登録年・種類別も紹介。各国や日本の世界遺産一覧もあり。

国旗・英名ウクライナの国旗Ukraine
首都・主都キーウ(キエフ)
出典/参考
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世界遺産数8(3訪問 38%)
(訪問=他国含め構成資産1件以上でカウント)
  • 世界文化遺産
    7
  • 世界自然遺産
    1
  • 世界複合遺産
    0
アクセス
難易度
公共交通で可:8件 (100%)
世界遺産
次の登録
2024年7月(世界遺産候補一覧
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ウクライナの国旗ウクライナの世界遺産一覧

表の説明

写真の
右上:平均評価
右下:区分と、最初の(国の)登録年
左下:アクセス難易度(私の感覚)
 A:全か所へ主要都市から公共交通か簡易ツアーで可
 B:一部へ公共交通か短時間の車などで可
 C:全か所へ容易に行けずツアーか車などが必須
 D:観光は禁止か、行くのが困難
小画像@⇒出典:wiki CC BY3.0。@以外の写真は全て私が撮影。

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ウクライナの暫定世界遺産一覧(候補)

ユネスコのウクライナ暫定世界遺産リスト(次回の世界遺産一覧)です。リンク先は英語。()内はユネスコ記載年。

ウクライナの世界遺産の詳細データ

キーウ/キエフの聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群とペチェルーシカ大修道院

世界遺産の概要

ウクライナ北部の首都キーウ/キエフの聖ソフィア大聖堂は、キエフ・ルーシのヤロスラフ賢公が11世紀に創建。フレスコ画やモザイクが見事。名はコンスタンティノープルのハギア・ソフィア大聖堂から。ペチェルーシカ/ペチェールスカヤ大修道院は、11世紀にアトス山から来た修道士達が修行した洞窟の上に建設されたと伝えられてます。その近くのベレストヴォ救世主聖堂も構成資産3件の1つ。

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アクセス方法/行き方

聖ソフィア大聖堂は、キエフ市内。ベレストヴォ救世主聖堂、ペチェールスカヤ大修道院へは、メトロ1号線Arsenalna駅から徒歩1kmと1.5kmか38番トロリーバス5分。

英語名

Kyiv: Saint-Sophia Cathedral and Related Monastic Buildings, Kyiv-Pechersk Lavra

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

リヴィウ歴史地区

世界遺産の概要

ウクライナ西部の「リヴィフ/リヴィウ歴史地区」は、13世紀にルーシーのハリチ・ヴォリニ公国に建設され、公の息子レヴにちなみ名づけられた首都でした。ロシア領となったのは第2次世界大戦後なので、それまでのハプスブルク帝国、ポーランド領などの影響で中欧古都の町並みが残されています。

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アクセス方法/行き方

キーウから電車で5時間、夜行列車8時間。国外のウィーン、ポーランドのヴロツワフ、ストバキアのコシツェ等から国際列車あり。

英語名

L'viv - the Ensemble of the Historic Centre

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

シュトゥルーヴェの測地弧/三角点アーチ観測地点群

世界遺産の概要

ノルウェーからウクライナの10カ国にまたがる「シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群」は、1816-1855年にドイツ出身のロシア天文学者フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが、子午線弧を測るために設置した三角測量地点群です。この測定で地球の大きさ等が判明しました。構成資産は10か国34地点。ほとんどが岩などだが、北端ハルメンフェスト、南端スタラ・ネクラシウカ、タルトゥ旧天文台、アラトルニオ教会などには建物や記念塔が残されてます。

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アクセス方法/行き方

【エストニア】タルトゥ旧天文台へは、タリンから電車かバスで2.5時間。

【ノルウェー】北端のハンメルフェストのFuglenes測地点の記念碑へは、ハンメルフェスト空港(ヨーロッパ各都市から飛行機で)から徒歩20分/1.7km。町からは130番バス等で10分。別世界遺産のある町アルタからハンメルフェストへは空港近くのAlta hurtigbåtterminalから船で1.7時間。

【フィンランド】アラトルニオ教会には、ヘルシンキ⇒オウル/Ouluへ電車ICで6時間⇒Kaupungintaloへバス2.3時間⇒徒歩2分。

【リトアニア】メシュコニース/Meškonysへは、ヴィリニュス Vinco Kudirkos aikštė⇒Pramogų arenaへ1G,6,53番バスで15分⇒Meškonysへ132番バスで45分。

【ウクライナ】南端記念碑スタラ・ネクラシウカへの公共交通は不明。オデッサから190km、ルーマニアからの方が近い。

【モルドバ】北部の村にルディ測量点。公共交通あるかは不明。

【スウェーデン】【ラトビア】観光向きな地点なし。

【ベラルーシ】ミンスクからジャビンカ乗換の電車で計7時間でYanov-Polesskij(Ivanava)着。そこを拠点にタクシー等でシェコツク、オソニッツァを回れる。

英語名

Struve Geodetic Arc

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

カルパチア山脈とヨーロッパ地域の古代及び原生ブナ林

世界遺産の概要

当初、東カルパティア山脈に残るヨーロッパブナの原生林が、樹齢、種類の多様さ、木々の大きさ、範囲の広さなどの点で突出した価値を持つとして世界遺産に登録。その後、ウクライナ15件、イタリア13件、ルーマニア12件、ブルガリア9件、スペイン6件、スロバキア・ドイツ・オーストリア・ベルギー5件、ポーランド4件、クロアチア・フランス各3件、アルバニア・スロベニア・スイス各2件、ボスニア・ヘルツェゴビナとチェコ・北マケドニア各1件の計18か国、94件。

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アクセス方法/行き方

【ドイツ】ハイニヒ国立公園は別世界遺産のあるアイゼナハ(フランクフルトから電車ICE1.8時間)からヴァンダーブス/Wanderbusに乗車。リューゲン島にあるヤスムント国立公園は別世界遺産シュトラールズントから鉄道でザスニッツへ行きバス20分で入口ケーニヒスシュトゥール到着。グルムジンの森はベルリン北東60kmのアルトキュンケンドルフからレンタサイクル等で。

【ポーランド】ビェシュチャディ国立公園の拠点の町ブジェギ・グルネ/Brzegi Górneへ、クラクフ Dworzec Autobusowy MDAからFlexBusで5.6時間。

【スペイン】のブナ林は基本的に予約が必要。マドリード近郊のテネラ・ネグラ、モンテホや、レオン近郊のクエスタ・フリーア、カナル・デ・アソティンが行きやすそう(バスは未確認)。

【スイス】ロダーノ渓谷(ロカルノからバスで)ではトレッキングあり。

【オーストリア】カルカルペン国立公園、デュレンシュタイン山とも有名観光地ではないので最寄り町からタクシー等で。

【ベルギー】ブリュッセルのソワーニュの森の5ヶ所が登録されてます。バス等で行けそうだが入場可能かは不明。カンブルの森、テルビューレン公園は範囲外。

【クロアチア】北部ヴェレビト国立公園へは、リエカ⇒スヴェトメ・ジュルジャ/Sveti Jurajへバス1.8時間⇒そこから16kmはタクシーで。パクレニツァ国立公園へは、サダル⇒Starigrad Paklenicaへバス1.5時間。

【スロベニア】スネジュニク公園、クロカルとも車かツアーでないと行きにくい。

【ボスニア・ヘルツェゴビナ】プリヴァ、ヤニおよびヤニスケ・オトケ保護区の拠点ドニー・バクーフ/Donji Vakufへ、サラエボからJablanica等で乗り継いでバス4-6時間や、モスタルからバス3.6時間。そこからはツアーかタクシー。

【チェコ】イゼラ山脈に近い町はリベレツかヘイニツェ/Hejnice。ツアーか車で。

【アルバニア】ガシ川/Gashi River、ライツァ/Rrajcaと【北マケドニア】ドラボカ川/Dlaboka Reka は近くに大きな町がないので車必須。

【スロバキア】ポロロニ国立公園へは、コシツェから電車2.5時間のStakcin下車後、ハヴェショヴァー自然保護区までの約8kmをタクシー等で。

【ブルガリア】中央バルカン国立公園の拠点の町ソポト/Sopotへは、ソフィア⇒カルロヴォ/Karlovoへ電車2.4時間⇒ソポトにバス10分。園内へはタクシー等で。

【ルーマニア】12か所に点在してて拠点の町もあるが、ブナ林の場所と行き方は不明。

【ウクライナ】公共交通は不明。リヴィウからバス3.5時間のコロミヤから方面バスありそう。ルーマニア、ハンガリーからの方が近い。

英語名

Ancient and Primeval Beech Forests of the Carpathians and Other Regions of Europe

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ブコヴィナとダルマチアの主教座施設

世界遺産の概要

ウクライナ南西部の「ブコヴィナとダルマチアの主教座/府主教」は18世紀に統合され、その邸宅をチェコ人の建築家ヨセフ・フラヴカが設計し、19世紀後半に完成させました。ゴシック、バロック、ビザンチン、ムーア人様式などが融合した傑作でした。現在はチェルニウツィ大学の校舎に使われています。

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アクセス方法/行き方

キーウからリヴィウ経由の夜行列車で12時間かバス11時間。リヴィウからは電車5時間。

英語名

Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

タウリカ/クリミア半島の古代都市ケルソネソスと農業領域ホーラ

世界遺産の概要

ウクライナ南部クリミア半島(タウリカ半島)南西端の町セヴァストポリ近郊の「古代都市ヘルソネソス/ケルソネソス」は、紀元前4‐5世紀に古代ギリシャ人が建設し、農業生産で栄えた都市遺跡です。構成資産8件は、ケルソネソス遺跡と、町の南部に点在する農業遺跡7件。

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アクセス方法/行き方

ウクライナから電車は接続されてない?ので、飛行機でシンフェロポリ空港へ行き拠点にするか、バスでセヴァストポリに行き、ケルソネソス遺跡へは市バスで。

英語名

Ancient City of Tauric Chersonese and its Chora

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会

世界遺産の概要

ポーランドとウクライナにまたがるカルパチア地方の木造教会は、16-19世紀に丸太で築かれた木造教会堂(ツェルクヴァ/Tserkva)です。500棟以上が現存するが、5つの類型(前期と後期ハールィチ型、ボイコ型、レムコ型、フツル型)を代表する、ポーランド8件、ウクライナ8件が世界遺産に登録されました。宗派は正教会、カトリックなど様々です。

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アクセス方法/行き方

【ポーランド】【オフツァリ】クラクフ⇒Tarnowへ電車1時間⇒Gorlice ul. Legionówへバス1.5時間⇒Owczary Remizaへ20分。時間帯により行き方は複数。

【ポブロジニク】クラクフ中央駅⇒Bogoniowice Ciężkowiceへ乗換えでPowroźnikへ電車4.5-5.5時間。

【ホティニエツ】クラクフから電車2.6時間のラディムノ/Radymnoへ行き、片道15kmはタクシー等で。

【ラドルシュ】クラクフ⇒Jaroslawへ電車IC2.2時間⇒ホリニエツ=ズドルイ/Horyniec Zdrójへ電車1.5時間⇒Radrużまで3kmは徒歩かタクシー等で。

【スモルニク】クラクフのDworzec Autobusowy MDA⇒Przemyśl, Dworzec AutobusowyへFlexBusで4時間⇒ルトビスカ/Lutowiska, Ośrodek ZdrowiaへFlexBusで3.5時間⇒ Smolnikの教会まで5kmは徒歩かタクシー等で。

【トゥジャンスク】クラクフ⇒Rzepedzへ電車5.2時間⇒Turzańskの教会へ1.3kmは徒歩で。

【ブルナルィ・ヴィジネ】クラクフのPłaszów⇒Tarnowへ電車45分⇒RopaかRopa Wolaへバス1.7時間⇒教会への8kmは徒歩かタクシー等で。

【クフィアトン】クラクフのPłaszów⇒Tarnowへ電車IC45分⇒ウシチェ・ゴルリツキエ/Uście GorlickieへA23番バス等で2時間⇒Kwiatońの教会への3.5kmは徒歩かタクシー。ブルナルィから13km。

【ウクライナ】【ニジニーヴァルビシュの生神女誕生聖堂/Tserkva Rizdva Presvyatoyi Bohorodytsi】リヴィウ⇒コロミアに電車3-5時間⇒聖堂へはSpas行きバスで10分。内部は事前に依頼必要かも。

【ヤシニアの主昇天聖堂/Church of the Ascension/Strukivska】コロミヤからYasinaの先へ行くバスでStrukivskaの近くで降ろしてもらう。Yasinaバスターミナルから約1.5km。

英語名

Wooden Tserkvas of the Carpathian Region in Poland and Ukraine

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

オデーサ歴史地区

世界遺産の概要

ウクライナ南部の黒海の港町「オデーサ/オデッサ歴史地区」は、古代ギリシャ人が創設し15世紀にオスマントルコ領となったが、1789年の露土戦争でエカテリーナ2世のロシア帝国領となり現在の町並みが形成されました。19世紀に自由貿易港となり急速に発展。ナチスドイツ占領下ではパルチザンが活躍するほど独立気質の強い都市です。

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アクセス方法/行き方

キーウから特急電車インテルシチで7時間か夜行列車9時間や、リヴィウから夜行列車などで12.5時間。

英語名

The Historic Centre of Odesa

登録理由(登録基準10のうち)ユネスコ

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