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ワシントンDC

ホワイトハウス今日は、アメリカ合衆国の首都の観光についてお伝えします!合衆国の首都はニューヨークでもフィラデルフィアでもロスアンゼルスでもなく、ワシントンDCですよ(^^)。ワシントン州というのが西海岸にあるので、間違えないように「DC」を付けます。DCは「District of Columbia」の略で、どの州にも属さない「コロンビア特別行政区」という意味です。ほとんどが公務員と弁護士と観光客だけの都市だそうです。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!

日本は夏休みシーズンでしょうか。DCでは暑かったし、大スコールもありました。

7/8の日没少し前に、グレイハウンドのバス[詳細]でワシントンDCに到着しました。バックパックを持ってこの時間帯の地下鉄に乗るのは迷惑だったけど、とりあえずなんとか予約済の宿HI Washington DC場所・料金等]にチェックインできました。ワシントンDCの宿もかなり高いので1泊で脱出するつもりです。
7/9はまず朝から、アメリカ政府の建物をいろいろ見学に行きました。ワシントン・モニュメント詳細](WashingtonMonument)はワシントンDCのランドマークで、ホワイトハウス、国会議事堂、スミソニアン博物館群などの中心に位置しています。映画でもよくUSAの象徴として出てきます。私は「フォレストガンプ」が印象的でした。中へ入るための見学ツアーチケットは、もっと朝早く行かないとすぐに完売になります。私はこの日11時頃行ってダメだったので、翌日7:30に行ったけど既にすごい行列でした。それでもチケットをゲットできたのですが、なんと私が見学する時間帯から天候があやしいためツアーは中止になってしまいました(>_<)。第2次世界大戦記念碑や、リンカーン記念館へも行きました。 ワシントン・モニュメント ワシントン・モニュメント リンカーン像
次に、かの有名なホワイトハウス詳細](White House)を見に行きましたが、正面?からの見学は規制されて入れなかったので、裏面?から見学しました(同日の夕方には規制されずに正面へもアクセスできました)。ホワイトハウスはアメリカ合衆国大統領の住まいです。大統領だけでなくその家族も住んでいます。その歴史は古くて、第2代大統領のジョン・アダムスから住んでたそうです。日本でも大統領がスピーチする時によくTVで見かけますね。ドラマ「24」でも多くの重要な決定や駆け引きがこのホワイトハウスでされました(^^;。しかし最高権力者の住んでいる家を公表して一般人でもその近くまで行けるようにしてるのは、なんか余裕のようなものを感じてすごいです。残念ながら911テロ事件以降は通常の館内見学は出来ませんでした。
国会議事堂(連邦議会議事堂)(United States Capitol)も外観だけ見てきました。日本で言う国会議事堂は、州が自治権を持つUSAでは正確には「連邦議会議事堂」と言うそうです。ワシントンDCという都市はこの議事堂を中心に作られたそうです。中はツアーでのみ見学できるそうですが、モニュメントと同じく朝早く行かないとチケット入手が難しいみたいで、1泊しかしない私は諦めました(>_<)。 ホワイトハウスを裏から 合衆国の国会議事堂 合衆国の国会議事堂
ところで、ワシントンDCには政府機関の建物くらいしか見どころがないのかと思っていたのですが、スミソニアン協会という国会機関が有する20近くの博物館・美術館が、ワシントン・モニュメントと国会議事堂との間にあります。もとはイギリスの大富豪の私財の寄贈から始まったそうなのでビックリです!1つ1つがとても大きな博物館・美術館なのに全て入場料は無料という太っ腹!全てじっくり見るには1週間では足りないと思います。私は3つだけ選んで、しかもかなり駆け足で見学しました。
この日は、国立自然史博物館詳細](National Museum of Natural History)へ行きました。スミソニアン協会の収蔵物のうち90%近いコレクションを有しているのが「地球・自然・生物・鉱物・人類」について展示しているこの博物館です。入口ではいきなり大きなアフリカ象が目に入ります。人の流れに着いていくと、この博物館で最も人気の「ホープダイヤモンド」のある鉱物展示ルームでした。これは45カラット以上の世界最大のブルーダイヤで、持つ者に不幸をもたらす呪われたダイヤとも言われています。フランス王ルイ14世が所有していて、悲劇の女王マリーアントワネットも持っていたという説もあるそうです。
すぐ側には「マリーアントワネットのイヤリング」や、ティファニーダイヤ、ナポレオンが愛妻ジョセフィーヌに贈った煌びやかな首飾りや王冠も展示されていて人気のコーナーでした。他にもクリスタル、ルビー、黄金なども見られます。生物コーナーでは、現存動物の剥製が世界の地域ごとに展示されているだけでなく、多くの恐竜の化石やその時代を生き延びてきた小型哺乳類も展示されていました。海の中の進化がクローズアップされていたのも面白かったです。他に人類の進化の過程が本物の遺跡などとともに時系列に展示されているコーナーも興味深かったです。
世界一ブル-”ホ-プダイヤ” アントワネットイヤリング 恐竜化石と実物想像図
7/10は7:30頃から、ワシントン・モニュメントへツアーチケットを得るために行き、なんとか12:30からのチケットをゲットできました(しかし大スコールで見学中止になりました)。そしてこの日もまたスミソニアン協会の博物館へ向いました。
まず国立航空宇宙博物館詳細](National Air and Space Museum)へ行きました。飛行機、宇宙船などがその歴史とともに展示されているのが、この博物館です。多くの飛行機、宇宙船、ロケットが所狭しと展示されています。ライト兄弟の作った最初の飛行機「フライヤー1号」(たぶん模型)のコーナー、第一次・二次世界大戦それぞれの時代の空軍機のコーナー、宇宙船開発の歴史、アポロの月面着陸までの軌跡、火星探査機の展示など、空や宇宙に関しての情報はほぼ網羅されていてあっという間に2時間が経ってしまいました。この後、オーランドでは現在のスペースシャトル発射基地であるケネディスペースセンターを訪問する予定なので、その予備知識としてもとても役立ったし興味深かったです。飛行機や宇宙に興味ない人でも、さらっと見て歩くだけでも楽しいと思います。
本物の操縦席を見学できる 空軍機の歴史 ライト兄弟の飛行機
次に国立美術館詳細](National Gallery of Art)へ行きました。あまり知られていない?(私が知らなかっただけ?)けど、実は結構有名らしい美術館です。特に13~19世紀ヨーロッパ絵画や、アメリカ絵画が充実してるらしい。中でもイタリア・ルネッサンスのスペースにある「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」はUSAで唯一所蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチ作品だそうです。モネ「ルーアン大聖堂」、ゴーギャン「自画像」、寡作画家フェルメール「はかりを持つ女」なども興味深かったです。他に、ルーベンス、エル・グレコの作品も迫力があったし、ボッティチェリ、ラファエロの宗教画、ゴッホの風景画なども人気の的でした。
USA唯一のダビンチ作品 ラファエロ モネ「ルーアン大聖堂」
宿へ帰って、ダイニングで夕食を食べたりした後、大スコールも止んだので、バスターミナルへ出発しました。そして夜行バスで次の都市オーランドへ向います。今までで最も長距離移動になると思います。しかし美術館・博物館や建物見物にも少し飽きてきたので(^^ゞ、テーマパークの町オーランドはとても楽しみなのです(^_-)♪

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