ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
フロリダは本当に暑いです。6~9月はハリケーン時期(ピークは8~9月)ですが、運良くずっと好天のもと過ごせました。7/14は早朝にフロリダのビーチリゾート都市マイアミに到着して、そこのバスターミナルで約6時間過ごしてから、キーウェスト行きのグレイハウンドバス[詳細]へ乗りました。マイアミからキーラーゴへ向い、そこからいよいよセブン・マイル・ブリッジ[場所・料金等](Seven Mile Bridge)です。思わずバスの一番前の空き席へ移動して、隣の人に許可をもらってパシパシ写真撮影しまくりました。
車を運転する人には憧れ?で、USAの最南端であるキーウェストまでをつなぐ橋です。世界で最も美しいハイウェイとも言われるそうです。橋と言っても50もの島々を結んでいて、終点地キーウェストに着くまではかなり長い道のりです。おまけに夕方は結構渋滞します。私はグレハンバスで渡ったけど、車で運転するのも楽そうです。橋の両脇は当然!海で、その風景が長い間続くので、まるで海のすぐ上を走ってるような錯覚に見舞われ、他では体験出来ないくらいのすばらしい光景です。車なら途中の島に寄っても面白そうです。家々の郵便受けはいろいろ工夫が凝らされてて見てて飽きません。すぐ横には建設中?の橋も見えました。
キーウェストへ着くと市内バスで町の中心地へ行き、予約済みの宿Seashell Hostel(key West Youth hostel)[場所・料金等]にチェックインしました。そしてすぐに夕陽を見に出かけました。キーウェストには西に遮蔽物がないため、美しい夕陽[場所・料金等]が見えることで有名です。私もグレハンバスが着いて宿にチェックインするとすぐに北端のマロリースクエアへ行きました。19時前に行けばなんとか間に合います。マロリースクエアではアルコールを飲みながら夕陽を見ようという人たちでいっぱいです。大道芸人もいます。スペインからたったUS$2000でキーウェストを手にしたUSAですが、この夕陽を見るだけでもその価値はあると思います(現地人にとっては複雑なんでしょうが)。
夕食は宿のキッチンが狭く食材もなかったため、キーウェスト名物のコンク貝やシーフードを食べようと思いデュバル通り沿いでレストランを探しました。そして、Capt.Mario’s Seafood Buffet[場所・料金等]という食べ放題のシーフードレストランを見つけたので迷わず入りました。暑いため、普段飲まないアルコールも注文しました。コロナビールやキーウェストビールを飲みました。シーフードはフライや茹でたカニなどをたらふく食べました。ローストビーフ、カレー、ケーキ、フルーツもあり大満足でした♪
7/15はまず、USA最南端ポイント[場所・料金等]へ行きました。キーウェストはUSA最南端ですが、その更に最南端は軍基地にあるそうです。キューバや南米に対する最前線基地なんでしょうね。そしてその基地を除いた最南端が、サザンモストポイント(Southernmost Point)です。多くの人が並んでいる撮影ポイントになっています。自分が写りたいのなら、猛暑の中並ぶ必要があります。その地点からキューバまでは、なんと90マイル(約144km)しかありません。だから英語よりスペイン語を話す人の方が多いし、キューバからの移民?亡命の人達も多いです。キューバ葉巻や、キューバ建国の革命家チェ・ゲバラのTシャツなどグッズも多く見かけます。
次に、ヘミングウェイの家[場所・料金等](Hemingway Home)へ行きました。1931年にキーウェストへやって来たヘミングウェイが買い取って8年間住んだ家です。入口で見学ツアーに参加しなければ家の中へ入れませんが、あとはツアーガイドからはずれて好きな場所を見学できます(^^)。家の中の調度品はヘミングウェイが収集した家具、絵、陶器などでいっぱいです。特に寝室に飾られている陶製ねこは、同じスペイン出身のピカソから贈られた貴重なものらしく必見です!
現在のこの家の主役は多くのねこです。ヘミングウェイは船乗りから6本指の珍しいねこをもらいました。そしてその6本指の遺伝子を受け継いだねこ達が今もこの家の中や庭で、遊んだり寝たりして過ごしていました。ヘミングウェイはここに住んでる間に「武器よさらば」や「誰がために鐘はなる」などの代表作を書き上げました。庭の改築にはかなりお金をつかったらしく、草木がきれいに配置されてきれいです。大きなプールもありますが、この建築費は約2万ドルもしたそうで完成時には「これが最後の1セントだ」と言って1セント硬貨を乾いてないセメントに押し付けたそうです。その1セントは今でもガード用のガラスごしに見ることが出来ます。
そして残り時間で町をぶらぶらしました。町には観光客用の記者型トラムもよく走ってます。しかし本当の島の主人はねこでも人でもなく鶏なんです。鶏がたくさん、本当にたくさん町中をわがもの顔で歩いています。闘鶏用が野生化したらしく、近づくと攻撃してきそうな勢いです。チキンにすると罰金らしく、道路もノソノゾと怖いものなしで歩いています。駐車中の車の影から急に飛んできたりして結構怖い時もありました(^^;気をつけましょう!
最後にKey Lime Factory[場所・料金等]で、キーウェスト名物のキーライムパイとキーライムジュースを食べ飲みしました。思ったほど酸っぱくなくておいしかったです。沖縄のシークワァーサーもそうですが、暑いとスッとするものが食べたくなるのでしょうか?それとも、日焼けするので体がビタミンCを求めるのでしょうか?
宿でバックパックをロッカーから出して、市バスでバスターミナルへ向いました。しかし行きと逆周りバスだったため、住宅街などをゆっくり走り約1時間半くらいかかってやっとバスターミナルへ着きました。そしてグレイハウンドバス[詳細]に乗り込んで、またマイアミ経由でオーランドへ戻りました。バス社内では昨日のグレハンバスで一番前に乗ってたおじさんがまた乗ってました。キューバ人で、マイアミから飛行機でキューバへ戻るそうです。私の常識では現在USAからキューバへは行けないはずなのですが、おじさんはアメリカン航空で行けると言ってました。興味深く話を聞いてると、途中の休憩時にハンバーガーセットをおごってくれました。ラッキー♪おじさんとはマイアミで別れました。