私は揺れ始めに(-_-)zzz「コテッ」と寝たので全然気づきませんでした。朝食を7時に食べてしばらくするとブリーフィングがありました。ついにシャーク(サメ)と会えるそうです!アドバンスでも勉強したけど、海中生物は自己防衛などの場合のみ人間を襲うそうです。だからこちらが手を出さなければ安全?だとか。もともと海にいなかった人間には興味ないらしい。でもそんなことを聞いてもやっぱり怖い(>_<)。今日はアドバンスダイブなしでファンダイビングのみを楽しみます。 [konchiha]
5本目(2日目1本目)を潜行する時、目の前をサメが泳いでました。りりしい目でにらまれると最初は怖かったです。寝起きや機嫌の悪いやつ、超腹ペコなやつ、狂ったやつがいないかヒヤヒヤしながら潜りました(^^;。このダイブではデジカメの調子が悪く残念ながら写真を撮れませんでした。水深はかなりありそうで、岩の壁沿いに遊泳しました。
そして少しの休憩のあと、6本目は同じ場所でついにシャークフィーディング=サメの餌付けです。潜行するとすぐにみんな岩壁につかまえさせられました。皆興奮していつもより空気泡を出して他の人の邪魔になるから横に配置するのだとか。手足をバタバタするのもサメに餌だと思われかねないので禁止です。
餌のマグロの頭が上から吊るされました。まだフタがされてるのに、血のにおいをかぎつけたのか、目の前はサメだらけ。ものすごい光景です!ほとんどの人は一生経験することが出来ないでしょう。サメは血の匂いで殺気だってるのか、落ち着きなくかなりの速さで旋回を繰り返してます。そして餌が出されるともうヤバい!!
マグロの頭にかぶりつき、すごい勢いで引きちぎり、ガリガリ食べて、骨を砕くような音まで聞こえます。周りを見渡すとざっと20~30匹のサメ・鮫・さめ。後で聞くと50~60はいたそうです!興奮した人が岩壁から落ちてブクブクしながら写したりするので、私のシャッターチャンスを泡で邪魔されたりもしました(^^;
ここには一番獰猛なタイガーシャークはいないそうで、シルバーチップシャーク、グレーリーフシャーク、ホワイトチップリーフシャークが見られました。シャーク以外にも、カツオっぽいのやら大きい魚がいっぱい押し寄せてきました。サメには小判ザメが2~3匹くっついています。こいつらはデジカメにもくっついてくるし、手足に噛みついたりします。
クリーナーフィッシュと呼ばれるそうなので、掃除してくれてるのでしょうか?まさか狂犬病は持ってないだろうなぁ。他にももう少し小さい魚も餌にたかってたけど、夜にカメラマンの撮影した映像を見るとサメにパクっと食べられてる小魚もいました。最初から危険だと分かってただろうにね。終盤にはどこから来たのか昨日も見たジャイアント・ポテトコッドまで現れて、目の前は最後の餌の取り合いで皆殺気だっていました。サメがすぐそばを横切ったり、足元や頭のそばをすごい速さで旋回したりするのが圧巻!
昼食はカボチャスープと昨日同様のライスロールとナチョス(日本のドンタコスというスナックとほぼ同じ)でした。ライスロールはいろんな種類があり6本も食べてしまいました。シャークの食欲旺盛に触発されたのでしょうか(^^ゞ。船はその間に次のポイントEntrance Wallまで移動していて、14時前からブリーフィングが始まり、すぐに7本目ダイブ開始。波がかなり強いので船から離れた場所でディンギー(ゴムボート)で降ろされ、潜行後、波に流されながら泳ぐドリフトダイブ。
波に逆らわないのですごく楽♪で、浮上ポイントに船が待っています。ここは大きな壁沿いに泳いでいき、トンネルもあるので下からくぐり上へ抜けたりしました。体格のいい欧米系の若者は狭い部分を抜けるのがかなり大変そうでした。中性浮力が保てないとエアータンクを岩にガンガンぶつけてしまいます。ホワイトチップリーフシャークが海底で休んでるのも見つけました。
8本目も同じ場所で潜りました。ここはシャークフィーディングの後でもあったのであまり見た魚を覚えてません。それでもクマノミ、オオシャコ貝、カムツムリダイ、フグ?は写真で確認できました。熱帯魚のエンゼルフィッシュのようなのはどこでもたくさん見れました。8本目では岩の洞窟を3回もくぐり抜けました。私はどうやら大物を見るのが好きみたいですが、地形ダイビングが好きという人もよくいます。その気持ちが少し分かった気がしました。機会があれば沈船ダイブもしたいな。
夕食はシーザーサラダ、ミートソースパスタ、クリームペンネなどなどでした。パスタにはチーズをたっぷりかけてお代わりまでしました。ところで食事の残り物は海へ捨てて魚の餌にします。この日は、この餌に小柄なサメの大群が群がってきて、ジャンプしながら食べていました。これを見るだけでもちょっとしたフィーディングショーでツアーにできそうです。
この晩は昨晩よりも船が揺れました。何かをつかまないと立つことが出来ないくらいの揺れだったので勉強しようとしても書くことができないので、ベッドに入って(-_-)zzz「コテッ」と寝ました。他の皆も夕食が終わるとすぐに部屋へこもりました。韓国人カップルはかなり激しく船酔いしててかわいそうなくらいでした。