ブログアップやその他調べものをして、11時過ぎに急いで宿に帰り、バックパックを持ってすぐ裏にあるグレイハウンドへ駆け乗りました。そしてニトミルク国立公園の拠点の町Katherine:キャサリンへと向かいました。
ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
キャサリンには15:30頃に到着しました。そしてビジターセンターで宿と明日の観光用のシャトルバスの予約をしてもらいました。ここのビジターセンターは今までにないくらい親切です。宿までも無料シャトルバスで送ってくれました。そして、Palm Court Backpackersという宿にチェックインしました。4人ドミでA$22/人です。
案内はどこにもなかったけど、敷地内でテントも張れるようで、節約派の韓国人ワーホリはそうしてました。その後、スーパーWoolWorthで買い物して夕食にしました。この宿はキッチンもダイニングもとても狭いです。しかも外で食べるしかないので、夜は蚊に悩まされます。私は蚊取り線香を付けてますが、他の旅行者は全然蚊を気にしてないようでした。
翌日(4/11)は8:00に宿までシャトルバスが迎えにきました。キャサリンはNitmiluk National Park:ニトミルク国立公園の観光拠点の町です。ノーザンテリトリーでは、ダーウィン、アリススプリングスに次ぐ3番目に大きな町らしいけど、砂漠の真ん中にポツンとある感じの小さな町です。ニトミルク国立公園では、Katherine Gorge:キャサリン渓谷という13渓谷からなるダイナミックな地形を見ることが出来ます。
ツアーも多くありますが、私は健康のため(本当は節約のため(^^ゞ)シャトルバスで現地へ行ってウォーキングすることにしました。この辺りでは観光名所までシャトルバスがあること自体が珍しいのに、往復A$24と料金も良心的です。約30分でニトミルク国立公園に着きます。
ビジターセンターでは簡単な展示所があるので見てから、9時頃にウォーキングスタートしました。今日は往復約20kmも歩きますが、帰りのバスは17時なので8時間で戻ってこなきゃなりません。最初はとっとこ急いで歩くことにしました。道は岩場、山道、砂利、水溜り、砂、草むらなど多彩で、あまり平坦な道はないため思ってるより時間がかかります。それでも途中の渓谷に寄らずに行ったので、11時半頃には今日の目的地Lily Ponds:リリーポンドへの曲がり角へ到着しました。ここからリリーポンドまでは約2km。しかし最後の1kmはとても道とは言い難かったです。
踏みならされてない丈の高い草をかき分けながらとか、最近崩れたばかりのような坂道、手を使ってよじ登らなければならない岩場など、都会っ子にはかなり辛い道です。進む方向は、数メートル毎に木にぶら下がっている矢印があるので、かろうじて分かる程度です。それがなければ360度どこへも行ける気がしますが、当然目的地には着かないでしょう。最後の1kmはそれまでの道の3km分くらいは時間がかかりました。
しかしリリーポンドへ着いた時に目の前に広がってきた景色はすばらしいものでした。川から滝で水が落ちた先が大きな自然のプールに溜まっていて、そこが大渓谷になっています。そこからまた次の渓谷へと流れてるのでしょう。ここは13渓谷のうちの3渓谷目です。ウォーキングで渓谷の上を歩く以外にも、リバークルーズで船から渓谷を眺めることもできます。この3渓谷までは4時間クルーズでA$65くらいです。5渓谷まで行く8時間クルーズというのもあります。
大渓谷の上で、宿で作ってきたサンドウィッチを食べました。そして渓谷のプールへ降りようとしましたが道が崩れたりして険しすぎたので途中であきらめました。時間も折り返し地点の13時になったので、帰路につくことにしました。しかし持ってきたお茶は既に残り少なくなっています。1.3Lを持ってきたのですが、昼になって40度に近い暑さになってきたし、道も平坦ではなかったため、思った以上に水分補給が必要でした。
また当然ですが、途中には売店やトイレすらありません。だから帰路は水分補給を我慢しながら歩いたので、かなりきつかったです(>_<)。こういう人のためにオーストラリアの長いウォーキングとレールには、ドリンクウォーターのタンクがあることが多いです。7kmくらい歩いた地点でそれを見つけた時は本当に救われた思いがしました。15分くらいそこに滞在して1L以上も水を飲んで、ペットボトルにも満タンに詰めて再出発しました。
水分補給も出来たので、そこからは比較的楽でした。本当はあと1~2つくらい渓谷に寄りたかったけど時間がありませんでした。最後に少し道が分かりづらくて、ビジターセンターに着いたのは16:45でぎりぎりでした。そしてシャトルバスを待ってたのですが、売店のお兄さんが声をかけてきて、キャサリンまで送ると言うのです。最初はわけがわからなかったけど、どうやら帰りのバスは私だけなので、キャサリンへ帰るそのお兄さんが車で送ることになったそうです。
シャトルバスと同じ会社の人なのか、それとも手数料をもらってやってるのでしょうか。他にビジターセンターのお姉さんも一緒に車に乗ってキャサリンへ向かいました。ビジターセンターでグレイハウンドの予約をした後、宿へ帰り、夕食を食べました。そして部屋へ戻ると、ドイツ人だと思うカップルがベッドで寝そべりながらテレビを見てたので私も一緒に見ました。何か見覚えがあるなと思ったら、プリズンブレイクというアメリカドラマでした。
しかも私が日本で見たのはシーズン1だけど、その後の物語だったのでシーズン2なのでしょうか。オーストラリアの安宿ではよくこういうテレビチャンネルを見かけますが、有料テレビなのでしょうか。私の好きな24(トゥエンティフォー)やLOSTもやってるみたいです。プリズンブレイクが終わると部屋の電気を消して、皆(-_-)zzz「コテッ」と寝ました。