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世界遺産トリニダーとビニャーレス渓谷の先住民の洞窟や岩絵を観光!キューバ旅行記

ビニャーレスの先住民の岩絵トリニダーは美しいコロニアル都市です。ビニャーレス渓谷には先住民の洞窟や岩絵があります。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!

トリニダー、ビニャーレスはこの時期、昼も夜も過ごしやすい気温でした。
2007/11/27の昼過ぎに、サンタクララからのバスでトリニダーに到着しました。ここは観光地なので多くの客引きがやって来ました。私は価格交渉に慣れてきて、かなり値切りまくったため周りから客引きがいなくなってしまいました(>_<)

欧米人はあまり値切らないので、次々と宿泊するカサ(キューバ人の家)を決めて去っていきます。私は残った客引きに連れられて、安くで泊まれそうなカサをいろいろ探してもらいました。
カサの中には政府非公認のいわゆるヤミ(闇)カサというのがあって、そこは国へ徴収されないため、かなり安くで泊めてくれます。今回はヤミカサかなと思ったけど、なんとか公認カサLa Criolla(カサ)宿について]に落ち着くことが出来ました(^^;
カサに荷物を置いて軽く食事するとすぐに町をぶらぶらすることにしました。きれいな町なので2日間くらはゆっくり観光したかったけど、日数がなかったのと、次の町へ行くバスの時間帯が朝早くしかなかったことにより、半日しか観光出来ませんでした。
バスターミナルのゲバラ トリニダーの町並み サンティシマ広場
トリニダー観光詳細](Trinidad)は、キューバの古都と言われるけど首都になったことはないらしく、比較的古い時期に都市が建設されたようです。
1500年初期に黄金を求めてやって来たディエゴ・ベラスケスにより建設されたけど、結局黄金は見つからずに、サトウキビなどの作物や奴隷売買の町として繁栄しました。19世紀中頃に奴隷制度が廃止されると町は衰退していったけど、古い町が残されて世界遺産にも登録されたため、現在は観光地として栄えています。
メキシコで多くのコロニアル都市(植民都市)を見て来たけど、同じような町並みばかりで飽きてきました。トリニダーも町を歩くとそれと同じ感じだけど、高い位置に登って上から見ると、山々に囲まれた町で、多くの家の屋根がオレンジ色っぽくてとてもきれい♪です。
確かスペインにはこういう町があるけど、メキシコでは見かけなかったので少し新鮮でした。中心地からはずれると、キューバの他の町で見られるボロボロの家もたくさんありました。道は石畳でそれも絵になるのだけど、緩いけど坂が多いため、雨天時にサンダルで歩くと滑りまくって恐かったです(^^ゞ
革命博物館チェとカストロ 革命博物館のチェゲバラ 美しいトリニダーの町
ここは町並みを楽しむにはいいけど、観光地化され過ぎて物価は高く、見所も少ないので、居心地はいいけど連泊するほどのことはないかも知れません。
博物館は多いけど、私は革命博物館のみ行きました。そこでは、キューバ革命時の資料、写真、武器などが多く展示されていました。チェ・ゲバラカストロについてや写真もあったのでファンは必見です。
それだけではなく、この建物に登ると高い位置からトリニダーの美しい町を見下ろせるので、ぜひ登ってみてください。夜はサンティシマ教会の裏辺りで音楽演奏やサルサを見聞き出来ると聞いてたので、何度も行ってみたけど盛り上がりがいまいちだったので、ラ・カンチャンチャラ(詳細は食事情報にて)というBarへキューバ音楽を楽しみに行きました。
革命博物館からの町の眺め サンティシマ広場 ラ・カンチャンチャラにて
11/28は、朝早くにトリニダーを出発するバスに乗るためにバスターミナルへ向ってたら、ハバナ行きバスの客引きにつかまりました。長距離バスVIAZULと同じ金額でしかも、ビニャーレス行きチケットの手配までしてくれるということだったのでこのバスに乗ることにしました。どうやらツアーバスで席が空いてたので埋めたかったようです。トリニダーとハバナの間はタクシーでも同じ金額で行けるそうです。
ハバナは長距離バスターミナルまで送ってくれました。そして次の都市ビニャーレス行きチケットを手に入れると、少し時間があったのでバスターミナル近くを歩いてキャッシング出来るとこを探しました。すぐ近くに屋外ATMを見つけたけど、カードを挿入するタイプなので吸い込まれっぱなしになるのが恐くて他を探しました。しかし見つからず結局そこで無事にCUCを引き出せました。
ハバナからビニャーレスへは3時間半くらいかかりました。到着するとカサの客引きがいっぱい来てました。トリニダーでの失敗!を繰り返さないように慎重に(^^ゞ交渉したので、安くていいカサLa Fiesta(カサパティクール)宿について]をゲット!出来ました。食事を付けろという要求はあいかわらずで拒否すると宿泊費が上がりそうな雰囲気だったけど、なんとかこらえました。
ビニャーレス渓谷の山々 ビニャーレス渓谷にて インディヘナ洞窟の入口
無事に宿を決めると次は食事の心配です。観光客用レストランは1~2つありますが高そうだったので、地元民食堂を探しました。もう遅い時間だったからかあまり開いてる店も屋台もなかったけど、カサの前に1つだけ小さな食堂を見つけました。ピザとハムサンドとビールだけではちょっと物足りなかったけど。。
11/29は、朝からビニャーレス渓谷観光詳細](Valle del Vinares)の周辺を観光しました。周辺は山々に囲まれて自然が広がっています。洞窟も多いようです。
インディヘナの洞窟と呼ばれる大きな鍾乳洞には、その名のとおり先住民(インディヘナ)が暮らしてたそうです。入口は狭いけど、中へ入ると思った以上に広く、奥には地底湖のような川が流れています。最後はこの川をボートで渡りながら洞窟内を見学して外へ出てきます。
インディヘナ洞窟の中 インディヘナ洞窟でボート 洞窟をボートで脱出!
ビニャーレスには先住民が描いたとされる大きな岩絵もあります。キューバの絵ハガキなどで見かけることもありますが、これも思った以上に大っきいです!そしてとてもカラフル☆。動物や人のような絵が見えます。雨が降ったりしても今まで色が落ちてないのはすごいことです。岩絵には登れる?みたいで、入場料とかも必要だけど、岩絵を見るだけなら外からでも充分なので入りませんでした。
ビニャーレス渓谷に広がる町や景色を眺めるには、丘の上に建つ高級ホテル、ラ・エルミタからが最適です。ホテルの外からの眺めもいいけど、フロントに一言ことわって庭から眺めさせてもらいました。谷に広がる景色はきれいでした。が、期待していたほどではなかったです。。
とても大きな先住民の岩絵 ホテル・ラ・エルミタから チャーターしたおじさん
ちなみにこれらの見所は1つ1つは歩いて行ける距離にありますが、時間がない場合はまとめてタクシーで回ればいいと思います。小型トラックなどをヒッチしながら行き来することも可能みたいです。
それらを廻り終わると、町の屋台(クバーナぺソで買える店)でハムサンドや穀物のようなものを挟んだパンやバナナなどで、腹ごしらえと食料蓄えをしました。そしてハバナ行きの長距離バスに乗りました。バスでは、カンクンの宿で一緒だった日本人女性に再会♪出来たので、一緒にハバナの宿まで行くことにしました。
それでは、ブエナス ノチェース(Buenas Noches。スペイン語でおやすみなさーい)(-_-)zzz「コテッ」

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