ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
っ(^^)v。標高約2950mのトゥピサはこの時期、昼は暖かくて夜は肌寒かったです。2008/1/14の朝、ウマワカからのバスでラ・キアカへ向かいました。ラ・キアカは標高3500m近い高地にある、アルゼンチン国境の町です。道中4000m級の山を越えながら、アンデスのすばらしい景色を眺めることが出来ます。家畜か野生か区別がつかないくらい自由なリャマやアルパカが道路を塞ぐこともありました。
ラ・キアカへ到着すると、歩けない距離でもないけど早く国境へ行きたかったのでタクシー(3ペソ。約100円)に乗りました。そしてアルゼンチン国境では少し並んでたけど思ってたほどではなく、すぐにパスポートチェックを終えて荷物チェックもなく出国出来ました。出国料も必要ありません。
そして橋を渡ると次はボリビアへの入国です。ベリーズ→グアテマラ以来の陸路国境超えだったので多少ドキドキしましたが、ボリビアへの入国チェックもあっと言う間に終わりました。そしてここがボリビア国境の町ヴィジャソンです。やっと9カ国目です(^^ゞ
ちなみにアルゼンチンには南部に最大の見どころである大自然パタゴニアがあります。ここも夏の今のうちに観光しときたいので、ブラジルのカーニバルを見た後にまた戻ってきます!
ボリビアは南米の中でも、おそらく一番の未開の国です。急成長中のブラジル、アルゼンチン、チリに囲まれ、ペルー、パラグアイとも接しています。昔はイギリス海軍にも恐れられたほどだったようですが、チリとの戦争に負けて資源豊富な海沿いの土地を奪われてしまいました。そしてボリビアは海を持たない国になってしまいました。
ボリビアは国土の1/3がアンデス山脈で、大都市ラパスを含むほとんどの都市が標高3000m前後の高地にあります。インディヘナと呼ばれる先住民の比率も南米では最も高くて、国民の過半数以上だと言われています。中南米では一番、世界的に見ても最も物価が安い国の1つなので、観光する場所が少ないのにもかかわらず長居するバックパッカーが多いです。
さてそのボリビアでは、南米最大の見どころのウユニ塩湖へ行くのが目的です。この国境のヴィジャソンからウユニへは列車で行けるのですが、なんとこの時期は夏休み中のアルゼンチン人が押し寄せてきてるため、数日先まで満員で乗れませんでした。仕方なくバスを探したけどウユニ直通はなく、トゥピサという町で乗り換える必要があるそうです。
トゥピサへは行くつもりはなかったけど、ヴィジャソンで数泊するなら違う町へ行く方がいいなと思い、トゥピサ行きバスに乗り込みました。噂には聞いてたけど、ボリビアのバスは本当にボロいです。しかも道も未舗装が多いのでガタガタだし、砂煙もすごいです。でもずっと田舎道なので景色は良かったのですが。。
トゥピサに着いたらもう暗くなっていました。すぐにウユニ行きを探したのですが、なんと翌日発のも既に満員で売切れでした。いくつも旅行会社をあたってウユニへ行くツアーを探してみたけど、思った以上に高かったのでやめて、とりあえず翌日ポトシへ行くことにしました。
トゥピサにはバスターミナルの近くにHostel Internationalなどいくつも安宿があったので何件か見て回り、一番安くてまぁまぁきれいそうな宿に決めました。夕食は屋台のポジョフリート(チキンフライ)とハンブルゲッサ(ハンバーガー)を食べましたが、これが安くておいしい♪ボリビア、ペルーは外食が安くてうまい!と聞いてたので楽しみになりました。
1/15の朝、少し町を歩いてみました。町は山に囲まれていて、イルージャやプルママルカと同じ雰囲気がありました。ウマワカで見たような七色の地層っぽい山もあったので、ゆっくりトレッキングしながら観光しても面白いかなと思いました。後でロンプラを読んでみると、ちゃんと同じようなことが書かれていました。そういえば欧米人観光客もぽつぽついましたし。
バスターミナルへ行き、ポトシ行き長距離バスを待ってたのですが全然来ませんでした。約1時間遅れでやってきたバスはやはりボロバスで、道もかなり険しい山道で大変でした。この先、ボリビア内の移動はつらいなぁ(>_<)と思いました。景色はいいのですが。
それでは、ブエナス ノチェース(Buenas Noches。スペイン語でおやすみなさーい)(-_-)zzz「コテッ」