ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
っ(^O^♪。リオデジャネイロはこの時期、昼はそこそこ暑くて夜は適温でした。2008/2/3の昼過ぎに、サンパウロからの長距離夜行バスでリオデジャネイロに到着しました。リオには目当ての宿もなかったし、バスターミナルの案内所で聞いても安宿はどこもかなり宿泊代を上げてたので、荷物をターミナルに預けてからセントロで安宿を探すことにしました。
日本人6人くらいで市バスに乗ってセントロへ行きました。そのうちの1人の友人が先にリオへ来て安く宿泊してるそうなので探すことにしました。しかし当人物にはすぐに会えたけど宿は満員とのこと。その後しばらく周辺で宿探しして、連れ込み宿や、少し高めの宿などをいくつか見つけました。しかし今夜は泊まる必要ないので、値段だけ聞いておきました。
そうこうしてるうちに夕方になってきたので、路上パレードを見るために大通りAv.Rio Brancoへと行きました。リオのカーニバルはサンパウロと違って、町のあちこちでこのような路上パレードをもちろん無料で見れるので、町中が盛り上がっています。
リオのカーニバル[ブラジルの観光](Carnaval de Rio de Janeiro)は南米3大祭り(他はクスコのインティライミ、ボリビアのオルーロのカルナバル)の1つです。行って見るまでは、スリ・強盗が多い、将棋倒しで毎年死人が出る、宿がないなどのマイナス情報も多かったけど、行って良かったと思いました★
路上カーニバルでも、かなり露出の高いサンバガールや女装男性、悪魔や天使やその他いろいろに変装した人達、手作りの山車(だし)などが次々と行進して行きます。凝ったグループでは花火が上がったりもします。一緒に踊ったり、大行列について行ったりして参加しながら楽しめるのが、メイン会場とは違います。
メイン会場ではあまり近くで見れないサンバガールですが、一緒に写真撮影も出来ちゃいました♪近くで見ると超かわいい♪通りにはホットドック、ピザ、チャーハン、シュラスコ(焼肉の串焼き)など屋台もいっぱい出てるので、レストランより経済的に食事出来ます。
一方でメイン会場の大パレードも見たかったので、会場近くのダフ屋?からチケットを買って入りました。サンパウロでは偽チケットだったので今度は特に念押ししながら買いました(^^;。かなり安い本物チケットだったため、サンパウロほど良い場所ではなく、かなり遠くからの眺めでしたが高い位置からだったので全体が見渡せてまぁ良かったです。
大観衆の興奮、盛り上がり、踊り、歌などを眺めるのも楽しかったし、一緒に混じって歌ったり♪もしました。会場は超満員でトイレに行くのも大変な状態です。パレードの質はサンパウロよりも上のような気がしました。衣装や山車も凝ったものが多かったし、サンバガールの数も露出も上でした。それに会場の盛り上がり方もすごくて真夜中から早朝になっても勢いが衰えませんでした。
凝った山車では、前面が全て回転して赤ちゃんがミイラになるものや、首を振りながら電子音の泣き声を発するドラゴンや虎、山車じたいがスキー場のようになっててそこでスキーヤーが滑るものなどが印象に残りました。踊りも人文字を作ったり、きれいな柄を作ったりと凝ったものが多かったです。
ところでリオのカーニバルはただの祭りではなくチーム戦なのです。1チームは約5000人で、5~10つの山車も含めて80分以内に通過するのがルールです。踊り、歌、衣装、まとまり具合いなどを、40人もの審査員が採点するのです。上位チームは後日(10日頃)に入賞パレードをするそうで、こちらを見た人も内容が濃くて満足したと言ってました。サンパウロでもあります。
そんな感じでまた早朝6~7時頃まで続きました。そして終わった時には皆ぐったりでした。そして結構歩いて、昨日目を付けておいた宿周辺へ行き、それぞれ気に入った宿へと入りました。BuenosAires通り周辺です。元気な人はそのままサルバドール行きバスへ乗って、また違ったカルナバルを見に行きました。
私は昨日偵察してた連れ込み風宿Hotel Parisへ泊まることにしました。リオでは最低水準の宿泊費ですが、トイレもシャワーも水が出ない状態で設備も最悪で、ベッドも丸いラブホテル風でしたが我慢しました。ZENさんも同じ宿に泊まりました。そして夕方くらいまで寝ました……
2/4の夕方、起きると大通りAv.RioBrancoへ行き、路上パレードを見ました。食事もその通りの、ホットドッグ、シュラスコなどで済ませました。大きな打ち上げ花火が上がり出したので、今日のメイン会場のパレードが始まったという合図です。私は今日もメイン会場へ入るつもりだったので、ZENさんと一緒に歩いて行きました。
誰かから聞いたのか、噂ではこの日はメイン会場への入場料が無料だと言うことだったので、いろんなゲートで聞きまくったけど、そんな事実はなさそうでした。いろいろ探してるうちにR$5でチケットっぽいものを売ってるブースを見つけました。ZENさんと相談して、安いので買って入場してみました。するとパレード会場ではなく、路上ライブ&路上バーの集まった小広場でした。がっかりして2人ともトボトボ退場しました。。やはり安すぎるチケットには裏があります…
それから私はメイン会場の安いチケットを買って入場しましたが、ZENさんは行かないので分かれました。この日のメイン会場は優勝候補がどんどん出る日だったのでとても楽しめたので来て良かったです。音楽は昨日と重複したものが多かったけど、一番違うのはまとまり具合いです。衣装、踊り、全体の動きに統率が取れていて、スムーズできれいなのです。山車も工夫されたものや、テーマを貫いたものが多かった気がします。
そんなわけでこの日も翌日6時くらいまで続きました。毎日来てる人達はいるのでしょうか?この時期はすっかり昼夜が反転するし、かなりタフではないともたないと思います。私はサンパウロから3夜行ってさすがに足が疲れてきたし、歌いすぎ、叫び過ぎで喉が痛くて声もかすれてしまいました。そんなリオのカーニバル、今ではかなり観光客向けにはなってますが、世界一の祭りだと思いました!
2/5の朝、同じ宿へ戻って少しだけ寝ました。すぐに起きて身支度整えて、ZENさんと一緒にチェックアウトしました。この宿、どうやら時間制なのでチェックアウト時間はないようですが、追加料金を言われる前に出ました。ZENさんはそのままサンパウロへ帰るとのことだったので、ペルーかボリビアで再会かなと言って分かれました。私はもっと南の方の安宿が集中してるGloria地区へ移動することにしました。
うまく市バスを拾えなくて、バックパック背負いながら結局長い距離を歩くことになりました。Gloria地区の安宿もリオのカルナバル中なので混んでました。安い宿はどこも満員で、開いてるのは値段を上げてる宿ばかりでした。仕方なく、値段を上げてる中でも一番安くて良さげな宿HOSPEDAJE Bemjamin Constantに決めました。そして寝ました。。
夕方起きて、またAv.RioBrancoへ行って見ることにしました。カルナバル中はこの繰り返しです(^^;。路上パレードはこの日が一番盛り上がるとか聞いてましたが、昨日までも道中に人いっぱいで盛り上がってたので違いは分かりませんでした。この日はメイン会場へは行かないで、ずっと路上パレードを見てました。
メイン会場とは違いパレードの動きが遅くて、次のグループまでの間も長いので退屈になりますが、地元民が一緒に踊って付いて行ったり、いろんな姿に変装した人達やサンバガールを触れるくらい間近で見れたりするのは楽しかった♪です。食事もチャーハンっぽいのを食べて満足でした。夜中まで続きそうだったけど、私は0時前に切り上げて宿へ帰って寝ました。
2/6は午前中に起きました。そろそろ普通の生活スタイルに戻さねばと思いました。この日は旅行会社や空港へ行って、サルバドールまでの安いチケットがないか探しました。しかしネットで調べてもいいチケットが見つからなかったので、サルバドール行きは今回はあきらめることにしました。南極行きまでに時間がないからです。市バスでバスターミナルへ行って、翌日夜行のオーロプレット行きチケットを購入して帰りました。
2/7は朝起きて、リオ名物のコルコバードの丘[ブラジルの観光](Morro do Corcovado)へ行きました。リオはカーニバル時期でなければ、コルコバードの丘とビーチくらいしか観光したい場所がありません。コルコバードの丘はリオの象徴なのでTVや絵ハガキでは必ず出てきます。
市バスでケーブルカー乗場まで行き、高いチケットを購入してからケーブルカーで丘まで登ります。頂上では、手を広げた巨大な白いキリスト像があるだけです。でもものすごい数の人であふれてました。頂上からはリオの町やそれを囲む山や海なども見渡せてきれいです。夜景もきれいだそうですが、ここまでの治安が不安なところです。
それにしても、これだけの場所なのにこんなに高額なのは納得出来なかったです。それなのに私は写真の電池が切れて頂上で撮影出来なかったので、再度登ったのですが(>_<)。頂上ではインスタントカメラは乗車代より高いのです。学生割引はないけどYHA割引はあるので持ってるなら必携です。
ケーブルカーは高額なので、歩くパッカーもいるそうですが、1人だと強盗や電車事故が危険だそうです。ちなみに、ボリビアのコチャバンバにはもっと大きなものがあるし、クスコのサクサイワワン遺跡前、チリのサンチャゴ、アルゼンチンのチレシトなどでも似たものを見れます。
丘の後、市バスでコパカバーナビーチへも行きました。天気も良くなく気温も低かったので私は海に入る気がしなかったけど、入ってる人はいっぱいいました。大都会リオの海はきれいなのでしょうか。ちなみにブラジルにはトップレスはほとんどいないという話を聞きましたが本当なのでしょうか。
そして夕方、宿へ戻り荷物を持ってバスターミナルへ行きました。ターミナル前の屋台で食事を買って食べたりして、出発時間まで待ちました。そして次の都市オーロプレットへ向かう長距離夜行バスへと乗り込みました。
Obligado(「ありがとう」ポルトガル語。オブリガード)、
Boa Noite(「おやすみなさーい」ポルトガル語。ボア、ノイテ)(-_-)zzz「コテッ」