ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
っ(^O^)/。スタンリーはこの時期、風も強くてやや涼しい感じでした。2/22の朝、南極豪華客船の旅で最初に訪れたのが、フォークランド諸島のスタンリーです。2/19にブエノスアイレスを出発した船はゆっくりと南下して3泊目。豪華客船についての詳細は次回の日記で特集したいと思っています。お楽しみに!
さて船は超大型なので港には入れず、沖に停泊しています。そして上陸希望の乗客は番号札をもらって順番に小型ボートで陸へ向かいます。タイタニックのように氷山にぶつかったりしたら、これは救命ボートになるのでしょう。現在の大型船には乗客全員が乗れるだけのボートが用意されてるそうなので安心です。ボートで約20分でスタンリーの港に到着しました。港では昨日一緒に行く約束をしてた日本人パッカーの、タクさん、クミさんが待ってくれてました。
これから、キングペンギン他3種の楽園[英領フォークランドの観光](King Penguin Colony)へ向けて出発です!
フォークランド諸島は1833年にイギリスが無血占領して以来、現在も実質上はイギリス領土となっています。1982年にこの島々の領有権をめぐってアルゼンチンとの間で、フォークランド=マルビナス紛争が起こりましたが、勝利したイギリスの実効上支配は変わらず、現在に至ります。
ヨーロッパ人がこの島へやって来た時には無人島だったそうですが、木のカヌーなども発見されており、パタゴニア地方の文化圏だった説が有力です。この島への旅行は通常飛行機で来るのですが、かなり高額だそうです。だからバックパッカーはほとんど来ません。南極への船で上陸出来たのはラッキー♪です。
私が上陸したスタンリーは東フォークランド島にあります。大きな見所はいろんなペンギンのコロニーです。私はキングペンギンを見に行きましたが、黄色いとさか?が愛らしいロックホッパー(岩飛び)ペンギンが見れる場所もあるそうです。
スタンリーへ上陸すると地元民の4WDがタクシーのようにたくさん待ってて、その人達と交渉してコロニーへ向かいました。南極船のオプションツアーでも行けるけど、地元民ならその半額で行ってくれます。それでも高い(US$170。約18,000円)けどここまで来てそれをケチるともったいないと思います。
コロニーまでは4WDでオフロードのドライブを楽しめます。羊毛がさかんなので羊の群れをあちこちで見れます。山や草原の景色が続きますが、パタゴニア同様に高い木がないので景色は単調に思えて眠くなります。島内は風がかなり強いです。約2~3時間のドライブでペンギンコロニーへやって来ました。コロニーへ近づくにつれ、くさ~いペンギン臭が鼻につき始めます。
その海岸ではキングペンギン、ジェンツーペンギン、マゼランペンギンの3種類が見れました。マゼランはパタゴニア近辺でも多く見れて珍しくないけど、キングペンギンは南極へ上陸してもあまり見れないそうです。
そのキングペンギンのコロニーには本当にものすごい数のペンギンの群れ!地元民が言うには約2000匹!。よちよち歩いたり、仲間と追いかけっこしたり、つつきあったり、空へ叫んだり、ぼぉっとしたり、腹ばいで寝たり、卵を温めたり、子供を守ったり、いろんなペンギンがいるので見てて飽きないくらいかわいいです。
キング(王様)ペンギンはエンペラー(皇帝)ペンギンに次いで2番目に大きなペンギンで体長1m近くにもなります。ルッカリーと呼ばれる集団営巣地で卵を温めるのはオスの役目で、約50日間も足の上に乗せているそうです。ちなみにエンペラーは南極大陸でも奥地に生息するので、野生の姿を見るのはかなり難しいそうです。
ジェンツーペンギンは南極大陸、パタゴニア地方に生息していて、両目の上の白い模様が目印。キングペンギンより海岸に近い場所にルッカリーを形成してるのは、体が小さい分、危険も多いからでしょうか。キングペンギンは目元が黒くて分かりにくいけど、ジェンツーは目をはっきりと見れるので愛きょうがあります。元気に砂浜を走り回ってるのもジェンツーが多かったです。警戒心が強いのか、人が近づくと一定の間合い離れようとします。
マゼランペンギンはパタゴニア、バルデス半島でも多く見れます。かなり小さめで、これまた海の近くに群れでいました。ぼぉっと立ちつくしてるのがほとんどですが、海で元気に泳いでるやつもいました。
こんなに多くの野生ペンギンを、こんなに近くで見れる機会はほとんどないと思います。とても貴重な体験が出来たと思います。また、これまでも好きだったペンギンが思った以上にかわいかったので、今後も可能な限り多くのペンギン種を探したいとも思いました!
4WDでの帰り道はかなり眠ってしまいました。そんなに歩いてので疲れてるはずもないのですが、数日の豪華客船上で既に体がなまり始めてるのかも知れません。。でもこんなにセレブな生活を送れるのは、人生で初めてかつ最後かも?知れないので、思いっきり満喫するつもりです!そんな豪華客船での生活については、次回の日記にて……
スタンリーの港に着くとあまり時間がなかったけど、クライスト・チャーチ大聖堂を見に行きました。そして郵便局へ行って、とても珍しいと聞いてたフォークランドポンドの紙幣とコインを両替してもらいました。係員は慣れた手つきで、いろんな種類の紙幣・コインを混ぜてくれました♪。US$20だけ両替したのですが、もっと多くしとけば良かったかも。。。
そしてまた小型ボートに乗って豪華客船へ戻りました。これから1週間はどこにも上陸せず船上での生活です。もちろん南極に着いたら流氷、氷河、島々、クジラなど船上から見れるものがたくさんあると思うしので退屈はしないと思いますが!
ちなみに私の乗った豪華客船はUSAの船なので、船内は英語が標準です。
Thank you(サンキュー。英語)(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」、
Good Night(グッナイッ。英語)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」