ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
高度が約0mのカンペチェはこの時期、昼も夜も過ごしやすい気温でした。2007/11/11の夜、ビジャエルモッサからの長距離バスで、カンペチェへ到着しました。バスターミナルから町の中心地ソカロの前にある安宿モンキーホステルまではタクシーで行きました。宿前のカテドラルの夜景はきれいでした。
チェックイン後すぐ、近くのレストランマルガンソへ行って、カンペチェ名物料理というパン・デ・カソンを食べました(グルメ情報はのちほど掲載)。郷土料理というのは珍しくて1回は挑戦してみたいけど、まずくもなくおいしくもないという料理が多いです。パン・デ・カソンもそんな感じでした(^^;無料ワイヤレスネットがあるのはうれしかったです。
11/12、朝7時発のエズナー遺跡行きバスに乗ろうと思ってバス乗場を探したけどなかなか見つからず、やっと見つけた時には次のバスは11時だと言われました。なのでこの日は市内観光をすることにしました。カンペチェの町並みはとてもきれいです。グアナファトと同じようにカラフルな家が並んでいます。
カンペチェはスペイン植民地として発展したけど、パイレーツオブカリビアン(カリブの海賊)の襲撃をたびたび受けたため、要塞を築いて町を防衛しました。今でも町の中や周辺には多くの要塞[観光詳細](Fuerte)が残っていて見学できます。
ソカロの南、やや内陸のアラメダ公園の周辺にいくつも砦があります。サンペドロ砦は中へ入れません。サンファン砦は登ると、壁が細い通路になっててサンタロサ砦の方へ歩けます。しかしまた入口まで戻らないと降りられません(>_<)。
サンタロサ砦は素朴な感じでした。ソカロの方へ歩いていくとサンカルロス砦、ラソレダー砦もあるけど、いずれもこの日は中へ入れませんでした。サンチャゴ砦の中は植物園になってますが、お金を払ってまで見るものはないと思います。
私的には、要塞は外観を眺めるとかっこいいけど、中へ入ったり登ったりしても要塞の良さはあまり分からない気がします。要塞の上からの海や町の眺め、海へ向けられた大砲を見るのは興味深いですが。また、昔この要塞で海を見張ってると、海賊がやってきたりしたしたんだなと思うと、海から目がはなせなくなりそうでした(^^ゞ。また、カンペチェはちょうど西側が海なので、夕陽もとてもきれいに見れます。
11/13は、今度こそエズナー遺跡[観光詳細](Edzna)へ行きました。7~15世紀頃に建造されたマヤ遺跡です。都市は紀元前6世紀頃から形成されたようです。日本人には全然知られてない遺跡だけど、結構見ごたえがあって私は気に入りました♪
特に中央にある大神殿は高さ30mもあり、有名なティカル遺跡(まだ見てないけど)よりは小さいだろうけど、何層構造にもなってる階段を登ることもでき、周辺のジャングルぶりを眺めることが出来ます。
宿へ帰ってしばらく休んだ後、観光へ出かけました。町から離れた場所に、サンホセ砦とサンミゲル砦があります。この日は時間切れでサンホセ砦しか行けませんでしたが、翌日サンミゲル砦へも行きました。どちらの要塞も町の要塞よりは規模が大きい気がします。また海沿いにあるので見栄えもいいし、要塞から見る海もきれいです。内部は博物館になってますが有料です。
その夜、サンファン砦の下、陸門へ光と音のスペクタクルショーも見に行きました。辺りが真っ暗になってから始まります。まずは松明を持った門番がやってきて軍隊風の動きで、サンファン砦へ登っていきます。観客はそれに付いて、要塞の壁を一緒に歩きます。もちろん上も真っ暗なので雰囲気が出ています。
そして下へ降りて設置された客席へ座り、砦の上で展開されるとても簡単な歴史劇を見ることができます。要塞を照らすライトはカラフルに変化します。海賊と戦うシーンではちゃんばらもします。スタッフは結構がんばってるのですが、見学席と舞台が離れすぎてるのでいまいち迫力がないのが残念だと思いました。お金を払ってまで見る必要はないかも知れません。
11/14は朝、サンミゲル砦を見学してきてから、タクシーでバスターミナルへ行きました。そして次の都市メリダへ向かう長距離バスに乗りました。
それでは、ブエナス ノチェース(スペイン語でおやすみなさーい)(-_-)zzz「コテッ」