ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
高度1700m以上のケレタロはこの時期とても過ごしやすい気温でした。2007/9/12の夜、グアダラハラからの長距離バスで、ケレタロへ[移動方法]到着しました。もう暗かったのでタクシーで、ネットで予約済の宿Kangi Hostel[宿について]へ行きました。
この時期のケレタロでは、サンタクルス・デ・ロスミラグロス祭り[詳細](Santa Cruz de los Milagros)が開催されます。もともと来るつもりはなかったのですが毎年9/13~15がちょうど祭りの時期だとガイドブックで知ったので、あわててこの町へやって来ました。
9/12夜から音だけの花火がどんどん上がり、露店もたくさん出て、公園ではコンサートが開かれたり、鶏の人形を持った小パレードも見られました。
9/13は朝から花火があがって、修道院ではミサも開かれたりしてたけど、飾りつけや仕掛け花火などは夕方まで準備してて祭りが始まる気配がありませんでした。しかし夕方になると急に羽飾りを着けたアステカ風の民族衣装を着た人達が増えてきて、サンタクルス修道院の周辺道路でその人達の大パレードが始まりました。大人だけでなく子供までもアステカ風衣装を着てて、その時点でも既に数百人以上はいたと思います。
パレードの終着点はサンタクルス修道院で、そこで何か儀式をした後また外へ出てきて、あちこちで集団になってコンチェロスというアステカ起源の踊りを演奏付で踊りだします。こんな小さな町なのにどこから沸いてきたのか、既に身動きが取れないくらいの人で道路は埋まって、アステカ風衣装で踊る人達の数はガイドブックにも書いてるとおり千人以上!いる気がしました。
こんな光景を見れる機会は人生において滅多にないだろうから来てよかったと心底思いました☆。祭りの起源は、先住民チチメカ人と侵略者スペイン人が戦ってた1600年代にあります。ある夜、日食があり、それを見たチチメカ人が戦いをやめてカトリックに改宗したので共存が成立したのです。他の地域では戦いが続いてたのでとても珍しい町だったようです。
ただ1つ大きなイベントを見逃してしまいました。サンタクルス修道院の前で長い時間をかけて組んでいた仕掛け花火です。何時に始まるか分からなかったので気にはしてたのですが、ちょっと宿へ帰ったスキに終わってしまいました(>_<)。時間は9/13の21~22時の間だったと思います。とても残念でもし明日あるなら連泊して見ようかとも思ったくらいですが、次の都市でも予定があったため泣く泣くあきらめました。。(その後モレーリアで見ることが出来ました♪また後程の日記にて)
サンタクルス修道院の周りの道路では露店がいっぱい出てました。私は食べ物以外に興味なかった(^^ゞのですが。。でもまだこの頃はメキシコへ入ったばかりなので、屋台で食べることには衛生的に抵抗がありました。しかし屋台で食べないとメキシコ料理を制覇できないので(別に制覇しなくていいけど…)、いろいろ食べてみました[食事について]。
感想としてはさすがメキシコ!何を食べてもうまいっ!♪これまで、オーストラリア、カナダ、アメリカ合衆国などのイギリス圏をずっと旅行してきたので、料金高いだけで大味でおいしくない料理に慣れてたためなお更です。メキシコでは、中華料理に逃げる必要がないかもしれません(^^;また、他の中南米の国々も多くがスペイン圏なので期待できそうです♪
私は祭りのケレタロしか見ていないので、普通の日はどんな感じなのか分かりません。たぶん、とても静かな田舎町だと思います。しかしケレタロ旧市街は世界遺産にも指定されていて、とても美しい町並です。町のシンボルとしての水道橋も見に行きました。サンタクルス修道院の東にある全長1km以上の水道橋。1730年代に造られ、当然現在は利用されていないけど、今でもきれいに残っています。夜景は特にきれい☆
9/14は午前中にサンタクルス修道院へ行って、修道院をガイド付で見学しました。ガイドはスペイン語だったので当然全く分かりません(>_<)。修道院の外ではまたアステカダンスがあちこちで繰り広げられてました。
そしてバスターミナルへ行こうと市バスを探しましたが、この日は祭りで道路がほとんど封鎖されていて「タクシーで行きなさい!」と婦人警官に言われました。タクシーを拾うのも大変!!それで婦人警官がタクシーを止めて値段交渉もしてくれたので、それを利用してバスターミナルへ行きました。そして次の目的地メキシコシティへ向かう長距離バス[移動方法]に乗りました。
ちなみに、メキシコシティへ急いで行ったのには理由があります。9/16革命記念日の盛大な前夜祭!を見たかったからです。そしてその後、かなり長い間メキシコシティに滞在することになります……。そのへんの話もまとめて書きたいので、とりあえずメキシコシティの話は後回しにして、そこを基点に廻った町々について先に紹介していきたいと思ってます!
それでは、おやすみなさーい(-_-)zzz「コテッ」