ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
南極は超寒いけど船内は常に快適温度でした。2/19の昼過ぎに、上野別館からタクシーで港へ。パスポートを預けて、ついに夢の豪華客船に乗船です!♪まずは軽く迷子になりながら部屋に到着!2人部屋のツインですが広い!テラスも付いてるので毎日海や南極を見ながらモーニングってことも出来ちゃいます(^^♪。さすがにバスタブはないけど、シャワーはもちろん熱々のお湯、トイレも毎日掃除してくれるし、石鹸、シャンプー、トリートメントも毎日使えないほど補充。
ベッドメイク&掃除には1日2回も来てくれます。もちろん部屋に居る時はパス出来るけど、夕方の掃除の後には一口チョコを枕元に置いてってくれるので、毎日欠かさずベッドメイクしてもらいました。タオルでかわいいペンギン?ウサギ?を作ってくれたりもしました。バックパッカーの泊まる安宿では1週間泊まってもシーツすら代えてくれないのが普通なので、毎日きれいなシーツで寝れるだけでも真にセレブ気分♪
更にルームサービスでクラブサンドやピザ等を頼むのも、バスローブを借りて毎日代えてもらうのも全て料金&チップに込みです。ちなみにチップ代は下船日にクレジットカードから強制的に自動引落としされるので、別途払う必要はありません。1日US$10、16日間でUS$160……チップ代の元は取れるよう贅沢しましょう!
さて南極へのクルーズ船[南極の観光](about Star Princess)には大きく2種類あります。1つは南極半島、南極大陸及び周辺の島々に上陸するタイプ。もう1つは上陸しないタイプです。上陸船にも上陸が楽だけど船酔いが心配な小型船と、上陸にかなり時間がかかるので上陸時間が短くなってしまうけど船ゆれはましな中型船があります。上陸しない船にも大型、超大型があり、もちろん酔うほどはゆれません。
これらは定価乗船料が30~100万円くらいします。しかし私が購入したようにネットでの叩き売り(ラストミニッツプライスと言う)を上手くつかめれば、超大型の豪華客船なら15~25万円、小型船なら30~40万円くらいで乗れます。ちなみに2007/11~2008/2シーズンの最低価格は、上陸中型船18万円、上陸しない豪華客船11万円でした。
申込可能サイトは次のとおり。1つ目以外は未確認ですが。
・//www.cruisevacationoutlet.com/(私が申込した)
・//vacationstogo.com/
・//www.atlastravelweb.com/
・//www.paymetravel.com/
アメリカかカナダに住所がない場合は申込み出来ないことになってますが、申込時には住所をアメリカ国内にして仮申込までこぎ付けてから、数度のメールやりとりでやっと受付けしてもらえました。日本の代理店に電話して、これらのサイトで申込むことを了承してもらい、その旨をメールでサイト側に伝えるとOKをもらえた人もいます。乗船希望日の50日以上前から根気よく検索し続けるのがコツです。あと部屋は2人からなので、1人旅の場合は日本人宿などで連れを探してから申込まないと高くなってしまいますよ。
豪華客船の方が食事、設備はかなり充実していますが、上陸しないこと、収容人数が多いことで安くなるのだと思います。私が豪華客船を選んだのは、日程的に安い上陸船がなかったこと、フォークランドに上陸するだけで元が取れること、安いこと、そして一生に一度は乗ってみたかったことなどです。
私の購入金額は1人約21万円[詳細金額は南極の観光で]で16日間の食事全て込み!。一番安い16万円の部屋は売り切れてしまい、少しグレードの高いテラス付の部屋でセレブ気分を味わいました。ちなみに豪華客船に乗った後だから言えるのでしょうが、南極半島に上陸もしたかったなぁと思ってます。いつかまた機会があれば!
さて私の乗船したスタープリンセス号は4つ星の超大型豪華客船です。5つ星、6つ星(世界に1~2隻)の船は本物の上流階級が乗るそうですが、4つ星なので中流階級の退職夫婦が多かったです。まぁ私が購入した価格なら日本人なら初任給+αで乗れますが(^^;。ちなみに日本人バックパッカーは私を含め8人もいました。バックパッカーではなく日本からのツアー客は10人以上はいたと思います。
乗客の平均年齢は50~60代以上なので私達アジア系の若造はとても目立ってました。船の大きさは長さ290m、幅36mで、タイタニック号の約1.1~1.4倍くらいもあります。乗客は約2000人、スタッフ・クルーは1000人以上。クルー率がやたら高いのも豪華客船のサービスが高水準であることを物語ってます。USAの船なので船内は英語が標準語です。
船内では基本的には自由な服装なので、暖かい時にはTシャツ、短パンが普通でした。しかしレストランでのディナーや2回のカクテルパーティーの時はフォーマルデーとなり、ドレス、スーツの着用がほぼ義務付けられます。私のようにブエノスアイレスで購入した安いフォーマル服1~2着だけで16日間過ごした人は少ないと思います。クローゼットいっぱいのフォーマルドレスを持って着てる婦人も多くいました。
普通の町にあるものはほとんどあります。プールは屋外2つ、屋内1つ、ジャグジー付温浴槽は屋外2つ、屋内2つ。設備の整ったスポーツジム。卓球台は大人用3台、子供用2台、人工芝で起伏が創られ十数ホールもあるパターゴルフ場。私が大好きなテニスコートは実際の3分の2くらいしかなく、パドルテニスと言う小さな木のラケットで打ちあう競技と、バスケのシュート合戦が出来ます。
数百人は収容出来るシアター兼ステージ、購入も出来る絵画ギャラリーも
あります。これらは全て無料で利用出来ます。有料では、実際にクラブでボールを思いっきり打てるゴルフシュミレーター、本格的カジノ、ゲームセンター、ネットカフェ(衛星通信なので超バカ高い!)、マッサージなどが利用出来ます。ブティック、各種店舗もあります。
レストラン[南極豪華客船の食事]は6つくらいあり、バーはステージ付のとこから、ダンスフロア付、ピアノ付のとこまで含めると10くらいあります。クルー用も別にあります。
豪華客船でのメインはもちろん「南極を見る!」ことですが、1日のスケジュールは豪華な食事に支配されています(^^;。ひどい日(いや、恵まれた日)には1日8食食べただけで寝た日もありました。。まず船の14階にあるHorizon Courtでは、豪華なブッフェが味わえます。
生ハム、チーズなど前菜、ローストビーフ、ステーキ、魚のムニエルやソテー、シーフード、オムレツなどのメイン、ライス、バジルライス、バターライス、パン各種、パスタ、ピザ、カニサラダ、夕張メロン、スイカ、グレープフルーツなど野菜・フルーツ各種、豆類(マカデミアやカシューナッツも食べまくり)、ケーキ・ゼリー各種。飲み物もコーヒー、紅茶、緑茶、ハーブティー、ジュースなど。
これら全て食べ放題・飲み放題です!しかも24時間!しかもメニューは朝食、ランチ、おやつ、夕食、夜食など1日8回も変わります!おやつ時の毎日3時にはアイスクリームタイムがあったり、夜にデザートバイキングがあったり、握り寿司(日本人にはいまいち)、蕎麦の出る日があったりとイベントもいろいろありました。
飲料ティーバックも取り放題ですがバックパッカーは警戒されてるらしいので、後の世の人々が申込不可にならぬよう、見つからないようほどほどに。。1食後に1~2個を部屋で飲む程度なら許容範囲かと(^^ゞ
このブッフェだけでもバックパッカーにとっては極楽なのですが、昼夕には本格コース料理が食べられるレストランが2つもありました。特にディナーコースは前菜、スープ、サラダ、メイン、デザートをそれぞれ選べます。スープにはコーン、クラムチャウダー、濃厚なオニオン、パンプキン、クルトン、アボガドなど。
メインにはビーフステーキ(激レアで)、ラム、リブ、ビーフストロガノフ、フォアグラ、南極海シーバス、サーモンムニエル、エスカルゴ、ロブスター、ホタテ、カニ、海老、かえる(白身魚っぽい)等。デザートもチーズ、クリーム、チョコ、ムース、ザッハトルテ、ホットパイ、クレープ、フルーツ、アイスクリーム、他ケーキ各種に、紅茶、コーヒーも付きます。
朝にはモーニングのホットケーキ、フレンチトースト、ベーグル、サーモン、目玉焼き、オムレツ、スクランブルエッグなどにコーヒー付。昼食後のおやつ時には1時間だけアフタヌーンティーの時間もあり、ケーキやパンと紅茶を飲みながら、同じテーブルの人達と会話を楽しめます。特に生クリームたっぷりのあつあつスコーンは本当に美味しくて大好きでした。しかし英語が堪能ではないので、飲み食いしながらの会話は少し疲れるため毎日は行く気がしませんでした。
コース料理やメニューは日替わりで、イタリアンの日、フレンチ、地中海、オリエンタル、ロシア風など飽きないように考えられています。料理の水準はバックパッカーとしても私の人生においても最高クラスでしたが、一流レストランには遠く及ばず二流な感じでした。特にデザートはあまり繊細な味とは言い難くて、アメリカンな大味な感じでした。でもまぁこれは毎日贅沢して味に肥えて来たこと、食べ過ぎ運動不足で空腹な時間がなかったことなど、恵まれた環境においての贅沢ボケでの意見なのですが(^^;
食事で満足すると、夜には毎日ショー、映画、ダンスパーティーなどが開催されます。もちろん全て無料。特にショーは普段見慣れてない私にとってはとても楽しくて、毎日欠かさず、しかもハシゴしながらほぼ全て見てしまいました。歌と踊りのミュージカルが多くて人気グループは数回公演したけど、全ての日で違う内容だったのにはびっくりしました。他にもコメディー、バンド、ピアノリサイタル、マジック、ガウチョショーなど盛りだくさんでした。ショーの後は毎日、タクさん、クミさんなどと一緒に夜食メロンを食べに行きました(^^;
昼のイベントも豊富で、毎日食べる合間に参加したりしました。クイズショー、南極やペンギンや鯨などのレクチャー等は英語力が必要なのであまり参加しなかったけど、卓球、パドルテニスの大会には数回参加しました。卓球はやはり中国系が強くて苦戦を強いられたけど、経験者の私も見事に金メダル、銀メダルを獲得出来た日もありました(^^)v。
パドルテニスは硬式テニスの経験があまり関係ないほど違いがあったので、残念ながらメダルは逃しました。バスケットのシュートコンテストでもメダルを逃しましたが、紙飛行機の飛距離コンペで銀メダルをゲット!しました。でもまさか日本人以外の欧米人女性に負けるとは思ってなかったですが。
お金はかかりますが、ビンゴ大会も人気でした。それ以外の時間は部屋で寝たり、パソコンしたり、TV見たり(映画だけでなくドラゴンボール、ナルトも見れた!)。お腹をすかせるためにプールで泳いだり、ジャグジー入ったり、ジム、卓球、テニス、パターゴルフなどをローテーションして贅沢な時間を過ごしていました。
そんな至福の生活をしてるとあっという間に日が過ぎていきました。小型船だと大揺れで船酔いに苦しむと言うドレーク海峡では、さすがに揺れてプール、卓球、テニスなども使用不可になった日があったけど、酔うほどではなかったです。そしてフォークランドに寄ってから、数日で南極半島のすぐ近くまで到達しました。
Thank you(サンキュー。英語)(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」、
Good Night(グッナイッ。英語)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」