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インカ聖なる谷!円形遺跡!塩田!太陽の神殿!民族舞踏 in クスコ後半

モライ、円形インカ段々畑ペルーのクスコはインカ帝国の首都でした。周辺にはインカ時代からの村や遺跡が無数に残っています。標高約3600m。この時期、昼は暑くて夜は少し肌寒かったです。

ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!


クイズ!ゆめぽろ丼(解答は本文中)。クスコ周辺には多くのインカ遺跡があり、詰めて回っても1週間はかかると思います。しかしどれも似てるので悲しいことに前のと比較したり、お腹いっぱいになったりします。ところがモライにある円形のある遺跡は、他とは違う形をしてるのでそんな人でも一見の価値ありです。この遺跡は一体何に利用されてたのでしょうか?

6/27の朝、アルマス広場から歩いてすぐの大通りAv.El Sol沿いにあるインフォメーションセンターで、クスコ周辺の遺跡や一部博物館や観光地を回れる周遊チケットを購入しました。これは遺跡のほぼ全てを回るつもりならお得になりますが、少ししか回らない人は個別入場の方がいいでしょう。ただ、周遊券でしか入場出来ない場所もあるようなので気になる人はインフォメーションで確認した方がいいかも。70ソル(約2,600円。学割で35ソル)。
チンチェーロ村の中の水路 チンチェーロ、白い教会 チンチェーロ遺跡
周遊チケットを購入したので今日からがんばって、クスコ周辺の見所Valle Sagrado de Los Incas(インカの聖なる谷)を観光します。この日はまずサント・ドミンゴ教会(コリカンチャ)の前から伸びるAv.Grauを3~4ブロック行った場所にあるバス停からチンチェーロへ向かいました。降り忘れるとウルバンバまで行ってしまうので要注意!。クスコより少し高い標高3760mのチンチェーロまで約1時間、3ソル(約110円)。
村のあちこちでインカの名残りが見れました。村の道々には真ん中に穴が開いてて、これが水路として機能してたようです。現在も利用してるのかどうか分かりませんが。その道を登っていくと白い教会がありました。その前での日曜市が有名らしいのですが、日曜ではなかったので物売りは少なかったです。その教会の横には崩れたインカ遺跡がありました。かなり広い範囲にわたって残っています。遺跡見学は無料。
この遺跡がチンチェーロ遺跡です。もとはインカの要塞が建っていましたが、今は残念ながら土台と段々畑しか残っていません。スペイン人が侵入してきた時に要塞を破壊してそこに教会を建てたそうです。段々畑も今は利用されていないのがもったいないくらいきれいに残ってます。周辺には豚がいたり、イモを干したり、畑も広がってるので今も農業が中心に営まれてるのだと思います。
チンチェーロ、段々畑 チンチェーロ、屋根の飾り モライ、円形インカ段々畑
再びウルバンバ行きバスに乗って約20~30分、事前にドライバーか助手には「マラスかモライへ行きたい」と言っておけば、モライ村への分岐点で降ろしてくれます。そこで乗合タクシーが数台待ってるので交渉です。幸いこの時はドイツ人女性1人も同じバスに乗り合わせてたので2人で一緒に交渉して、1人20ソル(約750円)でマラス塩田、モライ遺跡を見学後にここまで連れて帰ってもらえることになりました。モライ遺跡だけなら、モライ村まで1ソルで行き徒歩で遺跡まで片道1時間トレッキングで行くこともできます。
モライ村から約10分で、Moray(モライ遺跡)に着きました。入場料は周遊チケットに込み。インカやプレインカ遺跡をたくさん見てきた私も、この遺跡には感動!。ガイドブックの写真だけ見てるとミステリーサークルみたいなものだと思ってたのですが、巨大で規模が違いすぎます。その大きな蚊取り線香(表現力が乏しすぎる~)のようなのは、インカ時代の円形段々畑だそうです。芸術作品ではないと聞いてびっくり!
時期によっては草が生い茂って緑できれいなのですが、この時期は地が見えてました。写真からは想像出来ないでしょうが、直径は約50m、深さは30m以上もあります。下まで降りる階段も当時のまま残ってます。中心ではパワーをもらえるそうで寝て祈ってる人もいました。アンデス地方では段々畑が非常に多いのですが、それは気温差を利用して様々な農作物を作れるからです。この同心円状の畑も一番上と最下段とでは、10度近い温度差があるそうです。周辺にはこのような段々畑がいくつかあります。
モライ、段々畑の階段 モライ、円形インカ段々畑 マラス塩田、日干し中!
ドライバーとの約束どおり30分見学してから、次のSalineras de Maras(マラスの塩田)へ。少し山道を通って車で20~30分。入場料は周遊チケットに含まれておらず、5ソル(約190円)。この塩田もすごかったので行ってよかったです。乾期の4~9月頃しか見れないそうです。まず上からの眺めは、真っ白い無数の塩田が段々畑のように並んでて太陽光も反射してます。それはとてもきれいであると同時に不思議に感じられます。
そして下へ降りるにつれ、それらが塩水の貯め場であることが分かってきます。この付近では塩分濃度の高い湧き水(温泉?)が出るので、それを日干しして塩を採るのです。歩ける道は見学用ではないみたいでとても狭く、あちこちが行き止まりになってたり、水溜りに入らないと進めない場所なんかもありました。張りめぐらされてる水路を利用して、上方からの塩水を下方の塩田へ振り分けるのだと思います。
塩田見学には40分もかけてしまい10分オーバーだったので、タクシードライバーに追加料金を要求されてしまいました。しかしトイレに行ってたからとか、お土産を買ってたからとか言って勘弁してもらいました。この時期にマラスとか行ってる人達よりは安い料金で行ってくれたし、良い人だったので感謝感謝です。ペルー人は観光客に慣れてるので何かと小金を稼ごうとしますが、ラテン気質だからかしつこくないので憎めなくて好き♪です。
マラスの塩田、真っ白~ マラス塩田、日干し中! インカ聖なる谷の風景
モライ村とウルバンバとの分岐点でタクシーを降りて、ドライバーに支払いを済ませて分かれました。ドイツ人女性もクスコへ帰るのでここで分かれました。まだ15:30だったので、私はそのままオリャンタイタンボ遺跡へ行くため、ウルバンバ行きバスを待ちました。すぐミニバンがきたので手を上げてみると、ローカルバスではなく個人の車だけど止まってくれました。とりあえずウルバンバまで行きたいと言うと、オリャンタイタイボまで送ってもらえることになりました。2.5ソル(約95円)とバスより安くてラッキー♪
車ではペルー人のおじさんにスペイン語を教えてもらったり、日本について聞かれたので教えたりしました。またこの辺は6000m級の山々に囲まれてて、聖なる谷の景色もきれいでした。約30分でOllantaytambo(オリャンタイタンボ)に到着。マチュピチュからの帰り道にも寄ったし、6/29にはここでオリャンタイタイミという祭りがあるので再訪問する予定ですが、その日は遺跡見学出来るか分からないのでこの日に済ませました。入場料は周遊チケットに込み。
オリャンタイタンボ遺跡 オリャンタイタンボ遺跡 オリャンタイタンボの巨石
タンボとはインカ時代のケチュア語で旅籠の意味だということで、この遺跡や村は宿泊地だったと考えられています。スペインに征服された後、当時の皇帝マンコ・インカは反乱を起こし、ここに潜伏してスペイン軍を破ったそうです。確かに攻めにくく守りやすい地形だと思います。それなのにインカ軍は、ここを放棄してもっと奥地のビルカバンバまで後退していき、ついには反乱を鎮圧されてしまいました。
この遺跡も見ごたえがあります。まず下から眺めると段々畑が高く連なっていく様子に迫力を感じます。そして45度近い坂を登って行ったのですが思った以上に疲れます。ここの標高はクスコよりはかなり低いけど、約2750mはあるので急いで登ると息が切れます。約150m登ると小さな広場に出ます。そこにはインカの隙間ない石組みで作られた巨石の壁が6つあります。これは神殿を造ってる途中に放棄されたものだと考えられています。
更に上へ登ると崩れた遺跡があり、その先の山を登ると何か遺跡っぽいのがあるとか。もう夕暮れ前だったのでそこまでは行きませんでした。頂上からはオリャンタイタンボ村を見渡せてきれいです。体面の山にも遺跡っぽいのが見えます。上から下を見て左手には通路があり、そこから降りていくとちょっとした遺跡がありますが、ほとんど崩れています。そこの水汲み場くらいはインカ時代に造られた水路を利用してるそうで、村では今でもその水路を利用してるそうです。
オリャンタイタンボ遺跡 オリャンタ、真向いも遺跡 オリャンタイタンボの村
段々畑の遺跡では、翌々日のオリャンタイタイミの祭りのリハーサルを行っていました。約1時間くらい見学してから、バスでウルバンバ経由でクスコへ戻りました。ウルバンバまで1ソル、そこからクスコまで3.5ソル(約130円)でした。クスコまで約2時間かかります。
6/28は、午前中にアルマス広場のカテドラル前ではなぜか、クラシックカーとかの展示会をしてました。それから土曜市へ行ってみることにしました。昨日バスに乗ったAv.Grauを更に真っ直ぐ進んだ場所にあると聞いたけど見つからず、それでも真っ直ぐ行くとかなり大きな広場に出ました。ここでは野菜果物の(たぶん)土曜市が出てました。民族衣装着たおばちゃんや子供もいたので少しぶらぶらしました。
そして広場を抜けると見覚えのあるワンカーロ市場の近くへ出たので入ろうとしたら入場料10ソルと言われたのでやめました。そのすぐ側の電柱には人型人形がくくられてたけど、何か意味があるのでしょうか?魔除け?。少し戻ってからPlaza Belenの場所を聞きながら左折して歩いてくとBaratillo(土曜日の泥棒市)にたどり着きました。
カテドラル前で古車展示会 クスコ土曜市、野菜果物市 クスコ、電柱吊人形は何?
中南米ではよくある市で、泥棒が盗んだ品を売ってることも多いという市場です。私の知り合いの日本人は、エクアドルの宿で盗まれたデジカメを同じ町の泥棒市で取り返したそうです。クスコの泥棒市はメキシコシティほど大きくはないけど、興味深い品物が並んでました。私が目を付けたのは、スイス製アーミーナイフ、小型懐中電灯、コイルヒーターなどですがペルー物価に慣れてると高く思えてなかなか買えません。
買った物は、リュックを12ソル(約450円)、トレッキングシューズを35ソル(約1,300円)、ノースフェイス(多分本物)のフリースを40ソル(約1,500円)、その他DVDケース、ブランクDVD、ニット帽などの民芸品をいくつも購入しました。どれもペルー物価のわりには高いなぁと思いましたが、リュック以外はまだ今も使えてるので日本で買うよりは安いかもしれません。ただ民芸品は種類少ないけど、ピサックの民芸市よりかなり安くで買えます。腕時計の電池交換も約100円でやってもらいましたが4ヶ月くらいしか使えなかったです。
クスコ、土曜市は賑やか! インカ聖なる谷の風景 アルマス広場とカテドラル
泥棒市は15時を過ぎるとそろそろ片付け出します。買い物好きは長居してしまうので、なるべく午前中に行くのがいいと思います。市場を北上して線路を渡った通り沿いには古着屋が何軒も並んでいます。特にブランド品の古着が多いので通ってた日本人旅行者もいました。私はブランド品を普段買わないけど、普通の品としても良さそうなノースフェイス(多分本物)のダウンジャケットを1枚だけ、85ソル(約3,200円)で買いました。本物なら軽く2万円はするそうですが、さて。。
6/29は、オリャンタイタイミという祭りを見るために、朝からバスでオリャンタイタンボへ行きました。祭りの様子は後のブログにて。お楽しみに!
6/30は、珍しく青空がきれいな1日でした。クスコにはもう10泊以上してるのに、初めてカテドラルに入ってみました。入場料は宗教美術館、サンブラス教会とのセットチケットが、35ソル(約1,300円。学割で20ソル)。インカ時代にはビラコチャ神殿があったところで、スペイン人が侵入してから取り壊され、このカテドラルが建てられました。当時アルマス広場には金銀の像がいくつも建っていたそうですが、全て溶かしてスペインへ送られたそうです。
カテドラル最後の晩餐クイ サンブラス教会 コリカンチャ=太陽の神殿
カテドラルの中には立派な銀の祭壇、数々の宗教画を見ることが出来ます。中でも面白いのは、マスコス・サパタという人の描いたクイの最後の晩餐です。キリスト達が最後に食べるメイン料理が、ペルー名物のクイ(テンジクネズミ)の丸焼きになっています。中では写真撮影禁止なので絵葉書を購入しました。これが高くて1枚2ソルでした。
次にすぐ前にある、ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会にも入りました。入場料は6ソル。ここももとはインカの神殿が建ってた場所だそうです。中では宗教美術がみれますが、私が気に入ったのは上からの景色です。アルマス広場を一望出来ます。クスコ全体を眺めたいなら、広場から北西に登って行くと良いでしょう。
それからセットチケットに含まれてるので、サン・ブラス教会へも行きました。12角の石の道を更にずっと登って行くとあります。中も外もあまり見ごたえないなぁと思っていると、意外に欧米人観光客が多かったのでびっくりでした。やはりキリスト教徒にとっては、古い教会巡りは意味があることなのでしょうか。とゆーわけでカテドラルのクイの晩餐に興味なければ、このセットチケットは買う必要はないかも知れません。。
コリカンチャ、インカ石組 コリカンチャ、金プレート 太陽の神殿、巨石繋ぐ小石
次にQoriKancha(コリカンチャ=太陽の神殿。サント・ドミンゴ教会)へも行きました。インティライミの時には第一部が行われた場所です。コリカンチャは黄金の神殿という意味でもあるそうで、インカ時代には外も内も黄金で満たされてたそうです。スペイン人はそれらを全て溶かして持ち帰ったため、ヨーロッパはインフレになったほどだそうです。金銀がなくなると土台だけ残して取り壊し、その上にサント・ドミンゴ教会を建てました。
その後、大地震が発生した時、インカの土台だけが残ったそうです。いかにインカの石組みが頑丈であるか証明されたのでした。現在、コリカンチャの復元・修正の成果によって、当時の丸みを帯びた神殿を少しだけ見ることが出来ます。そしてコリカンチャの中も見学出来ます。すごい数の観光客でした。インカの石組みはそろそろ見慣れてきましたが、ここのはまたすばらしく精巧でした。本当にカミソリの刃を通す隙間もなさそうな感じです。
石は積んでいるだけではなく、ちゃんと噛み合わせの部分を造ってくっつけてるのです。たまに大きな石どうしに小さな隙間が出来るのでしょうが、そのほんのわずかな隙間にも適した大きさの石を積めているのです。その指よりも細い隙間にぴったりと石を合わせてるのが驚き!の技術です。神殿にはインカ創設神話で出てくる3つの窓もありました。マチュピチュ遺跡にもあったものです。金に絵を描いたものもあったけど、当時のものではない気がします。説明を読まなかったので分かりませんが。
サクサイワマン遺跡 サクサイワマン遺跡 クスコ、サクサイワマンから
併設のサント・ドミンゴ教会にも入れますが、あまり興味深いものは見れませんでした。この教会への入場は周遊チケットには含まれておらず、10ソル(約380円。学割で5ソル)。コリカンチャ遺跡前のAv.El Sol沿いには、地下への階段でMuseo de Sitio QoriKancha(コリカンチャ博物館)へ入れます。少しですがインカ、プレインカの周辺出土品を見れます。この博物館とコリカンチャ神殿へは、オリャンタイタンボ遺跡と同じ周遊チケットで入れます。
それから宿方向へ戻り、そのままクスコの街を登って行き、Sacsayhuaman(サクサイワマン遺跡)へ行きました。徒歩で約30~40分。ここもインティライミの開催場所なので一度来てますが、遺跡見学のため再度来ました。コリカンチャと同じ周遊チケットで入れます。この遺跡は要塞か神殿かはっきりとわかってないようです。隙間のないインカの石組みが見事です。300トンを超える巨石がオリャンタイタンボから運ばれたそうだけど、車輪のなかった文明とは思えません。
クスコ、サクサイワマンから サクサイワマン遺跡の門 ケンコー遺跡の巨石
インカ帝国がスペインによって滅ぼされた後、マンコ・インカは生き残っていたインカ兵を従えて反乱を企ててここに立てこもりました。その時にここの円筒などが破壊されたそうです。面白いのは、クスコの街はインカの信仰してたピューマ型に造られていて、サクサイワマンはその頭の部分だということです。本当かどうかはよく分からないけど、確かに丘の上から、クスコの街を眺めるとすばらしいです。リャマ、アルパカを連れたおばちゃんがたくさんいました。
既に17時前だったけどそのまま徒歩20分で、Qenqo(ケンコー遺跡)へも行きました。周遊チケットに込みですが、チケットチェックはなかったです。この遺跡は石組みではなく、巨石を削って造られています。小さな遺跡です。インカ帝国時代には宗教儀式で利用されたと考えられています。正面には神のような大岩が建てられてて、裏の小洞窟の中には玉座のようなものがあります。生けにえを載せた台だとも考えられています。
ケンコー遺跡 ケンコー遺跡の地下祭壇 サクサイワマン横に3十字架
もう日没前で暗くなりかけてました。急いでサクサイワマンまで帰る途中、3つの十字架が立つ丘を見つけたので寄りました。ここから眺めたクスコの夜景はきれいでした。すぐそばには白く大きなキリスト像が手を広げて立っていました。ブラジルのリオデジャネイロで見たコルコバードのキリスト像のようですが、ここのは無料で見れます!
街からサクサイワマンの道は昔はよく強盗が出たそうなので、暗くなってから1人で歩くのはかなり怖かったです。走ってサンクリストバル教会まで行って、そこから再度クスコの街を眺めました。クスコ全景を見るのならこの場所から眺めるのが、昼も夜も一番きれいな気がします。夜は人通りが全くないので複数人で行くことをすすめますが。
そしてハードなこの日はもう1軒、Centro Qosqo de Artenativo民族舞踏ショーも見に行きました。周遊チケットに込みだったので行かな損!ということで急いで行きました。場所はコリカンチャ(サントドミンゴ教会)前のAv.El Solをもう少し先へ行った所。ペンション八幡で知り合ってたヨシコさんも来てました。
クスコ見守る白いキリスト像 クスコの夜景は美しい! ペルー伝統の民族舞踏
約1時間ですが、村ごとの民族衣装を着た人達(主に学生?)のダンス、寸劇、伝統楽器で奏でるフォルクローレ演奏などが見れるのでとても楽しいです。1回だけ休憩があって、コカ茶を飲めます。周遊チケットを持ってるなら必ず行った方がいいです。終わって外に出ると、コリカンチャにライトアップしたきれいな夜景を見れます。
7/1は、昼過ぎからピサックの火曜市へ行きました。ピサックについてはまとめて次回以降のブログにて。お楽しみに!
7/2は、昼過ぎから最後の遺跡巡りへ出発しました。まずはAv.Tullumayo通り沿いのバス発着所からカルカ行きバスに乗りました。そしてTambo Machay(タンボマチャイ遺跡)で降ろしてもらいました。約20分。1~2ソル。サクサイワマンから徒歩1時間くらいで行けるようですが、バス代が安いので最低でも行きだけはバスの方が便利だと思います。
ペルー伝統フォルクローレ ペルー伝統の民族舞踏寸劇 太陽の神殿の夜景
この遺跡はインカ時代に「聖なる泉」と呼ばれ、沐浴場だったと考えられています。今も水が流れていて調査したにもかかわらず、その水源は判明してないそうです。不思議な点は雨期でも乾期でも水の量が変わらないこと。インカ文明が持っていたサイフォンの原理を用いて、かなり遠くからの水を運んでるのではないかと考えられています。
そこから徒歩5分の位置に建つ、Puka Pucara(プカ・プカラ)へも行きました。どちらも入場料は周遊チケットに込み。この遺跡は「赤い要塞」という意味だそうで、昔は真っ赤だったそうです。小高い丘の上に建てられてることから、クスコへの入退場チェックを行っていた関所のような要塞だったと考えられています。また、先ほどのタンボマチャイに対する見通しがいいことから、そこで沐浴してる王族などのための監視所だったという説も有力です。
ローカルバスを止めて乗り込み、クスコまで戻ると、周遊チケットに付いてたMuseo Municipal de Arte Contemporaneoへも行きました。場所はアルマス広場から南西へ2ブロック。あまり興味深い美術品はなかったですが、マチュピチュを顔に表現した彫刻?はインパクトがありました。そのあと、Av.El Sol沿いのインフォメーション地下にある人形や仮面の小さな博物館へも行きました。これで周遊チケットはほぼ制覇!出来ました。
クスコ、タンボマチャイ遺跡 クスコ、タンボマチャイ遺跡 クスコ、プカ・プカラ遺跡
それからコリカンチャの前の道から出てるバスに乗って、長距離バスターミナルへ向かいました。0.6ソル(約20円)。明日のプーノ行きチケットを買うためですが、クスコ→プーノは頻繁にあるので直前の方が安くなると思ったので買わずに帰りました。
7/3の朝、8時過ぎにチェックアウトしました。長期間お世話になった宿と管理人のにいちゃんに感謝感謝です。一緒に写真撮影もさせてもらいました。本当にありがとう。とても快適な宿でした!。アルマス広場でタクシーに乗ってバスターミナルへ。値切って、3ソル。そしてプーノ行きバスに乗り込みました。
7/16の朝、ボリビアのラパスからバスで1泊だけ戻って来ました。ペンション八幡に泊まりました。ピサックで聖女カルメンの仮面祭りがあるからです。ピサックの祭りについては次回以降のブログにて。
クスコ、プカ・プカラ遺跡 マチュピチュ顔の芸術品 聖女カルメンの仮面祭り
7/17は、大好きなクスコの街での最後の日を過ごしました。前回ブログでも書いた、お気に入りのPan de Queso(チーズパン)やDos x 3のMaracuya(パッションフルーツのチーズケーキ)も食べました。メルカドへ行くと教会前で仮面を付けて踊っていました。ピサックと同じく聖女カルメンを祝ってるのだと思います。クスコの人達は本当に祭りが好きだなーと改めて思いました。夕方、タクシーでバスターミナルへ行き、ラパスへ戻る長距離夜行バスに乗り込みました。愛するクスコ、チャオ!
と言うわけで、クイズ!ゆめぽろ丼の答えは「段々畑」でした(^^)/
Gracias(グラシアス。スペイン語)「(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」、
Buenas Noches(ブエナス・ノチェス)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」

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