ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
っ(*^_^*)。ウシュアイアはこの時期、昼間は適温でした。2008/2/29の朝起きると、ウシュアイアの港に停泊していました。豪華客船[日記]から港へ降りたのはこれが始めてです。フォークランドでは船が大きすぎて港に入れず、沖から小型ボートで上陸したからです。約1週間ぶりに船から降りることが出来ました。
ここフエゴ島は南米大陸最南端の島で、1520年に到達したマゼラン一行が命名(意味「火の島」)しました。島はチリ領、アルゼンチン領に分かれていて、アルゼンチン側にあるウシュアイアは世界最南端の町として有名です。ちなみに最南端って、大陸最南端(ケープホーン)、最南端の村(プエルト・ウィリアムス)などいろいろありますが、ウシュアイアは最南端の「町」なのです。
豪華客船でこのウシュアイアの港にやって来て、1日だけ観光することが出来ました。私はこの船で来なくてもこの町へは行くつもりだったのですが、バスは長時間だし、チリ、アルゼンチンの国境を何度か抜けるのは面倒だし、バスとほぼ同料金のLADE空軍機も夏のピーク時には予約が大変だったりなので、フォークランド同様、南極船で来れてラッキーだったと思います。でもウシュアイアの有名日本人宿「上野山荘」のおばあちゃんと犬には会いたかったかも。
この町は最南端という以外にあまり見所がないので、日本人パッカー8人のうち2人は上野山荘へ、私も含む6人はティエラ・デル・フエゴ国立公園[アルゼンチンの観光]へ行くことにしました。
下船して町を歩き、観光案内所で最南端スタンプを押しました。そこからタクシーで汽車の駅へ行き、世界最南端を走る世界の果て号[アルゼンチンの観光](Tren del Fin del Mundo )という本物の蒸気機関車に引かれる観光列車に乗りました。
これは流刑地だったこの地で囚人によって1910年頃に建設されたそうです。駅には囚人服を着た係員もいました。汽車はMacarena(マカレナ)で少し止まりました。小さな滝、小川、木々など自然風景のきれいな場所です。緑多い中に馬や牛がたくさんいました。
約1時間で終点に着き、ちょうどミニバスが来たのでRio Lapataia(ラパタイア川)まで乗りました。国立公園の山々はアンデス山脈の南端です。まずLago Roca(ロカ湖)を見たけど曇であまり良い景色でなかったのが残念でした。晴れてたらきっときれいだと思います。かわいい♪野うさぎがいっぱいいました。
それからLaguna Verde(緑の湖)へ向かって散歩しました。緑が多い大自然の中を歩くのは気持ち良いです。不思議だったのはこの辺りはパタゴニア同様、緯度的には森林限界を超えてる気がするのに高い樹木が生えてることです。景色が北のアラスカに似てるなぁと思うのはやはり緯度が真逆に近いからかも知れません。
「パン・デ・インディオ」という寄生植物も見れました。動物もリャマと同種のグアナコや、世界最小の鹿プドゥなどを探したけど、残念ながら野うさぎしか見れませんでした。
やがて小雨が降ってきて、そろそろ帰ろうかと思ってたところ、レンタカーを2台借りて観光してる日本人パッカーグループに遭遇して町まで送ってもらいラッキーでした。お礼?に豪華客船のブッフェから頂戴してきたパンをお裾分けしました(^^ゞ。
そのうち、関西人4人は既に会ったことある人達でした。特に3人娘にはメキシコのペンションアミーゴで会い、パラグアイのペンシオン園田で再会し、ブエノスアイレスの上野山荘別館では私が南極船に乗る日に偶然やって来て再三会ってたので、これで4度目の偶然の再会で双方とも本当にびっくりしました!!残りのうち2人とも後に再会しました。
ウシュアイアの町は冬は厳しいからかスイスっぽい屋根の家がたくさんありました。そして港から豪華客船[日記]へ戻ってさっそくブッフェで食べました。出港するとビーグル水道を進みました。
しばらくすると船内放送がかかり、デッキから氷河をいくつも見ることが出来ました。氷河を見るのはアラスカ以来だったし、規模の大きなのばかりだったので大興奮でした。氷河にはフランス、イタリアなど国の名前が付いてました。夏だからか滝のように流れ出してる氷河もあり、とてもきれいな景色でした。こんなに盛りだくさんな豪華客船、本当にお得だなぁと感心してしまいました。
Gracias(「ありがとう」スペイン語。グラシアス)、
Buenas Noches(「おやすみなさーい」スペイン語。ブエナス、ノチェス)(-_-)zzz「コテッ」