ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
エル・チャルテンはこの時期、昼は晴れると暖かいけど夜は激寒かったです。2008/3/17の昼過ぎ、エル・カラファテからの長距離バス[エル・チャルテンへの移動手段]でエル・チャルテンに到着しました。寝袋などの装備を借りられるショップを探して右往左往してると思った以上に時間がかかりましたが、なんとか無事にレンタル完了!
パタゴニアとは、南米大陸の最南部、主にアルゼンチン側に広がる広大な土地です。バルデス半島、ペリトモレノ氷河のあるロス・グラシアレス国立公園や、チリ側のパイネ国立公園もこの地方に含まれます。大きな木が育たず、冷たい強風の吹く不毛な土地ですが、羊毛・羊肉の輸出が盛んで、石油も豊富らしいです。
フィッツロイ山[エル・チャルテンの観光](Monte Fitz Roy)は、チリとの国境に近いパタゴニア・アンデス中の標高約3400mの高山です。先住民はエル・チャルテン山「煙を吐く山」と呼んだそうです。富士山よりは低いけど、独特の形が多くの登山家、旅行者を魅了してます。しかしほぼ岩山なので一般人は登山出来ません。山を見るだけです。
今回は南極船で知り合った日本人と共に計4人でトレッキング&キャンプしながら過ごせたので楽しかったです。食料はエル・カラファテで買出しして、テント、寝袋、マット、ガスコンロはエル・チャルテンの町で借りて行きました。私はテントと寝袋を持ってるけど冬用ではないため、防寒機能の優れた物を借りることにしました。
この日は約2時間登ったカプリ湖のキャンプ場Campamento Lago Capri[エル・チャルテンのキャンプ場]でテントを張りました。トレッキング中に木を突付いてるきつつきを発見しました。ご飯を炊いて大ソーセージを玉葱と煮込んで食べました。カプリ湖の向こうのフィッツロイもきれいでした。ただ太陽はフィッツロイ側に沈むのでサンセットは逆光になりますが。
3/18、2日目は朝雨が降ってたのでテントの中で過ごしました。昼過ぎに雨が止んでから、次のキャンプ場へ向けて歩き出しました。景色を楽しみながらでも約1時間半で次のキャンプ場Campamento Poincenot[エル・チャルテンのキャンプ場]に着きました。
昼食はいつものサンドイッチなどですが、夕食はガス・バーナーを使ってスープパスタを作って食べました。歩いた後でもあるし、キャンプしながらという非日常的な雰囲気で、寒い中食べるスープパスタは最高においしかった♪です。
3/19、3日目は6時前に起きてフィッツロイ山の前まで日の出を見に行ったけど、雨降ったり雲がかかってたりで期待はずれだったため連泊することにしました。午後、雨が止んでから、近くのリオ・ブランコ氷河を見に2時間くらいトレッキングしました。
3/20、4日目もずっと雨だったので4人でテント内でトランプ(ナポレオンや大富豪)をしてました。カズさん、ナオちゃんはナポレオンのやり方を知らなかったけど、すぐに覚えてハマってくれました。本当は5人が最高に面白いんですけどね。日本でテニス仲間とよくやったことを思い出しました(^^)/。
夕方、小雨になったので近くの湖(どこだっけ?)までトレッキングしました。少し紅葉が始まっててきれいでした。アラスカ[アラスカの旅行記]でも紅葉を見たことを思い出しました。キャンプ場へ帰ると、一匹の狐が歩いてるのを発見!最初は犬かと思いました。一定の間合い以上は近づけなかったけど、なかなかかわいい顔をしてました。
3/21、5日目は6時前に起きて1時間ほど登山して、フィッツロイ山の目の前Laguna de Los Torres(トレス湖)まで行きました。そしてきれいな日の出を見ました。その後フィッツロイ山が真っ赤に染まる姿も見れて大感動!3日間待ったかいがありました。
他の観光客も大興奮で叫んだり、変なポーズの写真や動画を撮影したりしてました。真っ赤なのは数分間だけでしたが、私達も写真や動画をいっぱい撮りました(^^)
それから下山してテントをたたみ、2時間くらいトレッキングしてセロ・トーレ[エル・チャルテンの観光](Cerro Torre。約3100m)も見に行きました。フィッツロイの感動ほどではないけど、それなりにきれいでした。そしてエル・チャルテンの町へと降りて、夕方発のバスでエル・カラファテへ戻りました。
Gracias(グラシアス。スペイン語)「(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」、
Buenas Noches(ブエナス・ノチェス)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」