ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
っ(^^;さてクイズ!ゆめぽろ丼(解答は本文中)。南米のスペイン語圏の国はイギリス圏とは違って食事がおいしいです。私はその中でもペルーの食事が一番好きです。ペルー料理の中で一番を選べと言われれば迷いますが、アンティクーチョは間違いなく候補に上げます。それは牛のある部位を串焼きにした料理です。その部位とはどこでしょうか?
2008/5/27の夕方、イカからの中距離バスで到着。なぜか中心地から少し離れた場所で降ろされました。まずはアルマス広場前の旅行会社で翌日のバジェスタス島ツアーを申込みました。この旅行会社はワカチナの宿で教えてもらい、予約と値引き交渉までしてくれてました。ツアー代:30ソル(約1,100円)+バジェスタス入島料:1ソル。
それから、あらかじめ調べてた安宿へ行ってみると満員だったので違う宿を探すことにしました。しかし既に営業してない宿がいっぱい。そんな状態なので営業してる安宿は満員状態。旅行会社や地元の人達が何人も協力してくれ、やっと宿Hospedaje Ginoが見つかりました。
それにしてもこの町の様子はおかしいです。崩壊してる建物がいっぱいです。私が決めた宿も両隣は崩れて空き地になってます。その理由を地元民に確認したところ、大地震のせいだそうです。2007年8月15日のペルー沖地震についてはもちろん知っていましたが、10ヶ月近く経った後もあまり修復が進んでいないようです。
マグニチュード8の南米でも最大規模の地震だったそうです。約500人の死亡者、約300人の行方不明者を出し、最も被害の大きかったここピスコでは、約70%もの建物が壊滅したようです。一説には再建に4億ドルも投入してるらしいけど、この時点でまだ多くの学校や病院が崩れたままだそうです。教会のミサに参加してた150人以上も死亡しました。その教会も未だに崩れたままです。
夕食は屋台風の食堂がたくさんあったので、アンティクーチョの定食を食べました。アンティクーチョはペルーでよく見かける料理で、牛の心臓を串焼きにしたものです。串焼きを1本づつでも気軽に買えるので、私はペルーにいる間、2日に1回くらいは食べてました(^^)。ペルー料理の中でもアンティクーチョは1、2を争うくらい好きです。ちなみに最近は心臓以外の部位もよくあるそうです。
定食屋は、Independencia通り沿いなどに集まっていました。ポテト、サラダが付いて、5ソル(約190円)。ペルー名物のインカコーラも飲みました。インカコーラはペルーでしか見かけないコーラで、黄色くて弱炭酸飲料です。最初は味の薄い炭酸にしか思えなかったけど、飲んでるとだんだんクセになるのが不思議です。他のジュースやコーラより高いけど、地元民もよく飲んでます。食堂で飲むとビン代を取られないのでスーパーで買うより安いことも多いです。
5/28は、朝7時くらいからミニバンでピスコを出発して、パラカスという港町に到着。そこで30人乗りくらいのボートに乗り換えて、いよいよバジェスタス島へ出発です!。するとすぐに全長約190mもの巨大な、Candelabro(カンデラブロ。燭台)の地上絵が見えて来ます。チリ北部やナスカに続いて5箇所目の地上絵です。スペイン人が入植した後に作った説も捨てきれないようです。
島への途中、イルカが近くを泳ぐ姿も見れました。何度か水面から顔も出してくれ、かわいかった♪。そして島が見え出すと、ものすごい臭さが気になり出します。これはペンギンや水鳥の匂いだそうです。
バジェスタス島は岩の島で、人の代わりに多くの水鳥が生息しています。「鳥の島」又は「リトル・ガラパゴス」とも呼ばれています。ガラパゴス諸島と同様に冷たいフンボルト海流のため、夏でも涼しいそうです。だから、フンボルト・ペンギンがたくさんいます。ガラパゴス・ペンギンやマゼラン・ペンギンと似た小さなペンギンです。
ボートが近づくと、まずペンギン君達が挨拶してくれました。仲間で集まってよちよち歩く姿は本当にかわいい♪。見れない日もあるらしいけど、この日は岩の洞窟の中にも20匹以上の群れを見れました。そして次に迎えてくれたのはアシカの仲間のオタリア。群れで寝そべってたり、子供達が遊んでたり、岩の間で寝てる赤ちゃんもかわいかた。
バジェスタス島にはこれ以外にも水鳥を数種類見れます。ガラパゴスのアオアシカツオドリの仲間である、ペルーカツオドリや、コバネウの仲間海鵜(ウ)、アジサシ(くちばしの赤い鳥)、カモメの仲間など。
約1時間半のクルーズが終わると、パラカスの町へ戻り、そこからミニバンでピスコの町へ戻りました。それからバス会社へ行って昼過ぎ発のチケットを購入しました。昼食には屋台で売ってておいしそうだった、かき揚げ風のハンバーガーを食べました。2つで1ソル(約38円)。安くておいしいです。食後には地震で崩れた町を少し探索しました。
そして最後に広場から東へ1kmくらいの墓地へ行ってみました。ロンプラによるとこの墓地にはVampire Sarah Ellen Roberts(吸血鬼サラ・エレン・ロバーツ)が眠っているということなのです。しかし墓地は広くて。しかも吸血鬼の墓の場所を人に聞くのも抵抗があったので、見つけることが出来ませんでした。
この吸血鬼(バンパイア)は英国婦人で、Bride of the Dracura(ドラキュラの花嫁)とも呼ばれるそうです。1913年に心臓を杭で打たれ、この世に復活することを誓いながら死んでいきました。そして1993年に調べてみると、墓の中には遺体がなかったそうです。まさにミステリーです!。(牛のですが)心臓と吸血鬼、ジョジョの世界ですね(^^;
それからバス会社のオフィスへ行って、次の目的地でありペルーの首都である、リマ行きのバスへ乗り込みました。
と言うわけで、クイズ!ゆめぽろ丼の答えは「(牛の)心臓」でした(^^)/
Gracias(グラシアス。スペイン語)「(最後まで読んで頂き)ありがとうございます」、
Buenas Noches(ブエナス・ノチェス)「おやすみなさーい」(-_-)zzz「コテッ」