今日は昼はのんびりと町や海岸を散策して、夜にはこの辺りでしか見られないという「土ボタル」を見に行くことにします。しかし土ボタルのいる場所までは車かツアーが必要みたいです。わざわざこれだけのために車を借りるのも面倒だし、何より道に迷いそう(^^ゞなので格安ツアーを探してみようとインターネットを検索しました。
ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
昨日から宿泊してる「Couple O’days」という宿ですが、なんとインターネットできるデスクトップPCが1台あって宿泊客は無料で利用できます。まぁそこまでは最高♪の環境なのですが、とても古いPCでかつ回線が非常に細いのかネット速度がめちゃくちゃ遅いのです。。そして1台しかないため、常に待ち客がいて最高20分単位で交代する必要があります。20分といったら、ログインしてメール読んで迷惑メール報告して……とこのへんで終わってしまうのです(>_<)そこでマイPCを接続したい!と頼んだら出来ないと思うけど試してみ。と言われたので試したらあっさり接続できた♪ので少しは快適になりブログアップもできました。
土ボタルツアーは、日本でgreyhoundチケットを安く購入したオーストラリアの旅行代理店が安く手配してくれました。最初は土ボタルだけのつもりでしたが、世界遺産にも登録されている近くの山(と言っても結構遠い)へ夜出かける日本語ツアーを選びました。夜というのは、土ボタルは夜じゃないときれいに見られないし、オーストラリアの動物のほとんどは夜行性なので、その活動してるとこを見るチャンスは夜の方が多い!ということらしいです。
A$110/人(約11,000円)もしますが、土ボタルだけのツアーもA$70くらいはするし!バーベキューが付いてるし!と自分に言い聞かせながら選びました(^^;ツアーを決めると、海岸へ行きました。ゴールドコーストと言えば海のイメージです!しかし雨模様でもあり、海に人はまばらです。ビーチバレーしてる筋肉ムキムキの白人男性達、ウォームアップしてるサーフィンスクールの生徒達(日本人らしき人多し)、激しい波に果敢に挑戦して敗れ去ってばかりの初級~初中級っぽいサーファー達、水遊びしてる家族。ぐらいでしょうか。
ここはサーファーズパラダイスというくらいだから、サーフィンには絶好のポイントなのでしょう。でもサーフィンする場所なので、危ないので海水浴は禁止されてるのでしょうか。私は雨で肌寒かったので海に入る気はしませんでしたが。。17時過ぎに土ボタルツアーの集合場所へ向かいました。が、その途中でJTBオフィスを見つけ、表看板に「シーワールドA$58」とありました。明日入場口で買うとA$65(約6,500円)なので、これはお得だ~と思い時間もないのに購入しました(^^)vラッキー。
土ボタルツアーは日本語ガイドなので、当然日本人の客ばかりでした。私はこういうツアーは初めてです。日本人ガイドって普通はかなり値段が高くなるし、下手な日本語だと翻訳間違いも多そうだと思ってたし、何より外国来てまで日本人で群れるのがイヤだなーと思ってましたから。でもこのツアーは英語ツアーと同額(内容は変わるかもしれないけど)だったし、ガイドは日本に2年住んでたそうで一部の日本人?よりも言葉をたくさん知ってそうでビックリしました。笑わせるツボも、間の取り方も日本人と同等かそれ以上だったので、長いバンでの移動も苦になりませんでした(^o^)日本人客は他に10人くらいでほとんど20~30代っぽかったです。
約6時間のツアーで、往復4時間弱はバンでの移動でした。しかし行きの移動中は、まだ明るかったのでゆっくりと山を登っていきながらたまに止まったりして、みんなで野生動物を探しました。最初に野生のワラビー(小型のカンガルー?)を見つけた時は感動しました♪車が近づくと、ピョンピョンと飛んで逃げます。次から次へといっぱい見ることができました。そして、ユーカリ林では野生コアラを探しました。でも見つかりませんでした。
毎日あるこのツアーでも滅多に見つからないそうです。それもそのはず、車道近くのユーカリにいる確率も低いだろうし、もう暗くなる時間だし、走ってる車からかなり木の高い位置にいるコアラを見つけることは難しいと実感しました。ガイドも言ってたとおり、シロアリの巣をコアラと間違えたこと幾数度。ツアー途中で、パイソン(ニシキヘビ)を首に巻きつけて記念撮影するというよくあるサービス?もありました。
みんなキャーキャー言いながらも首に巻きつけたり、体を触ったりして「ヘビ皮だぁ~」「思ったほどヌルヌルしてない~」など騒いでました。私も怖いながらも首に巻きつけて記念撮影。。のつもりが顔全体に巻きつかれて気持ち悪い~(>_<)。ほっておくとどんどん締め付けられます。食ってもうまくないぞぉ~~。子供なんて全身巻きつかれそうなのに喜んでました。すげーー。
そして、世界自然遺産にも指定されている「ラミントン国立公園(Lamington National Park)」の「オライリーズ(O’Reilly’s)」という山中に着くと車を降りて、ブッシュウォーキング(自然の中を自分の足で歩くこと)開始です!さぞいろんな動物と会えるだろうと思ってたけど、人間の群れが歩いてるので逃げたのか、ワラビーと青ザリガニとトカゲ!くらいしか見つかりません。何よりも真っ暗闇なんです。強力な懐中電灯を照らしても闇が濃くて足元すらろくに照らせません。ガイドはさすがにでかいライトを持っていて、それならかなり先まで照らせます。
さてメインイベント!の土ボタルまで辿り着きました♪全員のライトを消すと……すご~い。今まで見たことないような幻想的な感じです。真っ暗闇の中、土ボタルの超大群が星のように光っています。中にはチカチカ光るのもいたり、動いてるのがいたりして、生物だということが分かります。土ボタルとは、日本のホタルとは違います。蚊やハエなどに近い虫(GlowWorm)の幼虫がお尻で発光しています。
そして世界中でも、オーストラリアのこの辺の地域とニュージーランドでしか見ることができないとても貴重で珍しい生物だそうです。それが岩などにくっついて光輝いているのです☆フラッシュなどの光には弱いため、残念ながら写真は撮影できませんでした。試しにフラッシュなしで撮影したけど真っ暗でしたし。。一眼レフとか何かテクニックを使えば取れるのかなぁ?
土ボタルを見た後は、バーベキュータイム。まぁ個人的にはこれなしで料金を安くしてほしいけど、ワニ肉入りソーセージや、カンガルー肉も含め、でかいオージービーフ、チキン、サラダ各種、アップルパイ、飲み放題だったので、結局大満足でした♪食後は、もう肉は見たくもないという状態になりましたが(-_-;)。ワニ、カンガルーの肉は違いがよく分かりませんでした。食事中にガイドがリンゴでポッサム(リスの大きい版?木登りが早い!)をおびき寄せてくれてました。すると3匹のポッサムが現れてリンゴを食べてました。人間が来ても逃げないので写真撮影はやりやすかったけど、餌付けされてるのでは?と疑ってしまいます。まぁでも触ったりできた(すごいふわふわ)のでよかったとしよう。
空を見上げると雨上がりなので満天というわけではなかったけど、日本特に東京では絶対に見ることができないくらいの星の数でした。天の川もきれいに見えます。南十字星(日本本島では見えません)は残念ながら一部しか見えませんでした。
帰りのバンでもコアラを探したけど見つからず、あとはほとんどの人が眠りについて、私も当然寝てました。全員のホテルまで送ってくれました。それにしても他の皆は有名なホテルに泊まってます。今回のツアーも含まれていたかオプショナルだったんだろうなと思います。私のような旅は理解できないでしょうね(^^;。宿に着いたのは23時半頃でした。幻想的な土ボタルの夢を期待しながら(-_-)zzz「コテッ」と寝ました。