ロットネスト島は自転車で充分なほど狭い島なので、私は自転車か徒歩で廻るつもりでしたが、雨が振りそうなので2時間バスツアーを申し込みました。A$24.3(約2,400円)/人。出発の13:30までに持参のサンドイッチを食べて、バスツアーに乗り込みました。平日だというのに30人近い乗客がいました。GW中なので日本人も数人参加していました。
ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
っ(^。^)バスは島を一周しながら見所を廻ってくれます。ロットネスト島は海がきれいなので海岸をいくつか廻り、灯台や草原なども行きました。途中、雨が激しく降ってきたのでバスで良かったなぁと思いました。海ではシュノーケルやダイビングも面白いらしいけど、もう寒いのでとてもする気にならないし、してる人もほとんどいなかったです(1組だけいたけど寒そうでした)。ところでロットネスト島へ来た目的は他にあります。
この島の名前の由来になったラット(ねずみ)を見に来たのです。入植時にねずみと間違えられたその動物は、カンガルーやワラビーの仲間でQuokka:クォッカと呼ばれています。今はロットネスト島にしかいない貴重な小動物です。ツアー客の多くもこのクォッカを見たいので、ドライバーは木や草むらのある場所では止まって探してくれました。しかしこの日は強風だったので、クォッカは隠れてしまってるようです。
特に海岸の強風はすごくて、ふんばらないと飛ばされそうなくらいでした。残念ながらいつもよりは少なかったようですが、それでも何匹かのクォッカを見ることはできました。ツアーの最後の方では、木陰で餌を食べているクォッカを3匹くらい間近で見ることができました。かわいい動物です。ツアー後、ドライバーのアドバイスによりショッピングセンターへ行ってみると、その辺りにはクォッカ数匹だけでなく、クジャク=孔雀、カモなんかも歩いていました。孔雀はあちこちで見かけることができます。
フェリーは16:15が最終便だったので、それに乗ってフリーマントルへ行き、そこからは電車でパースへ帰りました。そして図書館へネット接続可能か確認しに行きました。するとマイPCでも接続可能でしたが、LANケーブルが必要で、今日は持ってきてなかったので接続できませんでした。宿へ帰るといつものように夕食を作って食べました。日本人ワーホリ達が大勢、明日出発する人の送別会をしてました。かなり騒がしくて、酔っ払ってる人も多くいたけど、それはそれで日本人どうし助け合いながら生きてくことは大切だと思います。問題はその後。。
私が夕食後、部屋へ戻ると飲みすぎた日本人ワーホリ女性が私の部屋の中から出てきて、入口で吐いてました。その女性は同室ではありません。しかも後処理をせずにどこかへ消えてしまいました!更に仲間達の誰も後処理をせず笑ってるだけです。更に悪いことに、その女性は間違えて私のベッドで寝てたらしいのです。気分悪くてそんなベッドで寝れるもんじゃありません。私はシーツを変えてもらいたかったので、中国人のフリアコに頼みました。かなり待ってから、マネージャーが外から帰って来ました。
そして事情を話してシーツを変えてもらい、やっと寝ることが出来ました。いや実際は、日本人ワーホリのマナーの悪さに腹が立ち、あまり眠れませんでした。私がオーストラリアですぐ眠りにつけなかったのは初めてです。更にあきれたことに、犯人の女性は次の日の朝も、私にはいいとしてマネージャーにも謝りに来なかったそうです。私の推測では床を汚した請求をされるのがイヤで、仲間もグルで隠れてたのでは?と思います。ワーホリの多くはマナーを守る大人です。しかし、このように最悪な人もいるようで、同じ日本人としてとても残念です。
そうして私のオーストラリア最後の夜はあまり眠れず、5/1を迎えたのです。フリー朝食のパンをジャムたっぷりつけて食べてから、荷物整理してチェックアウトしました。今夜のエアポートシャトルもその時に予約しました。同室の女性もチェックアウトしてたのですが、どうやら昨日の犯人の仲間だったようで、私に謝ってきました。でもその人は事件が起きる時には既に寝てたそうなので罪はないと思います。
宿のマネージャーは昨晩の犯人はまだ見つかってないと言ってました。たぶんもう見つからないでしょう。まるでアガサクリスティー「オリエント急行殺人事件」(例え悪いかも)。気を取り直して今日はパース市内にある、Kings Park:キングスパークへ行ってみました。バスを2台乗り継いで30分くらいで着けます。無料区間です。キングスパークからはパースの町を見下ろせます。ウォーキングトレールも整備されていて、植物や庭園を見ながら散策できます。
もう少し暖かい季節なら花が満開らしいけど、今の季節は少ししか見られなくて残念でした。その後、図書館へ行ってネット接続しようとしたけど上手くいかず、宿へ帰りました。そして少し早いけど夕食を作って食べてから、仲良くなったワーホリ女性などと話をしながら、エアポートシャトルが来るのを待ってました。そして19時過ぎにシャトルバスが来たのでそれに乗ってエアポートへ向かいました。1時間以上もパースの宿を廻った後、21時過ぎにパースの空港へ到着しました。出国手続きはとても簡単でした。
オーストラリアは入国がとても大変だったので拍子抜けしました。そして定刻の23:10からは20分くらい遅れて飛行機へ乗り込めました。乗るとすぐに眠ってしまい、次に起きたのは食事が出てきてからなので離陸後でした。食事後はまた寝たのであっという間に成田へ到着しました(約9時間後)。東京では1泊だけして、翌日には大阪の実家へ夜行バスで帰省しました。次の出発まで旅行準備をすすめていくつもりです。また、中途半端になっているHPについても、海外で更新しやすいように改良しようと考えています。