ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
高度2000mのグアナファトはこの時期、過ごしやすい気温でした。2007/9/25の夕方、サンミゲル・デ・アジェンデからの長距離バス[移動方法]で、グアナファトへ到着しました。サンミゲルへ行く途中で1泊した宿Hotel Granaditas[宿について]が安くて居心地もよかったので、再びそこに宿泊することにしました。
9/26は美しい町グアナファト[詳細]には黄、紫、赤、緑、青などいろんな色の家があってきれいです。この町は18世紀には世界の3分の1もの銀を産出し、その富により美しい町が形成されたそうです。
1810年9月16日には、この近くの町ドローレス・イダルゴで、イダルゴ神父がメキシコ独立を呼びかけました。これが有名なドローレスの叫びと呼ばれていて、グアダラハラの州庁舎で既に見た壁画はまさにその場面なのです!
この日はミイラ博物館へも行きました。イダルゴ広場前の市バスターミナルから「Momias」行きに乗れば行けるけど、降り場所が分からずかなり行き過ぎてしまいました。戻るためにまた市バスに乗ったので1回分のバス代を損しました(>_<)。でも今度はドライバーの横に付いて「ミイラ!ミイラ!」と唱え続けたので、なんとかその場所へ降ろしてくれました。でも降ろされた場所からも横道みたいなとこに入るので、地元民に聞かないと分かりづらかったです。
博物館の中は、本当にミイラだらけです!赤ちゃん、子供、大人、老人などほとんどそろっていますが、だんだん気持ち悪くなってきます。。このミイラ達はエジプトのようにがんばって作ったものではなく、この辺の乾燥した気候と鉱物質の土により自然に作られたのだそうです。しかしここだけではなく、メキシコ人は本当にミイラやガイコツが大好きで、これ以降もあちこちで見かけることになります。
9/27にはピピラの丘に登って、グアナファトの景色を上から一望しました。丘へはイダルゴ市場の前からピピラ行きバスに乗って約15分くらい。丘の上には大きなピピラの像があります。ピピラもメキシコ独立戦争時の英雄で、政府軍が立てこもったアロンティガに松明を背負って突撃したそうです。
ピピラの丘からの眺めは本当に最高です。町全体は中世ヨーロッパのようです。いろんな色の家があるのもはっきりと分かります。本当は夜景をみたかったのですが、周辺の治安は微妙に危なさそうだったので、あきらめました。
丘から降りるのにはケーブルカーを利用しようと思ったのですが、客が少ない平日の昼間だったからか運行していませんでした。それで行きと同じように市バスで町まで帰りました。
町まで降りると、ラパス広場とラウニオン公園の間にあるTruco7[食事について]というカフェで遅い昼食を食べました。人気店なので待ち客もいて約30分くらい待ちましたが、カフェも料理も安くて本当においしかった♪です。
その後、アロンディガ・デ・グラナディータスへ行きました。ここは、メキシコ独立の時に政府軍が立てこもって、イダルゴ神父が率いる解放軍と戦った場所です。上でも書いたように、ピピラの活躍で解放軍の進撃が大きく進むことになりました。
しかしその翌年には政府軍が奪回して、イダルゴ、アジェンデなど4名の指導者は処刑されてしまいました。建物内も見学出来て、グアナファトの歴史に関する壁画や、独立時の英雄達の顔(大マスク)などを見ることが出来ます。
ディエゴ・リベラ博物館へも行きました。リベラはシケイロスやオロスコなどと共にメキシコ壁画運動の中心人物でした。その運動の意味は、字の読めない貧民層にもメキシコ革命や歴史について理解してもらうことにあったらしい。この博物館にはあまり有名作品はないけど、リベラが生まれてその家族が実際暮らしていたということで、その当時の生活感を実感することが出来ます。
9/28の朝起きると、宿のすぐ外の大通りAv.Juarezで、パレードが行われていました。軍人が多く行進してたので、軍隊パレードだったのかも知れません。聖歌隊のように楽器演奏するグループも多かったため、かなりにぎやかでした。しかもとても長くて、数時間はパレードが終わりませんでした。私は宿のテラスから見てたけど、あまりにも長い時間だったので、途中で飽きてしまい見るのをやめたほどです。。
その日は次の都市へ移動したかったけど、バス通りがパレードでふさがっててバスターミナルまで行ける市バスに乗ることが出来ませんでした。しょうがないので宿で少し時間をつぶし………。午後になってもパレードは続いています。いったい何人がパレードしてるんでしょうね?時間つぶしに今度はLa Carreta[食事について]で食事しました。この国は本当にチキン(スペイン語でPollo(ポジョ))が大好き!
14時前にやっとパレードが終わったけど、溜まってた車が大移動するわ、市バスに乗りたくてうずうずしてた地元民が大挙するわで、とてもバックパック背負った状態では市バスには乗れそうもありません。なのでまたしばらく待ってからやっとバスターミナルへたどり着けました。フー。そして、、次の目的地サルバティエラへ向かう長距離バス[移動方法]に乗って、今度こそ!牛追い祭りを見たいなぁ☆
それでは、おやすみなさーい(-_-)zzz「コテッ」