ゆめぽろ(@yumepolo)です。こんちはっ!
サルバティエラはこの時期、日本の秋くらいで過ごしやすい気温でした。2007/9/28の18時前、グアナファトからの長距離バス[移動方法]で、サルバティエラへ到着しました。2等バスターミナルから町の中心へは歩いて行けました。この町は歩き方にも掲載されてないし、ネットでも出てこなかったので宿は着いてから探すつもりでした。祭り中だからか、なかなか安い宿が見つからなかったけど、町の人達に教えてもらいながらなんとかHotel Cuauhtemoc[宿情報]
を見つけました。
サンミゲル・デ・アジェンデで見れなかった「牛追い祭り」ですが、今年はここサルバティエラで開催されることをつきとめてやって来ました!祭りはMARQUESADA(マルケサーダ)と呼ばれてました。とても小さな町で、この祭りがなければ来ても見どころはないと思います。ただ観光客慣れしてない雰囲気はよかったです。宿にはキッチンがなかったけど、宿が経営してる店に電子レンジがあったので、スーパーで買ってきたポップコーンを作って食べました。
その夜は牛追い祭りの前夜祭だからか、宿近くの広場でコンサートがありました。ノリのいいメキシコ人の若者がリードしてて、いろんなバンドがそれぞれの得意曲を披露するので飽きずに楽しめました。10組くらいのバンドが演奏したと思います。バンド交代の合間には観客席へ向けて、サルバティエラ祭のグッズやお菓子などを投げてたけど残念ながら私は何も取れませんでした。
9/29は朝からきれいな衣装を来た女性たちが車に乗ったパレードが行われました。そして午前10時頃から牛追い祭り[詳細](Panplonada)が開始される予定でした。でもなかなか始まらず、結局1時間くらい待たされてやっと牛を見ることが出来ました。牛が走るコースは町中の道ですがフェンスがしっかりされています。
牛に追われたい希望者はフェンス内へ入ることが出来ます。見学する人は安全なフェンス外から見れます。フェンス内の人はほとんどが勇気ある?男性でしたが女性も数名いました。フェンス内の人達は牛が走る前にも何度もフェイクで走り出したりして、観客を楽しませてましたが数回やるとブーイングです。牛型花火を持って走ってきた人には大興奮でしたが。
牛追いは約30分間隔で3回くらいに分けて行われました。最初は4匹の牛がすごい勢いで走って来て、あわてた人はころんだりして面白かったです。この4匹の時が一番牛追い祭りっぽくて盛り上がりました。2回目は3匹くらいがやって来て、たまに後ろに戻ったりしながら追い立てる人達のとこへ突撃したりしました。3回目は1匹だけがゆっくりとやってきて、闘牛のように赤いマントを持った人に攻撃をしかけたりしました。
いまいちこの祭りが盛り上がらなかったのは、牛を小出しにしたことや、フェンスを頑丈に張りすぎたこと、待ち時間が長すぎたこと、牛の数が少なかったことなどだと思います。まぁこれらは多分、安全を配慮してのことなのでバランスが難しいのかもしれません。おかげでケガ人は出たけど、死人は出なかったと思います。機会があれば今度は本場スペインの牛追い祭りも見たいなと思いました。やはり多少危険でも、町の中を走り回る牛が見たいです!
牛追い祭りが終わると、宿に預けてたバックパックを取りにいってバスターミナルへ向いました。そして次の目的地モレーリアへ向かう長距離バス[移動方法]に乗りました。
それでは、おやすみなさーい(-_-)zzz「コテッ」